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台湾有事のリアル~台米日とも損失甚大【田岡俊次の徹底解説】230117

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岸田さんにきかせたい、軍事ジャーナリスト田岡俊次が語る「台湾有事」のリアル。田岡さんがシニアフェローでもあった米国のシンクタンクCSIS(戦略国際研究所)が台湾有事の机上演習結果レポートを発表しました。24通りのシナリオのうち20通りで、米台日の連合は中国の侵攻を食い止め「勝利」しましたが、その代償は巨大。台湾は経済的に壊滅状態となり、電力もインフラもなく、人的被害も甚大。米軍は2艘の空母を沖縄沖で失いその他数十隻の艦船が沈没し、数百機の航空機を失い、戦死者戦傷者行方不明者も9000人。そして日本も国内の米軍基地が出撃基地兵站基地となることで攻撃の対象となり、台湾周辺南西諸島だけでなく日本全土で100機の航空機を失い、26隻の艦船は沈没し、米軍基地も自衛隊基地も破壊されます。自衛隊員の犠牲だけで数千人。しかし、戦場となった沖縄、本土の基地や周辺の民間人の被害は想定の対象にもなっていません。こんな戦争を誰が望むのでしょうか。中国自体も侵攻の代償は米台日の数倍という膨大な規模で、上陸作戦を採用する可能性があるのか、極めて疑問です。何より、台湾の人たちは、このような形で米日が「独立」を応援することを望んでいるか。リアルな現実から出発した、外交も経済も政治もすべてを動員した緊張緩和の努力こそ日本に求められているのではないでしょうか。