【核の中間貯蔵はいらない!下北の会/規制庁・規制委員会を監視する新潟の会/国際環境NGO FoE Japan/原子力規制を監視する市民の会】
青森県むつ市に建設中の原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設(リサイクル燃料備蓄センター:RFS)について、事業者は、今年7~9月にも東電柏崎刈羽原発(新潟県)から使用済み燃料の搬入を開始すると発表しました。
地元自治体との安全協定の締結の手続きが進められようとしています。
貯蔵された使用済み燃料は50年以内に再処理工場に搬出される予定です。
しかし現実には、搬出先とされていた「第二再処理工場」について、政府は検討すらやめてしまいました。
青森県六ヶ所村に建設中の六ヶ所再処理工場は、26回も工事完成の延期を繰り返し、操業の目途は立っていません。
搬出先はありません。
むつ市が核のゴミ捨て場となるのは必至です。
柏崎刈羽7号機の燃料プールの貯蔵率は97%です。
むつ市の核燃料中間貯蔵施設に搬出しなければ原発の稼働を継続することはできません。
今、各地の原発で、使用済み燃料プールが満杯状態となっており、全国各地で「中間貯蔵」「乾式貯蔵」という名の核のゴミ捨て場探しがはじまっています。
中間貯蔵や乾式貯蔵は、根本的な矛盾から目をそらし、老朽原発の稼働を続けるためのものです。
これ以上、核のゴミを増やすべきではありません。
リスクをこれ以上地域に押し付けるべきではありません。
むつ市の核燃料中間貯蔵施設に焦点をあて、集会と政府交渉(調整中)を行います。
青森、むつの現地から、さらに、中間貯蔵、乾式貯蔵が問題になっている各地からお話いただきます。
内容:
・お話:
鹿内博さん(青森県議会議員)
栗橋伸夫さん(核の中間貯蔵はいらない!下北の会)
・各地から…山口(上関中間貯蔵)
和歌山(中間貯蔵阻止した!)
福井・関西(関電乾式貯蔵)
新潟(搬出元から)
他