教育虐待とは、子どもの意思とは関わりなく、親が進路を決めつけたり勉学を強いたりし、子どもがその方針に従順でなかったり、さらには期待したような結果を出さないと、毎日、何年も、心と体に暴力を加えることをいい、近年教育学の世界でも問題とされています。教育虐待はメンタルヘルスに深刻な影響を及ぼし、引きこもりや自殺などにもつながりかねません。
メディアで活躍する古谷経衡さんと五野井郁夫さんが、教育虐待に苦しんできたとカミングアウトしたことは、大きな衝撃をもって受け止められました。若くしてそれぞれの分野で注目されているお二人の話は、とりわけ今苦しんでいる若い世代への、力強いメッセージとなると思います。
受験の季節を間近に控える上に、ただでさえ家族と過ごす時間が多くなる年末年始、そこにコロナ禍が覆いかぶさり、行き場のなさに窒息しそうな小中高校生に、「今」は永遠には続かない、世界は広い、と呼びかけるお二人の言葉が届くことを願っています。
古谷経衡『毒親と絶縁する』(集英社新書)
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