メディア:
チャンネル名:
人物:
2023.6.1 参議院 法務委員会 れいわ新選組 木村英子
参議院法務委員会で、共産党の仁比議員からの質問に対し、野党提出の入管法案の発議者として答弁しました。
「難民申請者の方が今も命をも奪われるかもしれない本国に、送還されてしまうのではないかと不安な日々の中で暮らしている現状に、私自身の経験が重なり恐怖を感じました。
それは幼い時から施設に預けられ、閉鎖された中で虐待を受ける生活に耐えられず、19歳の時に地域へ飛び出してきた私にとって、やっとの思いで築いてきた38年間の地域での生活が、介護者がいなくなれば、即施設に入らざるをえない現状があるからです。
私にとって施設へ戻されることは、墓場に入れられるのと同じ恐怖を感じます。難民認定を待つ人たちにとっても、再収容や強制送還は、墓場に入れられるのと同じくらいの恐怖だと思いますし、生きる意欲すら奪われてしまいます。
ですから現在、日本で難民認定を待っている外国人の人たちに対し、いつ強制送還されるのかわからない恐怖を与え続ける入管行政の人権意識のなさに、恐怖と怒りを感じます。
命以上に大切なものはありません。その命が祖国に帰され危険にさらされるとしたら、国連からも勧告を受けているように、この日本でその恐怖を抱いている難民の方々を保護し、安心して暮らせるようにすることが最も大切であり日本の役割だと思います。
難民申請をしている外国人の方の生活と命を守るために、野党4会派で提出した法案を成立させることこそが必要だと私は考えます。」
#入管法 #難民 #れいわ新選組
