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防衛ジャーナリスト半田滋が問う日本の安全保障、地位協定の現実。日本各地の米軍基地に軍用機や艦船でやってくる米兵には日本の入国審査も検疫もありません。いったん基地に入れば、表ゲートから日本の町に出ることも自由。そんな中で、米軍内でもコロナ感染は拡大し、今基地内では、コロナワクチンの接種が始まっています。では、基地で働く日本人従業員には接種されるのか。政府はこれを拒否します。健康被害について、基地内の接種には補償金が出ないから。他方で、日本人警備員は、日本法では違法な銃の所持を米兵と同等に求められています。軍人ではない、訓練も十分でない日本人から銃を奪おうとする者の標的になった歴史もありました。
問題の根源には、主権を失わせる不平等な日米地位協定があります。基地で働く日本人について考えます。
収録は、2021年2月10日