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20250629 UPLAN 隠ぺいされ広がるPFAS汚染

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【日本消費者連盟総会記念シンポジウム】
日本各地の米軍基地・自衛隊基地周辺で検出され問題視されているPFAS(ピーファス)ですが、汚染源は基地だけではないことが明らかになってきました。PFASの一種、PFOA(ピーフォア)を製造・使用していた企業や、PFOAが吸着した使用済み活性炭の保管場所などです。汚染源周辺の地下水や水道水からは健康被害が懸念される高濃度のPFASが検出されています。それにもかかわらず、行政も企業も何ら対策を講じていません。第1部では、PFOA汚染の実態を暴いたジャーナリストの中川七海さんに隠ぺいされ広がるPFAS汚染についてお話しいただきます。第2部は「暮らしの中にひそむPFAS」と題して、中川さん、栗岡理子さん、天笠啓祐さんに議論いただき、私たちに何ができるか考えます。みなさま
のご参加をお待ちしています
<登壇者紹介>
中川七海(なかがわ・ななみ)さん
1992年生まれ。大学卒業後、米国本部の国際NGO「Ashoka」に3年間勤務。2020年から探査報道に特化した非営利独立メディア「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」に加入し、ジャーナリストに。原発事故下の精神科病院で起きた患者死亡事件の検証報道「双葉病院 置き去り事件」でジャーナリズムXアワード大賞(2022年)、ダイキン工業による大阪での化学物質汚染を描いた「公害PFOA」でPEPジャーナリズム大賞(2022年)とメディア・アンビシャス大賞(活字部門)優秀賞(2023年)を受賞。著書に『終わらないPFOA汚染―公害温存システムのある国で』(旬報社)。
栗岡理子(くりおか・りこ)さん
1980年代半ば頃からごみ問題を扱う市民団体等で活動。子育て一段落後、大学院に進学。2018年、博士課程修了。博士(経済学)。専門は環境経済学。現在、日本消費者連盟環境部会や環境・CSR誌オルタナ編集委員などで活動。主な著書に『だれでもできるデポジット』(合同出版、共著)、『散乱ペットボトルのツケは誰が払うのか』(合同出版)、『プラスチックごみ問題入門~安心して暮らせる未来のために』(緑風出版)、ブックレット『人工芝はなぜこわい?』(日本消費者連盟)や、監修『みんなで減らそうプラスチック』『脱プラ生活~はじめの一歩』(日本消費者連盟)など。
天笠啓祐(あまがさ・けいすけ)さん
早稲田大学理工学部卒。雑誌『技術と人間』の編集者を経て、1993年に独立。1996年、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン設立に参加、現在は同キャンペーン代表。フリージャーナリスト、市民バイオテクノロジー情報室代表、日本消費者連盟顧問。主な著書に『農と食の戦後史』(緑風出版、共著)、『遺伝子組み換えとクローン技術100の疑問』(東洋経済新報社)、『この国のミライ図を描こう』(現代書館)、『農薬の不都合な真実』(日本消費者連盟)ほか多数。月刊『地平』に「フッ素の社会史PFAS問題の淵源」を連載(2024年7月号~12月号)。