20191008 UPLAN 内田聖子「STOP水道事業民営化=公益事業の私物化を許さない」

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【オルタナティブな日本をめざして(第34回)】
豊かな水に恵まれる日本列島ですが、これから日本が人口減社会に入る中、戦後築き上げられてきた水道事業施設の老朽化が進んできました。特に過疎化する地方では、水道事業収入の先細りと担い手不足が深刻化し始めており、施設の現状維持でさえもがままならなくなっています。また、都市部においても、自治体財政が切り詰められる中で、水道事業などの公益事業も必要な施設更新や世代交代人事が思うように進められず今日に至っています。そんな中、我が国政府は、水道事業にコンセッション方式という運営権の民間企業(外資を含む)への長期間売却方式による民営化方針を打ち出しました。しかし、このコンセッション方式は、海外では多くの国や都市で失敗に失敗を重ね、ウォーターバロンなどと言われる一部の営利企業の利益だけが優先される結果に終わっています。今回は、この水道民営化問題について、最初に新しいDVD「どうする? 日本の水道―自治・人権・公共財としての水を」の上映を行い、そのあとこの問題にお詳しい内田聖子さんに水道事業民営化への対応についてご講演をしていただきます。みなさまのふるってのご参加をお待ちしております。 
講師:
内田聖子さん(うちだ しょうこ)さん 
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表
 
慶応義塾大学文学部卒業。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフとなる。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアなどの市民社会とともに活動。編著に『日本の水道をどうする?民営化か公共の再生か』(2019年、コモンズ)、共著に『自由貿易は私たちを幸せにするのか?』(2017年、コモンズ)など。