沖縄防衛局による名護市辺野古の新基地建設で、埋め立てに使う土砂の沖縄本島南部からの採取計画に対し、反対・抗議の意を示すため、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅 隆松さん(67歳)が3月1日からハンガーストライキに入った。
具志堅さんが長年にわたり、沖縄本島に眠る遺骨や遺品を、遺族のもとへ還す活動を続けてきた中で、突然浮上した土砂採取計画である。
沖縄戦で最も多く死者を出した本島南部には、未だ土の中に多数の遺骨が眠っている。
「戦争で命を落とした人々の骨を、再び戦争用の場所である軍事基地には使わせない」
今週と来週のウィークリー沖縄は、具志堅さんの命がけのハンガーストライキの模様をお伝えする。