新書: 208ページ
出版社: 講談社 (2017/6/14)
言語: 日本語
ISBN-10: 4062884313
ISBN-13: 978-4062884310
発売日: 2017/6/14
日本が少子高齢社会であることはもはや常識だが、その怖さを具体的に意識できている人がどれだけいるだろう。そんな漠然とした不安に明確な輪郭を与える新書が、爆発的ヒット中だ。主に参照されているのが、国立社会保障・人口問題研究所の〈日本の将来推計人口〉データ。 2015年の国勢調査で明らかになったように、日本の人口は減少に転じている。昨年は、年間出生数がはじめて100万人の大台を割りこんだ。このまま少子高齢化が続けば、40年後には9千万人を下回るというデータもある。すでに私たちは、世界史に類例のない急激な人口減少時代に突入したようだ。
2018年 国立大学が倒産の危機へ
2019年 IT技術者が不足し始め、技術大国の地位揺らぐ
2020年 女性の2人に1人が50歳以上に
2021年 介護離職が大量発生する
2022年 「ひとり暮らし社会」が本格化する
2023年 企業の人件費がピークを迎え、経営を苦しめる
2024年 3人に1人が65歳以上の「超・高齢者大国」へ
2025年 ついに東京都も人口減少へ
2026年 認知症患者が700万人規模に
2027年 輸血用血液が不足する
2030年 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える
2033年 全国の住宅の3戸に1戸が空き家になる
・・・ほか