自民党の犯罪者を裁け!

日本政府の間違った増税政策で、30年以上も不況が続いてきました。庶民に減税して経済回復!

【暫定字幕】志位和夫 日本共産党委員長 梅村さえこ 元衆議院議員 参議院選挙 埼玉選挙区候補 応援演説

チャンネル名: 

みなさん、こんにちは。日本共産党の志位和夫でございます。

いよいよ選挙戦最終盤ですが、どうか日本共産党を比例でも選挙区でも大激戦勝ち抜かせていただきたいと最後のお訴えに上がりました。どうかよろしくお願いいたします。

まず昨日安倍元総理が銃撃され、亡くなるという事態が起こりました。心からの哀悼の気持ちを申し上げたいと思います。

自由な言論を暴力で封鎖する。絶対に許してはなりません。

日本共産党は、このようなテロが跋扈(ばっこ)する世の中には決してさせない。民主主義を守り抜くこの決意をまず冒頭に申し上げたいと思います。

私は最終盤にあたりまして、埼玉県民の3つの切実な願いを、日本共産党と梅村さえこさんに託していただきたいということをお訴えしたいと思います。

第一はみなさん軍拡を許さず、外交で平和を、この願いは日本共産党と梅村さえこさんに託しください。よろしくお願いいたします。

今度の選挙では、軍事費を2倍にしていいのか、これが大争点になりました。共産党はそんなことをやったら、軍事対軍事の悪循環に陥ってしまって一番危険だ。このように批判をしてまいりました。自民党からは最後までこれに対する反論はありませんでした。

みなさん今、日本がなすべきは、そういう危険な道ではなくて、外交の力で東アジアに平和をつくる、まさに外交戦略ではないでしょうか。

軍事費2倍財源をどうするのか、これも争点になりました。自民党は最後までだんまりを決め込んで財源のことを言いませんでしたね。しかし、軍事費2倍ったら5兆円も増やさなければなりません。簡単に出てくるお金じゃないんです。消費税で賄ったら、税率を2%以上上げることになります。

医療費に押しつけたら、お医者さんの窓口負担が2倍になってしまいます。年金にしわ寄せしたら、年間12万円も年金が減ってしまいます。みなさん、大軍拡が暮らしをつぶすこんな道は断固拒否しようではありませんか。この問題、東京新聞が世論調査をやりました。

軍事費と暮らし、どちらに優先して税金を使いますかという問いに対して、軍事費と答えた方はたったの21%。暮らしに優先して欲しい69%です。これが国民のみなさんの声じゃないでしょうか。みなさん。大軍拡じゃなくて暮らしにこそ大事な税金は優先して使え、この一票は日本共産党と梅村さえこさんにお寄せください。よろしくお願いいたします。

そして、選挙戦の中で9条を変えていいのか。これも大争点になりました。

岸田首相や茂木幹事長は、選挙が終わったら早い段階に9条を変えると言い出しておりますがどうなるでしょうか。簡単に言えば、自衛隊の海外での武力の行使が完全に自由になってしまいます。みなさん、日本では、戦後、自衛隊はただの一人の外国人も殺していません。

一人の戦死者も出していません。憲法9条のおかげではないでしょうか。憲法9条は自衛隊員の命も守ってきたということを私は訴えたいと思います。この平和の歴史を断ち切って若い自衛隊員を殺し殺される海外の戦場に送り込む。こんな危険な動きは、みんなで力を合わせて止めようじゃありませんか。みなさん、世界に誇る憲法9条を守り生かそう。この一票は、党を作って100年、反戦平和を貫いてきた日本共産党にお寄せください。梅村さえこさんに託してください。よろしくお願いいたします。

第二にみなさん、物価の高騰から暮らしを守る願いも、どうか日本共産党と梅村さえこさんに託してください。よろしくお願いいたします。

どうやって守っていくか、いろいろな問題がありますが、特に2つの鍵がある。これを訴えたいんです。一つはみなさん、何と言っても、消費税を緊急に5%に減税し、インボイスはきっぱり中止をさせようではありませんか。みなさん、この問題では梅村さえこさん、消費税をなくす会、33年間取り組んできた筋金入りの消費税反対のがんばってきた政治家です。

梅村さん勝たせていただいて、共産党を伸ばしていただいて、減税を実行させようではありませんか。もう一つはみなさん賃金を上げることです。共産党は具体的な提案をしております。この8年間で膨らんだ大企業の内部留保約133兆円もあるんです。

ここに年間2%、5年間で10兆円の時限的な課税を行って賃上げを進める。これが共産党の提案なんです。みなさん一つは、この課税には控除を設けまして、企業が賃上げやグリーン投資にお金を使った場合には、その分の税金はかけませんという仕掛けを入れます。そのことによって、課税によって賃上げと脱炭素が進むということになります。グッドアイデアではないでしょうか。

もう一つあるんですよ。10兆円の税収何に使うかいろいろ考えたんですが、最低賃金を1,500円に上げるための中小企業のみなさんへの支援にどんと当てようというのが共産党の提案でございます。

最賃1,500円と言いますと、8時間働いて週休2日で手取りで20 万にはなります。手取り20 万このぐらい政治が保障しなくてどうするかと考えますが、いかがでしょうか。みなさん、共産党を伸ばして賃金が上がる国にしていこうじゃありませんか。

物価高から暮らしを守る2つの鍵、消費税の減税と大企業の内部留保課税で賃上げを図る、これを実行する共産党、どうか伸ばしてください。よろしくお願いいたします。

さて、第三は希望ある未来への願い、これを日本共産党と梅村さえこさんに託していただきたいんです。

日本共産党は、今年で党を作ってちょうど100年です。戦前、戦後一つの名前で通してきた政党というのは、日本の中で日本共産党しかないんです。それには理由がありまして、かつて太平洋戦争に向かう時期に共産党以外の全国の政党が自分の党を解散して大政翼賛会に合流して、みんなでそろって侵略戦争を進めたんです。その結果、310 万人の日本国民2,000 万人ものアジアの人々の命を損なったんですね。

ですから、そういう政党は戦後再出発するときに、同じ名前では出てこれなくなって、みんな名前を変えたんです。そういう暗い時代に侵略戦争反対、国民が主人公の日本をつくろう命がけで掲げた唯一の政党が日本共産党であります。

私は今日、このお話をするのが今、日本で戦前を思わせるような平和を壊す、民主主義を壊す翼賛政治の危険を感じるからです。ウクライナの危機が起こったら、それに乗じた大軍拡の合唱が起こり、共産党以外の多くの政党が飲み込まれている。こういう状況がありますね。

その先兵になったのは、維新の会であります。みなさん、こういう状況がある。この時こそ、日本共産党という政党が必要ではないでしょうか。日本共産党は、100年の歴史に立って、平和と民主主義を壊す逆流に対しては正面から立ち向かい、正面から打ち破り平和と民主主義と暮らしを守るためにがんばりぬく決意を申し上げたいと思います。

日本共産党を伸ばせば、政治は必ず変えられます。政党を選ぶ比例代表選挙、今大激戦大接戦なんです。まだ目標の5に届いていないんです。ですから、今日1日でどうかご支持の輪3票5票10票と広げていただきまして、5人全員の勝利のためにどうかお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

埼玉選挙区定数4も大変な激戦ですが、梅村さえこさん当落線上の戦いになっております。4つの大事な議席を憲法改定の勢力に独占させるわけにいかないじゃないですか。どうか梅村さんへのご支持の輪、広げに広げていただきまして、埼玉から今度は参議院に送り出していただきたい。

このことを最後にお訴えして、私の訴えといたします。どうか最後の最後までよろしくお願いします。私も頑張ります。