【壊憲NO!96条改悪反対連絡会議】
移住者と共生していく社会をめざそう!9・20労働者・人民集会
労働者・人民のみなさん!
政府・自民党は「政治とカネ」問題にみられるように、「議員の地位」にしがみつくことが最優先で、労働者・人民のことは「金儲けの道具」としか見ていません。それは、この日本社会に生きる移住労働者に対しても同じです.
昨年の通常国会で「難民申請3回以上で強制送選を可能とする」入管難民法が成立し、今年6月10日から施行されました。
さらに今年の通常国会でも6月14日に、「現代の奴隷制度」として悪名の高かつた「技能実習制度」を約30年ぶりに「改正」するとして「育成就労制度」の創設を柱とする改定入管法が成立しました。しかし、この「育成就労制度」では、家族の帯同は認めず、「転籍の自由」にも制約を課し、「技能実習制度」でも問題視されていた民間の「監理団体」は「監理支援機関」に名を変えただけ、など問題点だらけの改定でした。
さらに、今回の改定入管法では、「永住許可制度の適正化」と称して、税や社会保険料を滞納した場合や拘禁刑に処された場合、さらに在留カードを不携行の場合など、在留資格の取
り消しを可能とする制度も盛り込まれています。
まさに、これは「改正」ではなく改悪であり、移住労働者の基本的人権は認めず、目先の人手不足解消のために、移住労働者を差別し使い捨てにする悪法です。
労働者・人民のみなさん!
日本はいま、政府の無策によって、少子高齢化社会となり、1年に千葉市の人口にあたる約100万人が減少している状態です。外国人労働者を迎えて「共生」の社会を築くことが、子や孫の代へむけたわれわれの使命なのです。
今回の集会で、指宿弁護士から今後の闘いへの問題提起を受け、ともに闘う意思を確認しましょう! 多くの労働者・人民の結集を呼びかけます。