メディア:
チャンネル名:
【共通番号いらないネット】
マイナ保険証を使って医療・健康・介護などの情報共有を進めるための医療法改正案が、今国会に提案されています。電子カルテ情報を患者や医師の同意なく医療機関から収集したり、医療・介護・健診のデータベースを連結して個人情報の照合を可能にしたりするなど、患者・市民のプライバシーに関わる改正がされようとしています。
マイナ保険証の利用率は4月になっても27%程度に低迷しています。政府はマイナ保険証による医療情報の閲覧でより良い医療を受けられると宣伝していますが、「個人情報の使われ方が不安」「医療機関に受診経過を見られるのが嫌」だからマイナ保険証を使いたくないという声も少なくありません。閲覧に同意しない画面は改悪され、ますますわかりにくくなりました。
医療データを「利用する側」の都合や権益ではなく、「利用される側」の権利を守るためにはどうしたらよいか考えます。
お話:
武藤糾明弁護士(福岡県弁護士会)「医療データの共有とプライバシー保護」
報告:
原田富弘さん(共通番号いらないネット)「マイナ保険証と医療法改正の状況」