【琉球弧の戦場化を許さない実行委員会】
琉球弧の戦場化を許さない!11月行動の呼びかけ
日本政府は、「台湾有事」への「不安と恐怖」を煽りつつ、琉球弧の自衛隊増強を進めています。
2016年に与那国島、2019年に宮古島、奄美大島、2023年に石垣島と、「南西シフト」の一環として軍事基地建設が強行されてきました。
2024年には沖縄島の勝連分屯地にもミサイルが配備されました。
「特定利用空港・港湾」として、各島の空港・港湾の民間インフ施設を軍事利用するための拡張・強化も行われています。
こうした “琉球弧の戦場化” を想定した自衛隊増強の波は、2023年から基地建設工事が行われている馬毛島をはじめ、西日本全域に広がりつつあります。
与那国島には、当初の沿岸監視部隊配備という触れ込みを超え電子戦部隊も強行配備され、ミサイル部隊の配備と新港湾(軍港1200m×400m)建設も計画されています。
各島のミサイル基地に、先制攻撃に使える長射程ミサイルを配備する動きもあります。
防衛省・自衛隊は、さらなる基地強化と、「強靭化」と称して各基地の要塞化を進めています。
一方、「国民保護法」という名の “戦争法” に基づいた「避難計画」(強制疎開)も実施しようとしています。
このことは、基地が「軍民分離」の原則と矛盾していることを浮き彫りにしています。
島民を追い出して島を軍事要塞化することは、 “軍事植民地化” に見られる地元住民の生活破壊の最たるものです。
「台湾有事」を理由に自衛隊を増強し、東アジアの緊張を激化させ、また「緊張激化」を理由に自衛隊増強を進めるという矛盾。
その矛盾が、琉球・沖縄への差別構造を伴って、琉球弧、とりわけ「先島諸島」に最も顕著に表れているのです。
このような琉球弧の島じまへの自衛隊の軍事強化に反対し、 “琉球弧の戦場化を許さない!” という声をあげ、大きく広げたいと考え、「琉球弧の戦場化を許さない!11月行動」を呼びかける次第です。
宮古島・石垣島・与那国島で基地反対の声をあげている方々をお招きし、共に政府を追及し、それを受けたシンポジウムを開催し、併せて抗議集会とデモを行いたいと考えています。
与那国島、石垣島、宮古島、沖縄島の人々と共に、声を上げよう!
島じまからの参加者
〈与那国島〉小嶺博泉さん (与那国町議会議員)
〈石垣島〉内原英聡さん (石垣市議会議員)
〈宮古島〉楚南有香子さん(てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会・共同代表)
〈沖縄島〉照屋寛之さん (ミサイル配備から命を守るうるま市民の会・共同代表)
米軍は、今すぐ日本から出ていけ!
米軍は、民間人虐殺を謝罪せよ!


















