※蓮池さんの講演は要請により1/3程度に短縮しました。また配布資料の添付はしておりません。
【たんぽぽ舎】
蓮池透さんは当初、朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)による日本人拉致問題について「制裁をするなら戦略的に」などと発言する強硬派だった。しかし問題の本質を見極めるにつれ、安倍首相に対する疑惑が芽生えていく。拉致問題解決の為に、安倍首相は具体的に何をしてきたのか? 政治的に利用しているだけではないのか? 制裁と圧力だけで、本当に拉致問題は解決するのか?
2002年の日朝首脳会談で「朝鮮」が事実と認めた「拉致問題」により、日本社会に広がった、ナショナリズムと、「北」バッシング。これを利用し排外主義と愛国的な政治家が誕生、「拉致問題は私が解決する」と言って、政界の階段を一気に駆け上がった、それが安倍首相だ。
常套句=「皆様が抱き合う日が訪れるまで」「あらゆる手段をつくして」「最重要課題」「あらゆる手段」とは「最大限の圧力」をかけ続けることか? 圧力をかけ続けたら、拉致問題は解決するのか? 「最重要課題」であるはずの拉致問題は米韓に丸投げ!
新聞労連主催の記者研修会の講演で(3月24日)「拉致問題は安倍政権の最重要課題だと言うが、『北』の脅威を煽っているだけで本当に解決する意思があるとは思えない」「軍備増強や改憲に拉致問題を政治利用しているように見える」
日本の過去清算も急務のはず。南北、米朝首脳会談で急展開する現在、日本は何をすべきか?
拉致問題、核・ミサイル問題は対話と交渉によって解決可能と話す蓮池さんのお話です。
浅野健一さん(人権と報道・連絡会)のコメントも