日時:
2019/07/04 - 18:30
参加費:
300円
場所:
川崎市労連会館5階(川崎区東田町5-1)
イベント概要:
川崎区桜本にある在日大韓キリスト教会・川崎教会が保育園を設立したのが1969年でした。以来、50年にわたって川崎南部の地域において、在日コリアンと日本人は民族差別を許さない、多民族・多文 化共生の街づくりを進めてきました。行政も議会もこの活動を応援し、川崎市は多文化共生政策の「先進都市」という評価を得てきました。
ところが、2007年の「在特会」設立以降、 全国各地でヘイトスピーチが公然と行われるようになり、2015年11月からは、川崎桜本をめがけてヘイトデモが二度も襲ってきました。これに抗して2016年1月に「ヘイトスピーチを許さない かわさき市民ネットワーク」を立ち上げ、抗議行動にとどまらず、市民の総意として“人種差別を許さない”立場を明確にし、特に人種差別を扇動・助長するヘイトスピーチを根絶する条例の制定を求めて市や市議会に要請行動を重ねてきました。川崎における市民の運動がヘイト解消法制定の原動力の一つになりました。
2019年3月の市議会文教委員会で、川崎市から条例の骨子案が示され、私たち市民ネットワークも実効性を持たせるために必要な視点や、条例に明記してほしい施策を10項目にまとめた意見書として、市や市議会各会派に提出してきました。この6月議会で条例の素案が示されました。
私たちは市から提案された条例案を分析し、評価すべき点は支持・応援し、かつ、不明な点や補強すべき点については、私たちの意見をさらに市と市議会に反映させていきたいと思います。条例案を検証する集会を開催し、活発な意見交換を行いたいと思いますので、ぜひご参加ください。
市民、議会、行政の「オールかわさき」 の力を結集して、ヘイトスピーチ解消法を補強し、全国の自治体のモデルとなる実効性のある条例を制定することによって、 「国または地方の公の当局または機関が人 種差別を助長しまたは扇動することを認めない」〔人種差別撤廃条約第4条©〕と いう市政の姿勢を示し、「差別のない人権尊重のまちづくり」を推進しましょう。
登壇:
イベント開催場所: