【山田厚史の闇と死角】熱狂の暴走ブレグジットに透ける日本の今

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外から見るとブレグジットは「狂気の沙汰」、「合意なき」ブレグジットはさらに「狂気の沙汰」×「狂気の沙汰」。それでもジョンソン首相の強行離脱路線は変わらず、国民的にも固い3割の支持がある(どこかと同じ?)。議会は、瀬戸際で理性を発揮して、首相を羽交い絞めにしようとするが、なかなかうまくはいかない。
ブレグジットは何をもたらすのか。そのリスクをイギリス中央銀行もイギリス政府自身も明らかにしているが、それでも首相自身も信じていないと思われるイギリスの未来を賭して強行離脱するのか。
名門出身のちょい悪ボンボンが、階級社会の中でイートン校、オックスフォードから、保守紙タイムズに就職するも識者コメントをでっち上げて一年でクビに。しかし、同じく保守系のデイリーテレグラフに拾われ、ブリュッセル特派員として今度はただただEU批判を書きまくり(記事には誇張とでっち上げがあったと言われている)、これで名をはせて、ロンドン市長になり、ブレグジット強硬派で人気を得て首相となる・・。そういう指導者を選んでしまう社会とはないか。
イギリスの奥深くにある本当の支配層がどこまで壊し屋を制御できるか、山田さんの予想は当たるのか・
2019年9月10日収録