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20240711 UPLAN 不当な「代執行」による大浦湾の埋め立てを許さない!北上田毅さん湯浅一郎さん講演集会

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※6月28日、辺野古への埋立土砂を海上搬送している安和桟橋でダンプトラックに轢かれ、1名死亡、1名重傷という痛ましい事故がありました。集会ではその報告がありましたが、この事故を契機に反対運動への凄まじいバッシングが起こっているため、北上田さんが本事故について解説した部分の映像は割愛させていただきます。
【「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会】
内閣総理大臣岸田文雄様
外務大臣上川陽子様
防衛大臣木原稔様
米兵による少女へのわいせつ誘拐・性暴力に満腔の怒りで抗議し安和の現場での死傷事件の真相解明・再発防止策の徹底を求め不当な「代執行」による辺野古新基地建設の即時中止を求める
林官房長官が6月25日の記者会見で米兵による16歳未満の少女に性的暴行事件で那覇地検に起訴された事件について「極めて遺憾だ。米側に綱紀粛清と再発防止の徹底を求めた。米兵が起訴された3月27日に岡野正敏外務事務次官がエマニュエル駐日米国大使に遺憾の意を申し入れた。米側も深刻に受け止めており、捜査や被疑者の取り調べに対して協力がなされた。米軍人などによる事件事故は、地元の皆様に大きな不安を与えるものであってはならない。さまざまな機会に事件事故防止の徹底を求めていく」と述べたが、卑劣な政府の対応を許せるわけはない。なぜ、隠蔽していたのか!
米兵がわいせつ誘拐・不同意性交の罪で那覇地検によって3月27日に起訴されていたことが、6月25日の報道でわかった。起訴状によれば2023年12月24日,嘉手納基地所属の空軍・兵長ブレノン・ワシントン(25歳)が公園にいた少女を自宅に連れ込み、性的暴行を加えた。県警が米側と連携して捜査。3月11日に書類送検し、7月12日初公判が開かれる。この間、半年、起訴後3か月も県への通報は全くなかった。2日前の6月23日の慰霊の日に岸田総理や外務大臣らが式典に出席し「沖縄県民の基地過重負担の軽減に全力で取り組む・・」などと挨拶したが、まやかしであることは明白である。不都合なことは、沖縄にはしらせないという隠蔽体質の政府の対応は沖縄への植民地支配と言える状況である。ほかにも米兵による性暴力事件5件が立て続けに起きており、市民や自治体の怒りの抗議が続いている。米兵の性暴力は米軍が沖縄に上陸したときから続いており、表にでるのは氷山の一角である。防衛省関係者は「防衛省が進める政策へはほとんど影響ないであろう。反発は長く続かない」と発言したというが、絶対に許せん。沖縄の民意を踏みにじり続け、わずか日本の面積0.6%の沖縄に70%以上の米軍基地を押し付け、基地被害に苦しむ県民に新たに不当な代執行で辺野古新基地建設を強行している政府・防衛省!県との協議を打ち切り7月3日には抗打ちの試験作業を始めた。生物多様性の豊かな辺野古の海を破壊し続ける防衛省は不当な代執行をやめ、直ちに工事を申止し、県との協議を再開すべきである。また、強行に建設作業をすすめる安和の現場で、抗議する女性と警備員に土砂を積んだダンプが突っ込み、痛ましい死傷事件を起こした。なぜ、このような事故がおきたのか、徹底した原因究明と安全確認、再発防止策を示すまで工事を中止するのは当然である。
少女への性暴力事件、民意を踏みにじって強行する工事現場で起きた死傷事件、県との協議を一方的に打ち切り不当な代執行で工事を強行する日米両政府に強く抗議し、以下、要求する。
1アメリカ空軍・兵長エバノン・ワシントンの少女への心からの謝罪と補償を求める
2日米両政府も被害をうけた少女や女性への謝罪と十分な補償するよう求める
3米軍基地ある故の犯罪であり米軍基地の撤去を求め「代執行」での辺野古新基地建設は即時断念せよ
4安和の現場で起きた死傷事件の原因究明・再発防止策を図るまで工事を中止せよ
5死傷された2名への謝罪と十分な補償するよう求める
6不平等な地位協定の抜本的改定を行なえ
2024年7月11日
「代執行」下の辺野古工事を問う政府交渉と院内集会参加者一同