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20241124 UPLAN 原山優子他「ムーンショット型研究開発は私たちを幸福にするか」

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【ゲノム問題検討会議】
ムーンショット型研究開発制度は、我が国発の破壊的イノベーション(革新、新機軸)の創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発(ムーンショット)を推進する国の大型研究開発制度で、政府が目標を設定し、官学民連携し2050年社会実用を目指し2020年からプロジェクトが開始されました。
全ての目標は「人々の幸福(Human Well-being)」の実現を目指し、「急進的なイノベーションで少子高齢化時代を切り拓く」、「地球環境を回復させながら都市文明を発展」、「サイエンステクノロジーでフロンティアを開拓」するため「人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会」、「自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」、「汎用量子コンピュータを実現」、「地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現」、「生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出」など10の目標が掲げられています。すでに累計で約4200億円の基金が投入されています。
はたしてこれらの目標が、貧富の格差のない、差別のない社会、環境破壊のない社会、戦争・紛争のない社会、人権の尊ばれる社会、自立した自治を尊ぶ社会に貢献するような科学イノベーションでしょうか。科学技術を活用して経済成長追求した結果もたされた貧富の格差拡大、環境破壊等が、科学技術の「破壊的イノベーションの創出」で解決できるのでしょうか。ELSI(倫理的、法的、社会的な課題)も議論されていますが、これはあくまで市民にこれらイノベ―ションをいかに受け入れさせるかを目的にしていると思われます。私たち市民の生活に夢と希望を与えてくれるでしょうか。残された子孫のための施策でしょうか。多くの方と学び検証していきたいと思います。
講師の原山優子さん、千葉紀和さんにムーンショット計画の論点を整理いただいて、政府(内閣府)主導の科学技術計画の偏重の弊害とか、基礎研究をおろそかにして産業化(さらには経済安保、軍事化)に直結するイノベーション政策に特化することの是非などを正していきたいと思います。
セミナーにご参加の皆さんのご意見をお聞きして、意見交換もできたらと思います。
講師:
原山優子さん :
東北大学名誉教授/前 総合科学技術・イノベーション会議常勤議員「政策手段としてのムーンショット型研究開発制度」
千葉紀和さん:
毎日新聞記者
虚飾の「官製イノベーション」
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