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20201130 UPLAN 許すな憲法破壊!菅政権による日本学術会議会員6人の任命拒否は憲法違反

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【菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会】
菅首相による日本学術会議の6人の会員の任命拒否事件は、菅政権の憲法破壊、法の支配の無視、抑制のない権力行使という菅政権の危険な体質を暴露したもので、黙過することは出来ない。戦前、軍部は医学、化学、物理学などに携わる科学者、技術者に軍事利用に有効な研究・開発を命じるとともに、社会科学系の学者に対しては戦争遂行のための思想統制に協力させて、これに異議を唱える学者を徹底排除した。戦後、日本学術会議は日清、日露から大東亜戦争に至る戦争の反省を踏まえ、政治権力から独立した組織として設立された。科学者や技術者の研究目的は国の平和と安全を維持し、国民の福祉を増進することだ、との誓いの下で会議は運営されてきている。菅首相はこうした日本学術会議設立の原点を無視し、会議を政権の都合のいいように改造することを企てている。
菅政権の行った任命拒否は、憲法23条で保障された学問の自由、憲法19条で保障された思想表現の自由を侵害する悪質な行政行為であり、政府がこれまでの国会審議で述べてきた政府と日本学術会議の関係に関する答弁を根底から覆すものであり、議会制民主主義の観点からも到底容認できるものではない。
菅首相は6人の学者の任命を拒否した理由について「総合的・俯瞰的」などと訳の分からない答弁を繰り返しているが、本音は「学者たちも政府に協力しろ」と言いたいのだろう。しかし、これを言えば憲法違反、日本学術会議法違反になる。
安倍内閣時代、菅首相は官房長官として官僚に対する内閣人事権を悪用し、“忖度官僚”を造ることに成功している。これに味をしめた菅首相は日本学術会議の会員任命権を使って、同会議を御用学者の山にしようとしている。民主主義社会における権力行使は抑制的であるべきだ、という基本を忘れた行政行為に対して各界の皆さんが連帯し、抗議し、撤回させようではありませんか。
11月30日、国会の議員会館に、立憲野党の国会議員・市民・学者・ジャーナリスト・芸能人・研究者・弁護士・学生など、広範な各界の皆さんが大結集して、立ち上がりましょう。
プログラム
主催者挨拶
連帯の挨拶立憲野党から
各界のスピーチ
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
望月衣塑子(新聞記者)
植野妙実子(中央大学名誉教授)
佐高信(評論家)
羽場久美子(青山学院大学教授)
平野貞夫(元参議院議員)
古賀茂明(古賀茂明政策ラボ代表)
纐纈厚(明治大学特任教授)
内田雅敏(弁護士)
大学生