水島 宏明(みずしま ひろあき、1957年10月21日 - )は、北海道札幌市出身のジャーナリスト・大学教授。北海道札幌北高等学校、東京大学法学部卒業後、1982年に札幌テレビ放送(STV)に入社。記者、NNNロンドン特派員、同ベルリン特派員などを歴任[1]。ディレクター時代の1987年、札幌市白石区の母子家庭で母親が生活保護の申請をさせてもらえず餓死した事件を知り、生活保護制度の問題点をまとめたルポルタージュ『母さんが死んだ―しあわせ幻想の時代に』や、准看護婦制度の問題点を問うた『天使の矛盾』を手掛け、反響を呼ぶ。
2003年に日本テレビ放送網へ移籍し、同局のドキュメンタリー番組『NNNドキュメント』ではチーフディレクターを務める。2007年、定住する住居がなく、寝泊まりする場としてインターネットカフェを利用するホームレスの人々を取材、『ネットカフェ難民 漂流する貧困者たち』と題して放送し反響を得る。
2006年4月からは朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』に解説委員(新聞・解説担当)として出演する。2008年には『芸術選奨文部科学大臣賞』の放送部門を受賞。 2012年に日本テレビを退社、同年から2016年まで法政大学社会学部メディア社会学科で教授を務める。2016年4月からは上智大学文学部新聞学科で教授(テレビ、ウェブ等のジャーナリズム論、貧困とメディア)を務めている。
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