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【日本消費者連盟 連続講座 種子はだれのもの?-市民として考える】
(講師)稲葉光國(NPO法人民間稲作研究所代表、栃木県有機農家)
栃木県上三川町で循環型有機農業を営む稲葉光國さんは、農薬・化学肥料を使用しない低コストで省力的な米-麦-大豆の有機輪作技術を開発し、有機JAS認証の取得できる主要農作物の栽培法を確立し、国内外に普及してきました。2006年に有機米種子の採種ほ場として県の指定を受けた種子栽培の現場から、種子法廃止の影響と栃木県の種子条例の問題点、「種子の会とちぎ」が提案した条例案を紹介し、農業を取り巻く危機的状況とその打開策についてお話しいただきます。