【東電株主代表訴訟】
フリーライターの吉田千亜さんを迎えて、下記の通り学習会を開催いたします。吉田さんは、福島原発事故の被害者の取材を丁寧に続けていらっしゃいます。また、「脱原発・東電株主運動ニュース」に、本件の原告本人9名のインタビュー、記事を執筆して下さっています。
本件訴訟については、10月25日に原審に続き、高裁でも裁判所が福島第一原発を視察する現地進行協議(非公開)を行うことになりました。高等裁判所が福島第一原発サイトを視察するのは初めてのこととなります。この進行協議期日に出席予定の海渡雄一弁護士、大河陽子弁護士に、この期日についての報告をいただくこととなりました。また、本来はこの日に原発周囲の状況も見てもらいたいのですが、時間等の制約等から叶わないことから、原告本人有志、代理人及び支援者が福島原発周辺を訪れ、写真や動画による報告書(甲1281、甲1282の1~3)を裁判所に提出しています。
講師:
吉田千亜さん(フリーライター)
ご著書︓
『ルポ⺟⼦避難―消されゆく原発事故被害者』(岩波新書)
『その後の福島-原発事故後を⽣きる⼈々』(⼈⽂書院)
『孤塁-双葉郡消防⼠たちの3.11』(岩波書店) で第63回⽇本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)(2020年)、第42回講談社本⽥靖春ノンフィクション賞(2020年)、⽇隅⼀雄・情報流通促進賞2020⼤賞受賞
『原発事故、ひとりひとりの記憶』(岩波ジュニア新書)
※海渡雄一弁護士と大河陽子弁護士より、現地進行協議期日報告も予定