ここ数年、行政府のふるまいとそれを監視するはずのメディアがどんどんおかしくなっている、と感じる人には必見の映画が出現しました。映画が政権による現在進行中の政治事件にここまで切り込むことは、これまでハリウッドも韓国もなし得ませんでした。しかも、演技陣は一流、主役は人気と実力を兼ね備えた若手(シム・ウンギョンと松坂桃李のダブル主演)。全国150館以上で同時封切りするにふさわしい、最高のエンタテインメントです。33歳の監督(藤井道人)が、自分と同じ「新聞を読まない」世代に、スタイリッシュな映像美を通じて、民主主義とは何か、報道の自由とは何かを問いかけます。総合プロデューサーの河村光康さんが、この映画に賭けた深い思いを語り、元官僚で映画評論家の寺脇研さんが、この映画が何を達成しているか、そしてここに登場する官僚群像がいかにリアルかを熱く語ります。
映画 『新聞記者』
出演:シム・ウンギョン 松坂桃李
本田翼 岡山天音 /西田尚美 高橋和也/北村有起哉 田中哲司
監督:藤井道人
脚本:詩森ろば 高石明彦 藤井道人
音楽:岩代太郎
原案:望月衣塑子「新聞記者」(角川新書刊)河村光庸
公式サイト
https://shimbunkisha.jp
公式Twitter
https://twitter.com/shimbunkisha
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番組冒頭に、以前に紹介した映画『主戦場』に関する情報も。
4月18日配信
映画『主戦場』は慰安婦問題をどう捉えたか ミキ・デザキさん
https://youtu.be/pl6K5grszlY