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元山陽新聞記者でジャーナリストの三宅勝久氏の新刊『小池百合子東京都知事と黒塗り文書』の発売を記念して、2019年7月13日、稲城市立iプラザで「行政と記者クラブとの癒着で後退する情報公開」と題する講演会が開かれた。
三宅氏は「記者クラブメディア(新聞、テレビなど)も住民も税金の使途に関心を持たないため、議員と役人によるお手盛りの支出が長年続いている。それを明らかにしようと情報公開請求しても、『個人情報』などを口実に黒塗りの文書しか開示しない」と指摘。「記者クラブメディアが大本営発表をタレ流している現在、国民が自ら動かないと、正確な情報は得られない。地方公共団体に対する情報公開請求は、その手段の1つだ。黒塗り文書が開示されても、私のように本人訴訟で争うこともできる。弁護士がついていなくても、過去、何回も勝訴している」と話した。
税金の取り方の議論ばかりされるのは、税金の使い方の議論をされたくない議員や役員が記者クラブメディアを利用して世論を誘導しているのではないかと考えさせられる講演だ。