３・１１甲状腺がん子ども基金会見（ノーカット）

「３・１１甲状腺がん子ども基金」は２０１７年３月３１日に記者会見し、新たに６人の給付を決定したことを発表した。同時に、今回の給付対象者の中に、福島県在住で原発事故時４歳の男児が含まれていたとした。福島県では、福島県立医科大学が県民健康調査の中で原発事故時１８歳未満の人を対象に甲状腺検査を実施し、県の検討委員会に定期的に甲状腺がんの発症数を報告しているが、これまで原発事故時４歳の例はなかった。福島医大の県民健康管理センターは、福島県に報告している症例以外に、県民健康調査の報告対象になっていないものがあると説明している。