木村英子『改正バリアフリー法に追加された「心のバリアフリー」について』2020 5 14国土交通委員会質疑

2020年5月14日参議院国土交通委員会一般質疑にて。社会のあらゆる場所で障がい者と健常者の間に生じる心のバリアについて言及。木村英子自身の経験をもとに幼いときから障がい者と健常者が分けられることなく、同じ社会でともに生きられる実践を積み重ねていくことが不可欠と話す。建物や交通のバリアフリーが進む中、心のバリアフリーは最も難しい課題として残されている。今回、国交省はバリアフリー法の改正により、市町村が学校と連携してバリアフリー教室の取り組みを推進する。その取り組みに期待を込めて、障害当事者の視点や経験の重要性を指摘し、バリアフリー教室の企画の段階で障害当事者の参画を提案する。また文科省に対しては、学校の授業にバリアフリー教室を取り入れ、障がい児と健常児の交流を進めて欲しいと訴える。