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20171115 UPLAN 亡国の武器輸出日本版「軍産学複合体」の今

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【武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)】
2014年4月1日の「武器輸出三原則」撤廃と「防衛装備移転三原則」の策定から3年半ほどが経ちました。安倍首相は武器輸出を「成長戦略」に位置づけ、前のめりにトップセールスを行ってきました。
しかし、武器本体の輸出商戦での敗北が相次ぎ、自民党国防族からは早くも「新三原則の見直し」を求める声があがっています。一方で、武器の共同研究・共同開発は着実な進展を見せ、中古武器の無償供与も解禁されました。民生技術を軍事転用する動きにも拍車がかかっています。
軍学共同についても、日本学術会議による「問題が多い」と断じた新声明を受けて、防衛省の軍事研究推進制度への大学の応募には一定の歯止めがかかっています。しかし、公的研究機関や軍需企業の応募・採択が増加し、「軍産連携」先行の動きが見えています。「死の商人国家」に向かう動きは新たな段階に入りつつあります。
安倍首相による強引な憲法9条改悪の動きさえ出ている中で、日本版「軍産学複合体」づくりの現状を共有すると同時に、憲法9条の非軍事理念を具現化した武器輸出三原則の意義をとらえ返し、その復活に向けた展望を探りたいと思います。
「武器輸出する平和国家」などあり得ません。日本を「戦争を欲する国」にしないために、新刊『亡国の武器輸出』(合同出版)の編者でもある池内了さん、青井未帆さんをお招きして、しっかりと討論したいと思います。ぜひ、ご参加ください。
池内了/宇宙物理学者
名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授。宇宙物理学・宇宙論、科学・技術・社会論専攻。『科学者と戦争』(岩波新書、2016)、『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(而立書房、2016)など。(いけうち・さとる)
青井未帆/憲法学者
学習院大学大学院法務研究科教授。憲法学専攻。『憲法と政治』(岩波新書、2016)、『憲法を守るのは誰か』(幻冬舎ルネッサンス新書、2013)など。(あおい・みほ)
杉原浩司/NAJAT代表
1965年生まれ。武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)代表。軍学共同反対連絡会などに参加。『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび書房、2016)、『宇宙開発戦争』(ヘレン・カルディコット他著、作品社、2009)に「日本語版解説」を執筆。(すぎはら・こうじ)