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抱樸館 〜「家」から始まる生活の基盤づくり〜 #ほうぼく

【寄付のお願い】
抱樸は毎月定期的なご寄付でご支援いただく「ほうぼくサポーター」を募集しています。ぜひ活動をお支えください。
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【抱樸館北九州】
「ここは再びはじまる場所。傷つき、疲れた人々が今一度抱かれる場所」そんな「抱樸館北九州」は、多くの皆様の寄付によって私たちが建てた初めての施設です。

一階のレストランには、「抱樸由来」と題した大きな額が掲げられています。「樸」は荒木、原木の意味。「抱樸」とは不格好でささくれ立ち、刺々しい荒木をそのまま抱きとめること。「抱樸館」に込めた思いがつづられています。

路上を脱出し自立した人たちの中には障がいや金銭面などさまざま生きづらさを抱え、どうしても地域生活を送れない、施設入所も難しい人たち…。そんな方たちを迎える場所が必要でした。

トータルサポート=人生支援
たくさんのキーパーソンと過ごせる“家”。そんな“家”が出来たらと2006年から話し合いを続け、様々な困難を乗り越え、2013年9月についにオープン出来ました。

「抱樸由来」の額はこう締めくくられています。ホームを失ったあらゆる人々に今呼びかける。「ここにホームがある」「ここに抱樸館がある」と。

【施設概要】
1階ーレストランとデイサービスを併設
ボランティア活動や互助会のレクリエーションで集い、付近に暮らすサポート対象の方々も日々訪れ、誰かれなくおしゃべりが始まり、にぎやかです。
2〜3階ー居住スペース
「終の棲家」として24室あります。路上から自立生活の橋渡しとなる「自立支援住宅」(入居期間は半年)6室です。
24時間のスタッフ配置
日常的に相談できる体制を取り、緊急時にも対応できるようにします。
プライバシーに配慮し、完全個室
部屋に閉じこもりがちとならないように、食事や入浴は共用設備としています。

【スタッフの声】
「ずっとお風呂に入らなかった人が今ではお風呂の時間を待っている。ここで暮らし始めて皆さん笑顔が増えました。あの人がねえ、と感慨にひたる場面がいっぱいです」

【抱樸について】
NPO法人抱樸は、1988年より北九州を拠点に、困窮孤立者の生活再建を包括的に支援しています。 "「ひとりにしない」という支援"を目指します。
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