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20240721 UPLAN BMIといのちの重さ―技術は救世主になるのか

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【ゲノム問題検討会議連続セミナー(第3回)】
いのちを操作する技術は、脳や知能におよび始めています。
これまで私たちは、脳と機械をつなげるBMI(Brain-Machine Interface)をテーマに取り組んできました。
この新しい技術の応用は、当初から、その可能性とともに危険性が指摘されてきました。
これはAIの発展とも関わりが深いものです。
急速な技術の発展があり、どのような可能性がひらけているのか知るのは容易でありません。
今回は、BMIが人間にどのような可能性や影響をもたらすのか、障害者が恩恵を受けるとされるが、障害者の視点からはどのように見えるのかなどを考えていきたいと思います。
とりあえずは利得をもたらしてくれる新たな科学技術ですが、長期的に見て人間が望む幸福な生活を導きだしてくれるのでしょうか。
BMIによって人間の意識を高次化してくれるというが本当でしょうか。
BMIが新たな困難な問題をもたらすことはないのでしょうか。
今回、問題の概要を生命科学者の四ノ宮成祥さんにお話しいただき、重い障害のある娘を持つ母であり、科学技術の拡充がもたらす問題について考えてこられた児玉真美さんと、人の心と AI の相互作用を研究されてこられた戸田聡一郎さんにそれぞれのお立場からのお話を伺い、BMIにかかわる倫理的な問題を、「いのちの重さ」を基本に置いて考えていきます。