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山岡淳一郎のインタビュールポ「真実はいつも少数派」」第2回
ハンセン病回復者であることを公表し、差別と偏見、排除の思考と闘いながら自伝『花に逢はん』(沖縄タイムス出版文化賞受賞)はじめ珠玉の作品を著してきた伊波敏男の半生後半。
沖縄脱出後、12回に及ぶ手術を経て手が動くようになった伊波青年。ハンセン病回復者であることを隠さず、堂々と生きようと決心する。だが、カミングアウトの試練は厳しい。結婚生活を撮ったNHKのドキュメンタリー番組は放送中止、家族とも離れ離れに。人間とは何か、尊厳とは何か、生きる本質が語られる。