Aomori Rainbow Parade 2023 - Aomori, Aomori Pref.
2023年6月25日（日）、青森県青森市で行なわれた『青森レインボーパレード2023』の記録映像です。
サウンドカー（スピーカーを積んだ軽トラ）を先頭に青森駅前周辺を行進しました。
青森駅前広場から県庁前まで行って帰ってくる所要時間1時間強のコースでした。
2014年に3人で始めた『青森レインボーパレード』は、2015年は24人、2016年は45人、2017年は101人、2018年は173人、2019年は208人、2020年はオンライン、2021年は75人、2022年は200人、10回目となる今回は212人が参加しました。
今年も多くの人が沿道やお店からパレードを応援してくれていました。
もはや青森レインボーパレードの恒例となっていますが、青森県庁前で今回も抗議の声を上げました。
プライドパレードはストーンウォールの反乱を記念している側面もあり、多様性を祝い自ら表現し仲間たちと楽しく過ごすだけではなく、抗議行動や権利獲得運動でもあることは忘れないでいたいものです。
今年のテーマ
「まだ、黙らない」
［青森県庁前での岡田実穂共同代表による抗議スピーチ 文字おこし］
今年もとうとう県庁前にやってきましたね。
青森県では2022年にパートナーシップ制度がようやくできました。
私たちずっと求めてきたけど、なかなかなかなか進まないまま、私なんかさ、パートナー死んじゃってさ、宣誓できなかったんだよ。
だから、みんなにもっと良い制度を使ってほしいと願っています。
青森の宣誓制度、もうできて1年以上経つけど、HPほとんど更新されてないし、使える制度ほとんどないし、いつになったらやるんですか。
青森の人たちは、「まず箱を作ってそのあと中身をしっかり整えていきます」って言ってましたよね。
なんでやってないんですか。
1年以上仕事してないんですか。
青森レインボーパレード2023、しっかりと言いたいことがあります。
制度を作って箱を作ったからっていって、私たちが喜んでばかりいるとは思わないでください。
私たちは使える制度が欲しいんです。
私たちは差別をされたくないです。
私たちはこの街で生きることに、しっかりと尊重された、尊重されながら生きていたいと思っている、それだけです。
特別なものを求めてるわけではない、愛する人とただただ一緒に生きていくことに不便があるから制度を使いたいと思っています。
もちろん、県だけではできない。
国の人たち、いつまでも理解増進法だとか言ってないで、とっとと差別を禁止してください。
この街の中で生きづらさを抱えた人たちが、この国の中で、これだけ声を上げてる。
青森の少ない人口の中で、これだけの人たちがパレード歩いてるんです。
「青森では確認されてない」なんて言われていた時代は終わりました。
青森レインボーパレードは10年間この街を歩いてきました。
誰にも文句なんて言わせません。
この街でただ歩いているだけのことです。
私たちは理解を求めているのではなく差別のない社会を求めています。
青森県庁の人たち、どうぞよろしくお願いします。
良い制度を作りましょう。
一緒に作っていきましょう。
私たちの声を、多くの人たちの声を聞いてください。
当事者が真ん中にいないような制度なんて、当事者が真ん中にいないような法律なんて、クソ食らえです。
青森レインボーパレード2023、理解は求めてません尊重を求めています。
主催：青森レインボーパレード実行委員会
青森レインボーパレード
https://twitter.com/RainbowAomori
https://www.facebook.com/AomoriRainbow/
https://aomori-pride.jimdofree.com/
撮影・編集：秋山理央
［カメラ］SONY ILCE-6400（α6400）
［レンズ］SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS（SELP1650）
［マイク］TASCAM TM-2X
［スタビライザ］Hague Mini Motion-Cam
［アクセサリ］SmallRig BUC2334、サムレスト、ND4
（撮影設定：S-Log3、WB曇り、露出モードM）
秋山理央
http://twitter.com/RIO_AKIYAMA
https://note.mu/rio_akiyama
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