今、日本のメディアをめぐる状況は、深刻です。
2018年12月28日、政府は内閣記者会宛に、菅義偉官房長官に対する東京新聞望月衣塑子記者の質問について「事実誤認がある」と決めつけ、不当に圧力をかけてきました。
こうした安倍政権によるメディアへの介入・攻撃に対して、主権者たる国民・市民が共同して、「政権によるメディアへの介入攻撃は許さない」「メディアの取材の自由と国民の知る権利を守れ」の声を大きく広げていくことが、今、緊急に求められています。
安倍政権と取材の自由-官邸による取材の自由と国民の知る権利への侵害を跳ね飛ばす院内集会-
日時:4月22日(月)17:30~19:30(開場17:00)
場所:衆議院第一議員会館 大会議室
丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」1番出口徒歩3分
半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町駅」1番出口徒歩5分
※16:45より1階ロビーにて入館証を配布します。
(先着300名となり次第締め切らせていただきます。)
第1部:講演「民主主義とは何か~安倍政権とメディア~」
講師:望月衣塑子氏
第2部 パネルディスカッション
「安倍政権によるメディア攻撃をどう考えるか、どう立ち向かうか」
梓澤和幸氏(弁護士)
永田浩三氏(武蔵大学教授)
望月衣塑子氏
コーディネーター:清水雅彦(日本体育大学教授・憲法学)
◆連帯あいさつ・アピール採択
主催:改憲問題対策法律家6団体連絡会
※入場無料
※事前申込不要
お問い合わせ:TEL 03-5367-5430(日本民主法律家協会)
パネリスト紹介
望月衣塑子氏
1975年、東京都生まれ。
東京新聞社会部記者。
慶應義塾大学法学部卒業後、東京・中日新聞に入社。
千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。
2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の事実をスクープし、自民党と医療業界の利権構造を暴く。
東京地裁・高裁での裁判を担当し、その後経済部記者、社会部遊軍記者として、防衛省の武器輸出、軍学共同などをテーマに取材。
17年4月以降は、森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、取材をしながら官房長官会見で質問し続けている。
著書に『武器輸出と日本企業』(角川新書)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび書房)、『THE 独裁者』(KKベストセラーズ)、『追及力』(光文社)、『権力と新聞の大問題』(集英社)。
2017年に、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。
梓澤和幸氏
弁護士。
日本ペンクラブ平和委員会委員長。
立憲主義回復国分寺市民連合共同代表。
永田浩三氏
武蔵大学教授。
元NHKプロデューサー。
「表現の不自由展」共同代表。
▼改憲問題対策法律家6団体連絡会
当連絡会は、安倍政権の進める改憲に反対するため、共同で行動している6つの法律家団体(社会文化法律
センタ一・自由法曹団・青年法律家協会弁護士学者合同部会・日本国際法律家協会・日本反核法律家協会・日本民主法律家協会)で構成されています。
これまで秘密保護法や安保関連法、共謀罪の制定にも強く反対し、市民との共同行動を続けてきました。
▼賛同団体
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
安倍9条改憲NO!全国市民アクション
日本ジャーナリスト会議(JCJ)
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)