ALPS処理済み水の含有核種・濃度は、小委員会にどのように知らされていたのか
https://plaza.rakuten.co.jp/haruhasi/diary/201809180000/
山本一良委員長「第1回目の 小委員会で資料が出ているのは確かです」
https://youtu.be/2mjT5onkg98?t=4m06s
外部の方からのご指摘で、同じ資料 https://goo.gl/r5nbjh のP15の右側の表:
主な核種の放射能濃度 多核種除去設備等処理水 Cs137、Sr-90、トリチウムが示され、
いずれも告示濃度限度基準を超えていることが分かった。
しかしI-129などの公表はなかったことになる。測定した全ての核種の濃度と告示濃度
限度基準を表にして示し、第1回目の会議で議論すべきだったはずだ。
これから議論してのALPSグルグル作戦では本末転倒である。
【ALPS小委員会では処分方法は決めない】
動画【おしどりキャス】20180831_公聴会@東京 https://twitcasting.tv/makomelo/movie/489677811
以下上記より一部引用
3時間05分50秒~TUFの記者からの質問に答える委員長「(処分方法を)我々は決める立場にはないと理解している。決めるのは、行政か政治家かは分かりませんが、決めるとろへ客観的なデータをお示しする、決定の時の判断の参考になるものを出す、というのが我々の仕事である。ですから今の小委員会が決めるということでは決してない、という理解です」
引用終わり
9月20日に行われた東電交渉の席で、ALPS汚染水の処分方法について東電は「国の小委員会での議論を踏まえ、国の方向性が示された後に検討し最終的に処分方法を決定する」と主体的取り組みはゼロの回答をしたが、東電は、上記の小委員会委員長発言を知らなかったことが判明した。現時点で一体誰が最終処分方法決定の責任者なのか不明です。
こうして議論が長引けば、タイムリミットまでの時間をいたずらに浪費し、タンク増設への準備時間もなくなる可能性があります。またこれまでの「トリチウム水タスクフォース」や「ALPS小委員会」での議論はなんだったのか。その意味で両委員会の委員長を務めた山本 一良 名古屋学芸大学副学長(名古屋大学 名誉教授)や経産省の責任は重大であると考えます。
【個人的な見解】責任のたらい回しの様相で、まさに無責任体質が露わになってきているように感じてなりません。それともタイムリミットを狙っているのか。または、その両者かもしれない。すなわち「一石二鳥」大作戦!。