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【放射線被ばくを学習する会】
政府は「1ミリシーベルトの約束」自体、なかったかのごとく装い、線量の測り方もゆるくしようとしています。最近、福島県伊達市民の線量をガラスバッジで測定し、線量限度をもっとゆるめるべきだと暗示する早野龍五・東大名誉教授らの論文が、まったくインチキであることが明らかになりました。
これまで政府は“避難指示を解除しているのは年間数ミリシーベルトの所だけ”としてきましたが、年間最大18ミリシーベルトを超える福島県大熊町の大川原・中屋敷地区の避難指示を4月10日に解除しています。帰宅困難区域に特定復興再生拠点を設け、さらに線量の高い所に住民を住まわせようとしています。住民に被ばくを強い、オリンピックまでに形だけの「復興」を取り繕おうという計画です。。
「1ミリシーベルト」をガラスバッジで測ることがそもそもの誤りであり、平均値を問題にするのも誤りです。なぜそうなのか、線量限度の意味から考えます。