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20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決

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【福島原発被害東京訴訟サポーターズ】
国や自治体が守らなければならない被災者を、その権力をもって被災者個人を訴えるという非常に理不尽な訴訟です。
人権を無視したこの裁判にはまったく納得ができません。
この裁判は、そのような状況のもと、2022 年2 月に都内避難住宅に残留していた避難者を相手に、退去と損害賠償を求めて東京都が提訴した裁判です。
なお、先の2024年10月7日に出された東京地裁の判決では、「被告は原告に損害金の全額を支払う」「訴訟費用は被告が負担する」「仮執行を認める」という不当な内容でした。また、判決の言い渡しは1分ほどで終了し、大賀裁判長は判決理由を述べず、傍聴席からの「理由を説明してください」という声も退け、関係者と傍聴人に向かって退廷を命じる、という態度をとりました。
訴えられた方をはじめとする、都内で避難住宅に残留する区域外避難者は、東京都に何度も足を運び、住宅の使用許可の申請を行い話し合いでの解決を繰り返し求めてきました。その度に東京都
は要望書を受け取り、避難元の福島県内の自宅や周辺が汚染されまだ元に戻っていないこと等の話を聞いて、理解した様子は見せつつも、避難先の住宅の使用許可を得られない状態での避難生活を余儀なくされておりました。
そんな中、2017 年3 月で避難住宅の無償提供打ち切りから5 年が経つというタイミングで、東京都は避難者への提訴という形での実質的な「追い出し」にかかったと言えます。これは人権侵害であり、不当な訴えです。
今回の控訴審は、大法廷となります。更なる追い出しの動きや不当な判決に至らぬよう今後も関心をお寄せいただき、法廷での傍聴支援、引き続き避難者の皆さまへのサポ ートをお願い申し上げます。