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20220129 UPLAN 加藤哲郎「日本の感染症対策と731部隊」

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【オルタナティブな日本をめざして(第70回)】

文春オンラインは、「コロナ禍で浮かび上がる感染研、永寿病院と「七三一部隊」の数奇な縁、戦後も「元七三一部隊員」のネットワークが形成されていた」というサイト記事に、上昌広・NPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の発言を引用して次のように書いています。「感染研(国立感染症研究所)のルーツは戦前の『伝染病研究所』であり、それを支えたのは陸軍でした。軍の特徴は『自前主義』と『情報非開示』。政府の統制も受けません。そのDNAを連綿と引き継いでいるように見える。今回の事態だって(新型コロナ)、安倍政権の統制がきかない何かが働いている可能性さえあります」。実は日本の感染症対策・対応を行う医療組織は、昔は「防疫給水部」(大日本帝国陸軍)といい、人体実験・細菌戦で告発されている「悪魔の飽食」(森村誠一氏)の「満州ハルピン郊外:731部隊」と深いつながりのあることが分かってきました。今回は、この問題に関する歴史研究の第一人者=加藤哲郎一橋大学名誉教授においでいただき、詳しくお話をうかがいます。
講師:加藤哲郎(かとうてつろう)さん
加藤哲郎:一橋大学名誉教授。1947年岩手県盛岡市生まれ。東京大学法学部卒業。博士(法学)。英国エセックス大学、米国スタンフォード大学、ハーバード大学、ドイツ・ベルリン・フンボルト大学客員研究員、インド・デリー大学、メキシコ大学院大学、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、などを歴任。専門は政治学・現代史。主な著書に『「飽食した悪魔」の戦後731部隊と二木秀雄「政界ジープ」』『731部隊と戦後日本隠蔽と覚醒の情報戦』『パンデミックの政治学日本モデルの失敗』『日本の社会主義』『ゾルゲ事件』など。


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