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東京都知事選挙2020 立候補者一覧と、史上最大22人が出馬した選挙戦の見所

東京都知事選挙 立候補者一覧と選挙の見所

2020年6月18日に告示された東京都知事選の立候補者(届出順)

山本 太郎(45) れ新(れ)
小池百合子(67) 無現(自・公)
七海ひろこ(35) 諸新(幸)
宇都宮健児(73) 無新(立・共・社)
桜井  誠(48) 諸新(日)
込山  洋(46) 無新
小野 泰輔(46) 無新(維)
竹本 秀之(64) 無新
西本  誠(33) 諸新
関口 安弘(68) 無新
押越 清悦(61) 無新
服部  修(46) 諸新(N)
立花 孝志(52) 諸新(N)
斉藤健一郎(39) 諸新(N)
後藤 輝樹(37) 諸新
沢  紫臣(44) 無新
市川 浩司(58) 諸新
石井  均(55) 無新
長澤 育弘(34) 無新
牛尾 和恵(33) 無新
平塚 正幸(38) 諸新
内藤 久遠(63) 無新

今回の選挙では、前回の選挙で記者クラブが大応援した小池百合子氏が、コロナ危機を利用してテレビに露出して事前の選挙活動を展開、序盤から有利に選挙戦を進めると見られています。小池百合子氏は、自民党・公明党からの支持を受けて、組織票で固めていくと見られていますが、選挙前に発売された「女帝 小池百合子」という本が15万部以上のベストセラーになり、小池百合子氏が選挙後半戦に失速する可能性も指摘さはじめています。

現職の小池百合子氏に対する対抗馬としては、立憲民主党・共産党・社民党などが推薦している宇都宮けんじ氏、れいわ新選組の山本太郎氏などがあげられます。宇都宮けんじ氏は、都内で弁護士事務所を営んでいるボス弁であり、弱者の立場を代弁する存在として、以前に2回の東京都知事選挙で各100万票近くを得ている実績があります。れいわ新選組の山本太郎氏は、東京都知事選挙に初出馬であり、ギリギリの出馬表明だったことから、どこまで票を伸ばせるかが注目されます。

NHKから国民を守る党の党首である立花孝志氏は、ホリエモン新党を立ち上げて2人の候補者を出して、N国系が合計3名で東京都知事選挙に立候補しています。幸福実現党から出馬している七海ひろこ氏は、数少ない女性候補として、小池百合子氏から女性票を奪えるかどうかが注目されています。

今回の選挙の特徴としては、インディーズ候補などがインターネットのSNSやYouTubeを使った選挙戦が盛んに展開されるようになってきています。元暴走族・中卒という経歴で挑む西本誠氏は、「若い人の選挙への関心を高めたい」と、抜群のルックスとオリジナルダンスなどで選挙戦を盛り上げるとしています。前回の都知事選挙にも出馬して政見放送でYouTube100万回再生されるなど注目を集めた後藤輝樹氏は、今回の政見放送も注目が集まります。また、平塚正幸氏(国民主権党)は、「コロナはただの風邪である」と主張を展開しています。