資エネ庁による中長期ロードマップの記者レク（ノーカット）

２０１７年２月２３日に行われた、資源エネルギー庁事故収束対応室による福島第一原発事故、中長期ロードマップの進捗状況に関する記者レク。
湯本室長は、ロボットの不調で調査が完了できなかった２号機格納容器内部の調査について、不十分だったことを認めつつも、今年夏に予定されている「燃料デブリ取り出し方針の決定」の発表時期には影響しないという見方を示した。
方針決定に関して、すべてが完璧にわかっていなければ方針を決められないわけではないという湯本室長の説明は、東電による説明と同じ主旨。けれども中長期ロードマップの基本方針を形作る原子力損害賠償・廃炉等支援機構の専門家委員会では、詳細な情報が必要という意見も出ている。