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徴用工判決があぶり出す植民地問題 文在寅はマンデラになれるか 松竹伸幸さん 池田香代子の世界を変える100人の働き人 26人目

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徴用工をめぐる韓国大法院判決が出て1年あまり。日韓両国の関係は、悪化したまま膠着しているように見えます。このほど『日韓が和解する日』を上梓した松竹伸幸さんは、大法院判決のポイントは、植民地支配を過去にさかのぼって違法とすることを根拠に、その被害に対する賠償を求めているところにある、と指摘します。しかし植民地支配の違法性は、ダーバン会議で旧植民地諸国が主張してきたにもかかわらず、いまだ国際法として認知されていません。韓国は、かつて植民地支配を受けた同じ立場のアフリカなどの国々とともに国際法の変革をめざすべきではないのか、徴用工問題を日韓関係の中で捉えるだけでなく、世界の近現代史の中に位置づけ、人類の正義を一歩進める努力をすべきではないのか、と松竹さんは主張します。そうした長いスパンの目標とともに、急務である当事者の救済に向けて、日韓両国は1日も早く交渉を始めるべきだ、とも。松竹さんの斬新で挑戦的な問題提起は、私たちの思い込みや思考停止を打開してくれます。

松竹伸幸さん テーマ関連書籍
『日韓が和解する日 両国が共に歩める道がある』(かもがわ出版、2019)
『北朝鮮問題のジレンマを「戦略的虚構」で乗り越える』(あおぞら書房 2019)
『慰安婦問題をこれで終わらせる。理想と、妥協する責任、その隘路から』(小学館 2015)