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SNSなどネット情報の飛躍的拡散が進む中、「フェイクニュース」やデマに惑わされず、政治家やメディアが流す情報の真偽を確認する「ファクトチェック」は、民主主義社会の成熟にとってますます重要になっています。「ファクトチェック」の取り組みは各国で既に成果を上げていますが、日本でもその取り組みに向けた議論が本格化し始めました。この取り組みは市民個々人、市民運動内でもデマや陰謀論などに陥らないよう、自浄能力と信頼性を担保する上でも大切なことです。誤情報拡散防止のため、日本国内のファクトチェックの推進・普及を図るネットワーク団体「FactCheck Inititative Japan(FIJ)」を立ち上げた立岩陽一郎さんをお招きして、市民のメディアリテラシー向上のために大切なことについて、とくにトランプ大統領に米メディアがどのように向き合っているか、半年間の渡米取材をもとにお話しいただきます。あわせて、総選挙での市民によるファクトチェックの取り組みや、「政治とカネ」の問題など市民の力で広がる「調査報道」の可能性についても、紹介いただきます。
市民社会フォーラム206回学習会
市民による“ファクトチェック”と“調査報道”
~トランプ大統領と米メディアに触れて~
講師 立岩陽一郎さん(FactCheck Initiative Japan発起人)
日時 2017年11月11日(土)14:00~16:30
会場 元町館「黒の小部屋」(元町映画館2階)