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酒井大史候補応援に共産党市議「数年前まではライバルだった」(都議選立川選挙区)

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酒井大史候補応援に共産党市議
「数年前まではライバルだった」(都議選立川選挙区)

6月30日JR立川駅前で東京都議会議員候補の酒井大史(だいし)さん(立憲民主党公認)が、街頭演説を行った。酒井さんは、「多くの皆さんに支援していただいている、なぜそのような環境ができているのかといえば、それはとりもなおさず命と暮らしを守る政治がいっこうに感じないからです」と発言した。

酒井候補の街頭演説には、日本共産党の中町聡立川市議と若木さなえ市議が応援にかけつけた。中町聡市議は、「数年前までは酒井さんとは選挙でライバルでした。でもなぜ応援に転じたかというと、立川選挙区で命と暮らしを守れる候補者が酒井さんしかいないからです」と発言した。

市民と野党の共闘を支えたのは、「安保法制の廃止、立憲主義の回復を!立川市民連合」である。立川市民連合は都議選に向けて6月9日、酒井候補と「政策申し合わせ書」に合意している。小林光事務局長は、「今回の成果は2年前の立川市長選挙で酒井大史さんを市長にと市民と野党の共闘でき、その後の都知事選挙に引き継がれたことです」と語った。この間の蓄積が、今回の共闘を生んでいるのである。

街宣後共産党の中町市議は宣伝カーに乗り込み、酒井大史候補と次の街頭宣伝に向かった。(湯本雅典)