【各地からのメッセージ】
島根原発2号機は稼働させてはならない！
原発いらない金曜行動に御参集の皆様。今、中国電力は、女川に続いてＢＷＲ型である島根原発2号機を12月7日に再稼働させようとしています。福島原発事故の原因分析も充分に行うことができないまま新しい規制基準が策定され、中国電力も対策を取ってきたのですが、今後起こり得る大規模地震の規模などを的確に想定できなければ、再び福島原発事故と同様の事態が生じることを防ぐことはできません。
能登半島地震の発生が私たちに突きつけているのは、その規模や被害の態様も的確に想定するのは困難だという地震学の実態ではないでしょうか。電力会社は、この事実を真摯に受け止め、地震大国に原発は作ってはならないことを確認すべきです。
また、大規模地震による避難路となる道路の損壊や多くの家屋の損壊・倒壊は、住民の避難を一層困難なものにしていることも、電力会社や国は無視すべきではありません。現実を目の前にしながら、なお目を瞑り、原発再稼動をごり押しする国に対して強い憤りを感じます。
私達住民は、島根県、鳥取県を含む30㎞圏内各自治体に対しても、何度も再稼働同意を撤回するよう求めてきましたが、自治体もまた、原子力規制員会や内閣府などの説明を繰り返し、国策には従うというだけです。なぜ、住民の命や暮らしを守ろうとしないのか？私たちは、あきらめることなく、原発のない社会を願い、声を大にして島根原発の廃炉を訴え続けることを宣言したいと思います。
2024年11月15日
さよなら島根原発ネットワーク
芦原康江
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