「縄文の竪穴式住居をつくりたい」
ということで、つくっている方でご縁のある吉川宏一さんの元に見学に行きました
滋賀県高島市の鵜川の棚田で「艸楽園(そうらくえん)」という名で場づくりをされています
縄文は紀元前の一万年以上の長きに渡って続いた時代で
僕が心惹かれるのは、集団で争った形跡がなく戦争がなかったと言われていることです
森羅万象の中に神を感じながら自然と調和して、人々も輪になって平和に暮らしていたのではないかと想像します
翻って現代社会は、僕たち人間の活動によって世界規模の環境破壊が進み、戦争も止めることができずにいます
今こそ、縄文のスピリット(精神)に思いを馳せて、足元から調和の世界をつくっていきたいと願います
艸楽園ではご縁で集まった方たちと建設中の竪穴式住居を愛でながら
縄文の説明や竪穴式住居の作り方を教えていただきました
材料は身近にあるものを使っていて
土台は三和土(土と消石灰とにがり)で固め
骨格は真ん中の囲炉裏を囲む柱に硬い栗の木を、その周りに杉の木を使い
その上に琵琶湖で刈ったヨシ(葦)で葺いていきました
「自然を身近に感じられ、自分自身と向き合ったり、みんなが集える場所になれば」と吉川さん
後半は、建築士でもある吉川さんがつくられている建物を思いと共に紹介させていただきました
トラックに載せられる「モバイルハウス」はこれから起こるであろう災害時に被災地で仮設の家として使うことを想定されています
手を入れた方がいい山の間伐材を利用して、失われつつある伝統の建築工法でつくることで
みんなにとっても自然にとってもいいやり方を追求されています
他にも、棚田と共に生き、繋いでいくための「棚田ハウス」などなど
縄文の心で現代社会を生きていくためのヒントをいっぱい感じさせてもらいました
これからの艸楽園も楽しみです♪感謝
★「艸楽園」吉川さんの映像
「つなぐ棚田遺産に国道計画!?棚田・里山の再興(最幸)ビジョンとは」
https://youtu.be/w7xCDCdlqaE
0:00 はじめに
2:19 出発
3:40 竪穴式住居のお披露目
6:06 解説
14:55 吉川さんのお話
20:33 モバイルハウス
26:58 棚田ハウス
29:27 吉川さんのお話(ONLY ONE & ONLY ONCE)
30:44 ほぼ完成の竪穴式住居
#縄文 #竪穴式住居 #作り方 #モバイルハウス #平和