人も自然も調和できる暮らしを長年模索しながら実践されている尊敬する先輩
大下充億(あつお)さん(山口県 平生町)
いろんな素敵な取り組みをされていて紹介しきれないですが今回は田んぼについて
自然農 不耕起(耕さないやり方)で26年されている田んぼを見学させてもらいました
自然農の川口由一さんのやり方を基にして草刈りが楽になるようにアレンジされています
福岡正信さんのやり方なども試されて今の形に落ち着いたそうです
不耕起なので、春には冬の草(秋の稲刈り後に生えてくる草)が生えていて
時期的に命を終えていくそれらの草を押し倒して、その間に田植えをされています
草刈りはなんと1回だけ
草を抑えることができる理由は
一つ目は物理的に草がマルチになること
二つ目は田植え後に二週間ほど深水にすることで草が発酵してヌルヌル層ができ、草(春に生えてくる夏の草)の 種からの発芽を抑えることができるそうです
映像で話されているように田んぼは環境によって条件が異なるので、土地や自分の心に合ったやり方を見つけるのが良さそうです
まず不耕起ができるのは水持ちがいい田んぼ(耕すのは水持ちをよくするのが大きな目的)ですね
そして大下さんの工夫は秋の稲刈り後から春にかけて、水はけを良くして乾田の状態をつくって草を旺盛に生やしておくことだそうです
その草がいいマルチになるし、
田植え後に一気に水を入れることで水を嫌うそれらの草は枯れていくし、そもそも水を好む草もあまり生えていないんですね(好気性から嫌気性の環境にチェンジ)
なので、水持ちがよく、溝を切って水はけもよくできる田んぼが適しているようです
参考にできそうな方はぜひやってみてください
人も地球(他のいのち)も、命を全うできるような健康なやり方・生き方が広がりますように
【オルタナティブスクール】
山口県 平生町 大下さんの
★森の中の幼児園「こびとのおうちえん」(3~5歳対象)
https://oh-shita.com/kobito/about1/
★今を生きる 自分を生きる学校「地球子舎(てらこや)」(小学生対象)
https://oh-shita.com/terakoya/about1/
★徳島県 神山町 らんぼうさんの
「森の学校 みっけ」
https://mapisfullofknots.wixsite.com/-site-1
★大下さんと出会うきっかけになった,、らんぼうさんのツアー
「あーすガイド」facebook
https://www.facebook.com/earthguidedayo/?locale=ja_JP
0:00 はじめに
1:32 自然農の田んぼ
3:44 不耕起の草の層(草でもって草を制す)
5:21 自然農をアレンジした大下さんのやり方
7:43 そのやり方のポイント
8:37 そもそも自然農のやり方(不耕起)について
10:06 不耕起のための冬季湛水との違いなど
12:42 福岡さんや川口さんのやり方
20:08 さいごに
#自然農 #田んぼ #不耕起 #大下充億