【国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな!キャンペーン】
10月16~19日、有明の東京ビッグサイトで6年ぶりに「国際航空宇宙展」が開催されます。「航空宇宙」と銘打っていますが、とりわけ海外ブースは事実上の武器見本市です。前回2018年にも出展していたイスラエル最大の軍需企業エルビット・システムズをはじめ、6月20日に出された国連の専門家30人による声明で「イスラエルの国際人道法・人権法違反に加担している」と名指しで批判されたBAEシステムズ、ボーイング、ジェネラル・ダイナミクス、ロッキード・マーチン、RTX(旧レイセオン)など、イスラエルに武器輸出している欧米軍需大手も出展しようとしています。
フランスですら、6月にパリで開催された国際武器見本市「ユーロサトリ」で、イスラエル企業の出展を禁止しました。戦争を放棄した憲法9条と世界の人々の平和的生存権を守ると誓った憲法前文を持つ日本で、まさに今、最低でも4万人を超えた大虐殺に武器を供給中の「死の商人」たちに商機を与えることは許されません。
こうした中、憂慮する個人・団体が集い、相談会を行ったうえで、「国際航空宇宙展を虐殺兵器展にするな!キャンペーン」を発足させました。武器見本市開催までの約40日、虐殺に加担する企業の出展を止めるため、短期集中型の取り組みを展開していきます。
経過と今後の取り組み(オンライン署名、講演会、企業へのアクション、開催当日の抗議行動など)をお知らせするために、緊急の記者会見を設定しました。危険な「国際航空宇宙展」の存在自体が知られていません。ぜひご取材くださるようにお願いします。
<会見内容>
経過説明と主催者の日本航空宇宙工業会への申し入れなどの報告
杉原浩司(武器取引反対ネットワーク[NAJAT]代表)
ジェノサイド開始から1年を前にして
Noraさん(在日パレスチナ人)
千葉での武器見本市反対の経験から
谷口初江さん(幕張メッセでの武器見本市に反対する会)
パレスチナへの人道支援の立場から
今井高樹さん(日本国際ボランティアセンター[JVC]/予定)