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2014年、石川県警に覚せい剤取締法違反で逮捕された盛一克雄(もりいち・かつお)は当初から冤罪を訴えていた。
しかし、2015年、懲役2年、執行猶予4年の判決が確定する。
冤罪を晴らしたいとの思いから、2016年、盛一は金沢地検で訴訟記録を閲覧。公判で検事が「存在しない」と主張していた調書を発見する。
2017年9月14日、盛一は検察の証拠隠しを理由とする国家賠償請求訴訟を提起。雪冤の一歩を踏み出した。
同年11月24日、国賠訴訟の第1回口頭弁論が金沢地裁で開かれる。閉廷後の記者会見で、布川事件の冤罪被害者である桜井昌司、東住吉事件の冤罪被害者である青木惠子が盛一に対する支援を表明した。