朝、稲の脱穀をしようと田んぼに来たら
獣対策用のネットに鹿さんが引っかかっていました
糸を切って助けようとするも、そのまま息を引き取ってしまいました…
動き回ったりショックでこうなることはよくあることなのでしょうか…
僕は生きるために稲を育て、鹿も生きるために稲を食べに来ていて
鹿の方が弱い立場にあると思いますが、命のやり取りだなと感じました
人間が森を人間の都合のいいようにスギなどの単一の植生に変えてしまったために
森に食べものがなくなったことも人里に降りてくる要因だと思うので申し訳なく思います
使っていない場所から元の雑木林・自然林に戻していけたらと思っています
こうなってしまったからには、鹿の命(肉)を僕の命に代えさせていただきたいと思い
ご近所の猟師さんに来てもらい、教わりながら人生初の解体をしました
生々しい様子に衝撃を受けることも想像しましたが、
猟師さんの手捌きや皮が綺麗に剥けた姿は美しいとも感じました
朝起きた時には想像もしていなかった出来事に、生きていたらいろいろあるなあと思いながら
なるべくお肉を残さないように捌いていき
お昼ごはんに料理をしていただきました
とても美味しく、そして、いのちをいただくことの意味を噛み締めた体験でした
★生きものシリーズ
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★２４節気で人や自然とのご縁(つながり)の暮らしを発信していますhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLI-R0RJuT6jcyY6nLTKZfEeEiLpDxLHBB
0:00 鹿さんが息絶える
3:58 猟師さんと解体
10:29 料理
13:39 いただきます
和歌山県 那智勝浦町 色川より
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