消費税は詐欺!消費税廃止

【LIVE】れいわ新選組 公認候補予定者発表記者会見(2022年4月8日・国会内)

人物: 

山本太郎:
予定の時間を1分30秒ほど押してしまいました。申し訳ございません。れいわ新選組代表山本太郎です。本日もですね、次期参議院選挙の候補者を皆さんにご紹介したいと思います。全国比例です。ご紹介します。この方です。よろしくお願いします。大島九州男さんです。先の衆議院選挙でもれいわ新選組から立候補してくださいました。で、ある意味、古巣へ(笑)古巣へ復帰なるか?という戦いになるかと思います。それでは大島九州男さんからメッセージをお願いします。

大島九州男:
はい。どうも。麻生太郎と3回戦って3回負けた男でございますが、大島九州男でございます。今日はお忙しい中お集まりをいただきましてありがとうございます。そしてまた今回、れいわ新選組からですね、この参議院の全国比例に出させていただく、そういった配慮をいただいて、ご決定をいただきました、れいわ新選組代表、そしてまた多くの皆さんに感謝を申し上げたいという風に思います。

皆さんから質問される前に私のほうから「何でれいわなんだ?」と。いや、私も国会議員12年やりまして、結論から言うと私の思いですよ。自民党は、アメリカと経済界、大企業の言う通りと。じゃあ、私、元々民主党に長くお世話になりましたが、民主党は誰の声を聞いてるか、と。まぁ私の視点からすると、やはり大手組合の皆さんの声が一番大きかったかなと。で、これ私は何を言ってるか、と。根っこが一緒なんだということなんですね。簡単に言えば「原発廃止」ということを大きな声で言えるか、と。例えば「消費税廃止」っていうのを大きな声で言えるか、と。で、私はやはり現職時代、消費税のことを言った記憶がほとんどありません。別に忖度してるわけじゃないんですけど、そういうことをなんか言う土壌にはいなかったなと。しかし、れいわ新選組は根っこは市民ですから。「生きてるだけで価値がある、みんなに笑って欲しい」というその代表の願いを持って市民が集まった市民政党として、私はれいわのボランティアの皆さんと触れたことによって、これは自分ももっと頑張んなきゃいけないなというので、麻生太郎さんと3回目を戦う決意をしたとこでありました。

正直、ボランティアの皆さんに出会わなければ、その先を言えば、前を言えば、山本太郎という政治家に出会わなければ、れいわにいなかったわけですけれども。しかし私はボランティアの皆さんの姿を見て、「もっと自分ができることあるんじゃないか」「頑張ろう」と思って、今、れいわにいる。その最大の理由は根っこが違うんだと。だから自民党、与党、野党とは違う根っこの市民政党として、このれいわ新選組がもっともっと私は多くの国民の皆さんに認知していただいて、そしてそれが拡がっていくことが、この国の将来のためになる、国民のためになる、そして自分のためになると。

私は代表の数々の演説の中でも、こんな政治家いたのかと思ったのひとつだけある。我々政治家は皆さん国民のためにと、この国のためにとかいう言葉は私もずっとそれがあったんですけど。代表は自分のためにやってるんだと。自分が救われる国であればみんな救われると。そうだな、と。実はこれ、目から鱗なんですね。そういう政治家。自分ごととしてやる政治家。だから市民の皆さんが付いてくるんだなという、そういう思いを持ちました。

初めて私たちがポス活とか回らしていただくんですけど、「消費税廃止とかお前、ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ」とかって怒られるわけですよ。「いや、でも消費税って元々、直接税を下げるために入れられた間接税じゃないすか」と。「なら今、73%が法人税と所得税の減税に使われてるってこと知ってますか?」「そんなことあるわけないだろう」と言われるわけです。「社会保障に全額使われてるじゃねえか」って。

よく当時、一瞬幹事長だった甘利先生もそんなことおっしゃってた記憶があるんですが。結局、2014年の政府広報に書いてあったのは、なんて書いてあったか? 消費税の引き上げ分は全額社会保障、安定化に使うと書いてある。これ、嘘じゃないです。引き上げ分ですから。5%から、3%上げる。その3%分の引き上げ分を全額と言ったんです。ところがその引き上げ分はどっかに消えちゃって、多くの国民の人はそう思ってる。やはりそういうことを明快に発信する政党は皆さんもご存じのようにないんじゃないですか? 私も12年いましたけど、そんなこと言った記憶がありません。

そして先日、皆さんもご存じのように4党合意。消費税を5%にするってあの衆議院選挙がありましたね。あの後、名前を言うとあれかもしれませんが愛知県の候補者が結局、大手自動車メーカー労組の支援がなくなって出なくなりましたね。皆さんご存じでしょう? あのとき、麻生先生はこう言ったんですよ。さすが天下のなんとかだと。ね、そして共産党と組むような政党を支援するなんてことはあり得ないからさすがだな、みたいな内容のことをおっしゃったのご存じですよね。で、あれは麻生先生の受け取りです。私の受け取りです、私個人ですよ、大島九州男はどう受け取ったか。「おいおい、消費税を半分にするなんて言われちゃったら、輸出戻し税がお前、半分になるんじゃないかと。せっかく4800億も消費税還元してもらってんのがお前、何もしなくてもお前半額になるような、そんな政党からお前、出るやつを応援するなんてのはうちの企業のためにならない」という風に、私はそういう風に聞こえました。だから、要はその消費税のカラクリ、こういったものをしっかりと多くの国民の皆さんに理解してもらえば、消費税がいかに副作用の大きい税金であって、市民のためになってなくて、大企業のためになってるのかっていう、その事実をお知らせすることは本当、私は大切なことだと思ってんです。

「なんで派遣社員が増えるんですか?」って私よく聞かれるんですよ。いやいやいや人件費は消費税払わないけど、人を、労働力を仕入れするような仕入れという形で払った派遣会社の給与、お金には消費税がつくと。そしたらそれを事業者が納めるときに、仕入れ控除でなんかお得感があるみたいな。こういうことが皆さん、派遣社員を増やすひとつの要因になってるって。どうですか?って。私、昨日ね、北九州で中小企業者の皆さんと、そういう会があったんで、私一言言ったのが、皆さんにはそうやって若干の恩恵が被られてるけど、輸出大手企業にはこんなに消費税還元されてんですよと。ね、皆さんにはちょっとなんか飴にもならない、なんか本当ちょっとの恩恵をあげて、大企業ではこんなんなってると。だからそういう中小企業の経営者の皆さんが、今の与党を応援するっていうのは、ちょっと私の感覚ではあり得ないと。

今後、私がこのれいわ新選組のボランティアの皆さんと代表とみんなと心を合わせてやっていきたいこと、ひとつだけ言わせていただくと、れいわ新選組っていうのは市民政党です。やはり市民の声が政策になっていく、やっぱそういう政党であるんだと思います。まだまだ今、私たちのネットワークとかは脆弱ですけど、この全国選挙を通じて、全国のボランティアの皆さんと市民の皆さんが心をひとつになれば、それぞれの地域で、それぞれの政策が上がってくると、私たちはそれを国会でしっかりと実現する政策に変えていける。その政党は、れいわ新選組しかないんだという信念のもと、私はれいわ新選組から、今回、全国の参議院の候補として立たせていただく、そのお手配をいただいたわけであります。これからどういう世の中になっていくかと。みんな、将来不安かもしれませんけれども、れいわ新選組が躍進をすれば、必ず国民のため、市民の願いが叶う国になると、そのことを確信して疑っておりません。それがどのタイミング、どの時間差で進んでいくのかというのは我々の活動と市民の皆さんの連携がどこまで進んでいくかということが大きな力になっていくという風に思っております。微力ではありますけれども、山本太郎代表を先頭に、ボランティアの皆さんと一丸となってですね、この選挙運動を戦っていく、そして一緒に新しい日本をつくっていくという、その決意を申し上げて私からの決意表明に代えさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

山本太郎:
ありがとうございました。大島九州男から皆さんへのメッセージでした。それではですね、大島に対して山本に対して何でも結構です。直接ご質問いただける方は手を挙げて社名とともに質問をお願い致します。

記者:
フリーのホッタです。国民が良くなる、その国民の中には麻生太郎先生も含まれてます。国民をどのように区別、また差別するんでしょうか。それを定義をよろしくお願いします。

大島九州男:
私の中には区別、差別はないですね。基本、すべての人が笑顔になる。僕は、でも麻生先生も素晴らしい人だと思っております。だから、それぞれの物差しでそれぞれの見方があると思うんです。だから地元でもね、麻生先生はやっぱり評価が高いわけですよ。だから私の評価の3倍はあると、5倍くらいあるのかな。だからそれが選挙の票に現れるんですけど。でもその票というのは全体の4割、4割の中の、今、言う5倍っていうと、全体有権者すべてのですね、有権者のうちの2割くらいになるのかもしれませんが。私自身は、いろんな人、そういう今は選挙に行かないような人たちにも私たちれいわ新選組っていうのを知ってもらいたいし。麻生さんのことはみんな知ってんですよ。だけど我々のことは全然知られていないので、そういった部分を通じて、国民を区別してとか、この層の人たちにはこうで、この層の人たちはこうでということはまるっきり考えていなくて、すべての人を笑顔にしたいと、漠然としてますが、そういうことで、区別するとか差別するとかいう気は毛頭ございません。

山本太郎:
いいですか? 私からも。誰もがベーシックなサービスはタダで受けられると、どれだけの大富豪であろうが、どれだけの貧しい家庭であろうが、すべてを底上げされると。ただし、大儲けをしてたりとかというような景気のいいところに対しては、しっかり経済の調整弁としての税で回収させていただくということは必要だろうと。それは累進という形です。法人税の累進もそうですし、例えばですけども、その金融所得に対してもしっかりと課税をしていく。それは総合課税という形なのか、それともその金融に関して税率を上げていくのか、やり方は様々あると思いますけれども。ある意味でインフレが行き過ぎることやバブルに陥るということを、そういうことで制御をしていくという意味ですね。基本的なサービスは誰もが受けられ、で、人間の尊厳を守って生きられるような社会にはしていくと。全員にはするんだけれども、残念ながら持ってるところにはご協力をいただき、世の中にお金が回り過ぎるというときには当然、それを間引くというときにはお力を貸していただくという形になるということです。

記者:
フリーランスでミヤザキと申します。山本代表と大島さんにまずお伺いしたいのは、机上に配られたこれでは福岡県直方市の事務所が記載されていますが、選挙に関しては全国を回ってもらう形なのか、れいわとして何か縄張りというか地域割りがあるのかということと。あと大島さんにお伺いしたいのは過去3回の全国比例出た際は、日本で2番目に大きい仏教系団体の組織の本部の推薦をもらって、3年前まで出られていたかと思いますけれども、今回、れいわ公認ということでどうなるのか大島さんからおっしゃりづらいから、ひとつ申し上げますと、3年前はやはり高齢化という問題が2番目に大きい仏教系宗教団体でもありまして、3年前、それで議席が届かなかったんじゃないかと思いますが、今回、れいわ公認ということで、組織として本部からの推薦はもらえそうかどうかということをお伺いします。

大島九州男:
まず、今の大手というか、基本は推薦をお願いしたりすることはございません。はい。で、3年前の話をいただきましたが、3年前からそういう本部で推薦するというようなことはやらない方針でございましたので、今回の選挙もそういう方針で行かれると聞いております。その大手団体ですね。はい。ということでございます。それから、私の主たる事務所というのはこの直方市感田というところでございますけれども、全国を拠点ということで。私も高校が東京の高校だったもんですから、東京の事務所もちょっと今、検討してそこに拠点はひとつ置こうかなという風に考えているところでございます。以上です。

山本太郎:
ありがとうございます。えっと全国比例の候補者に対して、どういう風に地域で割っていくかってことですけども、基本全国比例ですので、いろんなところそれぞれが思うところに置いていただくっていうのは基本的にはあるんですが、でもやはり大島先生のように、大島さんのようにもちろん福岡っていうところが、先の選挙で戦った土地でもあり、で、元々のご地元であるということを鑑みれば、重点的に福岡県や九州というところでもやっていただきながら、全国にも足を伸ばしていただくということをお願いしていきたいという思いです。

記者:
東京新聞のオオノと申します。山本代表に伺います。最近の会見で同じ話題出てたら恐縮なんですが。特定枠についてなんですけれども、前回の選挙での特定枠に舩後さんと木村さん、枠に入られて当選されましたけど、大変象徴的な使い方ということで話題にもなりました。今回、その特定枠の使い方について、こう何かこういう風にあの特定枠を使いたいというような思いがあれば伺いたいです。

山本太郎:
ありがとうございます。自由競争というところで、議席を勝ち取れないという人々ですね。その上で、国会に、なんだろうな、その国政という分野に関して、これ非常に有益であると考えられる人たちですね。特に少数派であったりとかと言われる方々は、国会議員になるっていうのはなかなか難しいと思うんですよ。だから、どうしてもその国会議員がその人たちに聞き取ってっていう間接的な方法でしか訴えられないというのがこれまでだったと思います。やはりこの少数派に対してマイノリティーがどうしたって言うんだったら、お前たちの党のいくつかの枠、そういうところにしっかりと割けよっていう風に一有権者として思います。私たちのような小さなところでも、2019年には2つの枠を割いてそういうような活動をしたわけですから。口で言うんじゃなくて態度でやればいいのにねっていう風には、実は思います。で、今回ですけれども、やはりその特定枠というところを拡げ過ぎると、その他ですね、自由競争で戦ってる人たちのある意味でのモチベーションを下げる部分も実際にあるのは確かです。そのバランスっていうのは非常に難しいなという風に思ってます。ただし、これは今、あの候補者として立ってくださってる方々には了解をしている部分です。事前に。はい。で、おそらく参議院では1枠というところは確保したいというような考えです。で、そこに対して誰がという話は今ここではしません。

記者:
あの朝日新聞のコテガワです。代表にお伺いしたいんですけれども、まず参院選の擁立目標、これからどれくらいまで増えるかっていう数字、目標を教えていただけますか。

山本太郎:
そうですね。数字としての目標は言いません、ここでは。ただですね、昨日今日と続いて発表したように、来週も発表が続きます。はい。で、これ結構、衆議院選挙終わった後から動いてるんですけれども、結構、流動的な案件もありまして、出るって決めてたけれども、やはりちょっと今回やめとくっていう人たちも中には生まれてきてる状況があるので、全体的な数というものに関して今ここで申し上げることはできない。ただ、もう今からゴールデンウィーク入る前までは結構、候補者の発表ラッシュが続くと思っててください。

記者:
すみません。それは比例が中心になるんですか? 

山本太郎:
両方です。

記者:
ありがとうございます。あともう一点お伺いしたいんですけど、昨日のつじ(恵)さん発表ございまして、今日大島さん、両方とも、お二方とも元議員でご経験ある方なんですけど、そういう方を擁立した狙いを教えていただけますか。

山本太郎:
えっとですね。もちろんこれまで政治経験がないっていう人たちも既に発表してます。朝日新聞扱ってくれたかな? 福岡とか愛知とか。載ってますか? どれくらい? これくらい? もうちょっと大きい? ありがとうございます。本当にお世話になっております。もちろん政治経験がないって方もいらっしゃるんですけれども、もちろん政治経験が全くないという人たちだけで走るっていうのも結構、これはリスクがあります。2019年は全員素人でした。はい。で、その中でも200万を超える票をいただけたっていうのはものすごく大きな力だったんですけども、やはりポイント、ポイントでベテランの力という部分を発揮していただく必要があるってことです。もちろん、私みたいにど素人で入って、6年間参議院でやらせていただいて経験を積んでいきながら、そのど素人からちょっと方向転換していくと、政治家として歩み出していくというようなパターンもあるんですけど。でもすべてがそうであるならば、やはりちょっと時間が足りないっていう部分があると思います。時間がかかり過ぎるっていう部分があると思います。全員がそうならばね。全員が未経験者ということでスタートしちゃうとなかなか危ない部分もあるので。やはり中に入ったり、選挙においてはしっかりと得票を積み重ねられるという方が、やはりベテランで全国比例で回っていただきながら、で、実際に議席を取ったときにもすぐ即戦力として働いていただけるという部分もあわせて考えて、そのような組み合わせになっててるかなという風に思います。

記者:
クミチャンネルの小山と申します。よろしくお願いします。えっと、大島九州男さんにご質問致します。えっとですね、あの政策の得意分野というのを教えていただきたいと思います。ちょっとWikipedia参照しただけでも今、かなりですね、過去に議連(議員連盟)のご経験がありまして、まぁ私のちょっと興味の向くところですと、水俣病国会議員連絡会ですとか、アジア・太平洋国会議員連合協同組合振興研究議連、そして統合医療を普及・促進する議連環境整備、高レベル放射性廃棄物等の最終処分議連、地球環境国際議連、そして日本・台湾安保経済研究会、他にも再生可能エネルギー・省エネ技術促進議連と、いろんなご経験がおありなんですけれども、特に参議院議員のほうに当選されました暁にどの分野で特に力を振るっていくおつもりでしょうか。どうぞ、お願いします。

大島九州男:
はい。ご質問ありがとうございます。まず私は命を大切にということで水俣の問題はですね、国の高度経済成長の犠牲になった人たち、社会が支えなければならない人たちと私はそういう認識があって。特に新潟水俣病なんかっていうのは、国がしっかりと対応していけば、新潟の皆さんがそういう風な状況になることはなかったという、そういう願い。また私九州出身でもありましたし、当時、松野信夫座長で私が事務局長で特措法に関わらせていただきましたが、そのときも我々は患者さんの願いと思いを法律に込めたつもりでしたけれど、当時の国対間のやりとりで、自民党案、特にチッソ救済法案と揶揄されるような法案が通ったことに対して、私は非常にそのときの残念な思いと、一緒に法律を作ってくれたその被害者、そしてまた関係者の皆さんたちと心をひとつに、このことをやっぱり最後までは見届けたいし、また救われる道を作りたいという強い願いを持ってますので、このことは徹底してやります。だから29日も水俣行きますし、毎年慰霊祭が行われるときには参加をさせていただいております。まぁ、ここは徹底していきたいなという風に思います。

で、子どもたちに笑顔と。私は元々、塾の先生であったので、子どもたちが平等に学べる、親の所得によって教育格差が生まれない。民主党政権2007年、私が当選したときには公立高校だけの無償化だったんです。でも私学が入ってないのはおかしいという私の提案から、(高等学校等)就学支援金(制度)が導入されました。この就学支援金は各種学校、まさに外国人学校にもちゃんと対応できる、そういう制度設計になっている。外国人学校の中には当然、朝鮮学校もあった。しかしその朝鮮学校だけ超法規的に菅(直人)、当時首相が外したんですね。だからこのことに対する私は、先ほどの質問にもありましたけど、みんな平等なんだから、この国で生まれた子どもたちは同じように私は扱っていきたいし、そうあるべきだと思ってるので、そのことについても徹底していきたい。そしてまた幼児教育、高等教育にも対応できる制度設計になっているので、自民党は高等教育無償化やりましたよ、なんて言って、各学校に2人だけとかね。そんな話じゃないでしょうと。でもすべて学びたい人たちが学べる。これが学び直しで高校しか卒業できてなくて、社会人になった人たちでも学べる、そういう機会をしっかり対応するためには、もう制度はあるんだから、あとは予算付けるだけなんですよ。こういうことをしっかりと実現していきたいし。

動物の命も人の命も植物の命もすべて同じ命であるという観点から、動物愛護、特に動物福祉の関係については、人がその、人間は動物よりも優越なんだとか、植物はなんか非常に無駄にしていいんだとか。例えば家畜だって私たちの命を支えるために生まれてきたその命を、その目的達成するまでストレスをためないで、やはり飼育をしていくというような環境を整えることも当然のことだという風に思っていて。我々は生かされてる命の役割、家畜は家畜の役割、ペットはペットの役割、我々は我々の役割がある。その役割の命を大事にしていきたい、そういう願いをたくさん持ってますし。

特に私は福島復興推進会議の事務局長として政権当時、徹底して福島の皆さんと一緒に活動をしてきました。原発由来によらない再生可能エネルギーで、福島の電気は賄っていくんだっていう強い方針を打ち出し、そしていろんな人たちの声を政策にしてきた。そういったことをできるのは、れいわであります。だから今回も福島の皆さんが汚染水の問題であったり、そういった問題に対して強い発信をしてもらいたいという願いを持って、僕らのところに声をいただいてます。

私は今回、全国比例ということでありますので、そういう全国の皆さんの声を、れいわの政策としてしっかりと国政でぶつけていく、そしてそれを実現していく。これができるのがれいわしかない、というそういう思いがありますので。国会に戻らしていただきましたら、全国を回って、全国の皆さんのその思いと願いを政策にして、それを国会で徹底して、みんなで勝ち取っていくというような、そういう国会議員にならせていただければと思っております。まだまだありますけども、これくらいにさせていただきます。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。今日もですね、候補者の紹介というのをさせていただきました。大島九州男さんとは元々参議院、私が参議院議員のときに、内閣委員会っていうところで大島さんが委員長をやられてて、私が委員だったときですね。あの、はっきり言って、一番良い委員長だったんですよ。他の委員長、だいたい説教なんですね、私に。「どうして君は」っていう話から入るんですけど、大島さんは、「太郎ちゃん、今日ご飯でも食べに行こうよ」みたいな感じで誘ってくださって、で、その質疑の中で私がやりとりしたことをですね、反芻してくださるというか。で、「あの時に太郎ちゃんが政府側に言ったことは、逆にそれ、省庁の官僚さんの首が絞まる可能性があるから、その言い方をこっちに変えたほうが話通じやすいかもしれんし、官僚さんから協力もらえるかもしれんよ」みたいなですね、アドバイスをくださったりとか。なんかそういう委員長なかなかいないんですね。で、修正案というもの、例えば法律の審議に対して修正案を私1人ですけどね、出して1人賛成の否決される修正案なんですけど。で、そういうのをたまに出したんです、内閣委員会で。そしたら、本会議でもその「審査の経過と結果をお知らせします」みたいな本会議で委員長が立ったときに喋って、で、山本委員のほうから、あのときは自由党でしたかね、「自由党の山本委員のほうから修正案が提出された。この内容に関してはこういう内容だ」ってことまで言ってくださるんですよ。「修正案が提示されたけど否決されました」が普通なんですけれども。だからちゃんと熱意持って取り組んでる人に対しては、その意を汲みたいっていうような姿勢を持った先輩っていうのは本当に数少ないです。ほんっとに数少ない。で、それは山本太郎だから優しくしてくれたわけじゃなくて、そういう気持ちを持った人たち全方位に、しっかりと心を配って、寄り添ってくださる議員もいるんだなっていうことに、私は参議院の中で非常に感激した覚えがあります。で、やはりこの旗揚げをしたときにも、大島さんに対して一緒にやりませんか?って声を掛けさせていただいたんですけど、元々所属していたとこの繋がり、義理人情の世界で、そっちで一緒にやりたいけれども今回はこっちでやるしかないということだったんですけど、晴れて一緒にやれることになって、先の衆議院選挙から今回は参議院。で、私としてはやはり、その元々の出会いを古巣というところに、ぜひ大島さんに戻っていただきたいなっていう思いでいっぱいです。今日はお集まりいただいてありがとうございます。で、来週ラッシュになりますので、また皆さんにはお知らせをさせていただきます。よろしくお願い致します。ありがとうございます。


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