自民党の犯罪者を裁け!

日本政府の間違った増税政策で、30年以上も不況が続いてきました。庶民に減税して経済回復!

山本太郎(れいわ新選組代表)「れいわが始まる」街頭記者会見 新宿駅西口

人物: 

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山本太郎:
こんばんは。こんばんは。何されてるんですか? 皆さん、こんなにたくさん。誰か来るんですか? 日本の水道を売り飛ばそうとする太郎さんが来るんですか? それとも声の高めの外務大臣の太郎さんがいらっしゃるんですか? そうではなかったですね、本当にたくさんの方、お集まりいただきました。ここ小田急前、西口、新宿西口をお借りいたしまして山本太郎、マイクを握らせていただいております。

山本太郎、4月の10日に1人で旗揚げをいたしました、れいわ新選組。れいわ新選組。小沢一郎さんと何年もやって参りましたが、1人で旗揚げ。その理由は何か? 政権を取りにいくためです。政権を取りにいくために旗揚げをしたのですが、そして、先の参議院選挙で10名の候補者を立てて、素晴らしい、私を含む10名の仲間と一緒に立候補をしましたが、蓋を開けてみたら議員になったのは特定枠の2人。舩後靖彦さん、ALSの難病患者。そして、もう1人、重度障がい者の木村英子さん、この2人。

山本太郎、完全に受かる気でいたんですよ。山本太郎までは大丈夫、その他の人たちをどうやって受からせるかってことを考えてたんですけど、蓋を開けてみれば、受かったのは2人。けれどもこの2人。舩後さんと木村さんを国会の中に送ることができた。そして、政党要件。政党要件を獲得することができました。皆さんのおかげです。ありがとうございます。政党要件獲得したら何ができるか? 例えば、テレビの番組で、政治マター。そういうような番組があった場合に、山本太郎、しつこく出演することができます。生放送で嫌なこといっぱい言えるんですよ。党首会談、幹事長会談、政調会長会談、全部、私出るみたいな。かつてこんな嫌がらせが永田町内にあったでしょうか。(笑)ありがとうございます。

4月10日から旗揚げをし、そして一人ひとりにご寄附をくださいとお願いをしました。選挙お金かかります。選挙区、東京選挙区から野原さんという、公明党の党首が出ているこの東京から、沖縄の創価学会員の方が立候補してくださった。この人を1人立てるのに、東京選挙区で入場料だけで300万円。そして私含む、れいわ新選組の9人のメンバー。これが比例代表という戦い方をするためには、1人入場料600万。入場料だけでそれだけかかる。これだけ途方もないことを、どうやって私1人で、どうやってメンバーだけでできたでしょうかってことなんです。4月10日に旗揚げして、そして選挙が終わるまでに、皆さんの本当に大切なお金、4億円。4億円をいただきました、本当にありがとうございました。この4億円のうち3億円以上もう使ってます。気持ちいいくらい使うね、君たち、って言われるくらいです。新聞広告、街角の広告ビジョン、そして新聞折込、こういうことを考えていくと、そこだけでもう1億2000万円飛んでしまいます。大変な金額ですね。そして今残ってる金額どれくらいか? 約9000万円。

この9000万円何に使うか? 山本太郎、党になりました。そして次期、衆議院選挙に向けて、党の体制を、しっかりと作っていかなければなりません。そらそうです。衆議院選挙つったら、289箇所。1議席を争うという選挙区が289箇所。そして比例もございます。こういうところで山本太郎、100人。100人を立てたいんだ。そして、衆議院でしっかりと数を確保していきたいんだ。そしてその先に、政権交代を目指していきたいということをもうすでに皆さんに、宣言させていただいております。

いつくるかわかりませんからね。向こうの考えひとつです。野党側を、さっさと潰してしまうためには、おそらく秋に選挙やったほうがいいんですよ。お金が、選挙で使ってしまって残ってないとか。あと、候補者を擁立しなきゃいけないとか、そういういろんなことございますから。早めに自民党が手を打って、野党側を潰すんだったら、秋の選挙。もしくは冬の選挙。もしくは年明けてからの衆議院選挙。ここら辺が現実的ラインなんじゃないか。消費税増税による悪い影響が数字として表れないうちに、選挙をしてしまいたいんじゃないかっていう風に予測します。けれども一方でオリンピック終わった後じゃないかっていうような話もある。どこにくるかはわからない、でもそれをやると決められるのは向こう側。だからもう、衆議院選挙の準備始まってんですよ。力貸してくれませんか? 力貸してくれませんか? 

4月から旗揚げして7月に選挙。この3か月の間に、テレビはほとんど、私たちのことを扱わなかった。ネットと草の根、あなたが横に拡げてくれたんですよ。それで200万票を超える得票を得た。そして政党になったって、これすごいことですよ。本当ににありがとうございます。

ここで業務連絡でございます。ゆっくりと動いていただきたいんですけれども、後ろ、ごめんなさい。真ん中に通路ございますけども、その通路に近い方もう一歩前に進めるように、結構しんどいですかね、すみません。もう少し前に、ゆっくり動いてください。前方の方も、もう少し前に、すみません。大丈夫ですよ、近くにきてください。浄水器とか売りつけませんからね。大丈夫ですよ、美味しい水になるとか言いませんから。

ありがとうございます。ご通行の皆さんにはご迷惑をおかけいたしております。マイクを持っている私は、れいわ新選組、れいわ新選組代表の山本太郎と申します。この夏の選挙で2議席獲得。そして政党要件を満たしました。これでやっと、スタートラインに立てた。そういう話なんです。いつくるかわからないが、もうすぐくる、そう言われている選挙。次にも大きく打ってで出なきゃならない。そういう話なんですね。で、その選挙いくらかかるんだ。100人立てたらいくら? 入場料だけで6億円。すごくないですか? この中にお金持ちいらっしゃいません? 本当に百発百中でいませんからね。本当に景気良さそうな匂い、嗅いだことないっていう。ありがとうございます。なのでくれぐれも、あの、皆さん無理をなさらずに力を蓄えていただきたいんです。力を蓄えて、横に拡げるということをもう始めていただきたいんです。次は、私たちだけの力でひっくり返すということは、なかなか一発では難しいと思います。だから野党で、横に手を繋いで仕留めにいきましょ。仕留めにいきましょ。政権交代する気もなくて、どうして政治なんてやってんですか? 当たり前ですよ。野党のお尻叩きましょ。仕留めにいくんですよ。次の選挙は。政権交代するために全力でいくんですよね。やってやりましょうよ。

今日、私がここでマイクを握っているのは、選挙の時には、私のほうから一方的に喋るばかりでした。これはですね、選挙の時にはこのようなモニターは使えません。変なルールですね。わかりやすく解説されると困るんでしょ。このようなモニターを使って解説をすることが許されない。マイク1本で皆さんにお話をしていかなきゃならない。このルールの中で、なかなか相互にコミュニケーションするというのが難しかったんです。なので、今日は、街頭記者会見。これまで2014年から山本太郎が街頭に立ち、道行く皆さんに、直接、疑問、質問、提言、いろんなものをぶつけていただき、それに対して山本太郎がお答えを返していくということ、ずっと続けて参りましたけれども、選挙が終わったので、これからはこの街頭記者会見という形をもって、全国をまわっていきたいと思っていますもっと繋がっていかなきゃ駄目ですよね。

まあ、よくわからないですけれども、山本太郎落選してしまいまして、今はですね、議員やってた時よりも落選してからのほうが忙しいんですよ。不思議な現象ですね。そりゃ忙しくなります。議員を落選した瞬間に、その4日後には参議院会館にある山本太郎事務所から撤収しなきゃなんない。それだけじゃなくて6年間住まわしていただいた宿舎からも1週間以内に撤収しなきゃならない。引っ越しの日は決まっているが引っ越し先は決まっていない。そんな状態です。今も新しい住まい決まってません。荷物だけ8月いっぱいで出なきゃいけない事務所に放り込んであります。そんな状況です。超不安定。けれども、今日から国会が始まって5日に国会が閉じる。その先は山本太郎、比較的時間ができる予定です。暑さが落ち着く9月に入ってからは全国をしつこくまわって行き、皆さんとコミュニケーションをしながらゆるやかなネットワークを作っていきたいと思ってます。そらそうでしょう、ひっくり返すんですもん。しつこくやりましょうよ。

話、戻ります。山本太郎、なぜ今日ここにマイクを握っているのかと言いますと、選挙中にはできなかった街頭記者会見。皆さんから山本太郎、山本太郎に対してご質問であったり、苦言、提言さまざまな皆さんからのボールを山本に投げていただく。そのボールを山本太郎が受けて皆様にまたお返しする。ただし、たかだか山本太郎でございます。あなたからの質問に答えを持ち合わせてる確率は低くなってしまいます。なので、その場合にはどうか、あなたがその答えをご存じであるならば、山本に知恵をつけていただきたい。山本も、そして質問された方もその答えが見つからないようであるならば、そのことについてご存じの方がいらっしゃったら、その他の方からご意見をいただきたい。そうやって皆んなでどんどんスケールアップしていこうというような取り組みでございます。どんなことでも構いません。中には山本太郎大嫌いでヤジを飛ばしたいって方もいらっしゃるかもしれませんけれども、そのヤジで喉を痛めてしまえば元も子もございません。どうせだったらマイクを通してですね、直接やり取りをしてみませんか、というような試みでございます。

そして街頭記者会見にはですね、今日一般のメディアの方も来ていただいていると思います。この山本太郎の街頭記者会見が終わった後は囲み取材は一切受け付けません。なので、もしご質問があれば、この場で皆さん、聴衆の皆さんに混ざりながら、ぜひ手を挙げていただき取材をしていただきたい。だから、街頭記者会見でございます。よろしくお願いします。

それでは、ちょっと待ってくださいよ。じゃその前にもう一度、山本太郎のれいわ新選組が何を目指しているのかということだけ、その決意、その決意をですね、もう一度。いったい何者? そう思われている方もいらっしゃるかもしれません。最近では選挙が終わってからテレビはちょっとずつ取り上げられるようになってきましたけれども、その存在、今も知らない方いらっしゃるかもしれません。なので、れいわ新選組、いったいどういう世の中を目指していくのか。皆さんに決意を表明いたします。れいわ新選組の決意です。

日本を守る、日本を守るとは、あなたを守ることから始まる。

あなたを守るとは、あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、胸を張って人生を歩めるよう全力を尽くす政治の上に成り立つ。

あなたに降りかかる不条理に対して、全力でその最前に立つ。

何度もやり直せる社会を構築するために。

20年に及ぶ、20年以上に及ぶデフレで困窮する人々。

ロスジェネ、ロストジェネレーションを含む人々の生活を根底から底上げ。

中卒、高卒、非正規、無職、障がい、難病を抱えていても、将来に不安を抱えることなく暮らせる社会を作る。

私たちがお仕えするのは、この国に生きるすべての人々。

それが、私たち「れいわ新選組」の使命である。

このような決意を持って、れいわ新選組、これから前に進んで参ります。どうかひとりでも多くの方に、ひとりでも多くの方に一緒に前へ進んでいただきたい。あなたと一緒にこの国を変えるんです。ぜひ力を貸してください。そして素朴な疑問、苦言、提言なんでも結構です。マスコミである、マスコミでない、そんなこと関係ございません。どなたでも結構です。ご意見ある方、そしてご質問ある方、手を挙げていただければと思うんですけれども、いかがでしょうか? すいませんね。ライトが眩しすぎて「はい。はい。」っていう声しか聞こえてこないんですけど、その人。じゃあ、あなた。はい、こっちから行きます。マイクを回してください。すいません。バトンのように。

質問者:
先生。あれ、カメラないんすか、俺に。カメラ映してくれるって言ったじゃないですか。先生、4時起きで来たんですよ、今日。先生、先生、どこ行けばカメラ映るんすか、これ。カメラ映してくださいよ、ここに。ここ映してください、映してください。

山本太郎:
すいません。目的がよくわからないので。

質問者:
先生、質問です。先生。

山本太郎:
どうぞ。

質問者:
はい。日本人の平均所得、ご存じですよね。俺、思うんすけど、国会議員から市議会議員まで平均所得に下げるってことできないんすか? そして、その余ったお金を、今、食べれない7人に1人の子どもたちに与えることっていうのは不可能なんですか、先生。

で、今回、投票率50%に下がりましたよね。俺、いろいろ街歩いて、いろんな人に聞いたんですよ。したら、安倍政権になってからね、調べたら、投票所少なくしてるんですよ。それで、俺、どこ行って投票していいかわかんねえよって言うんですよ、俺みたいな刺青入ってる奴らっていうのは。で、そういう奴らにどうやって行かせっかって聞いたら、やっぱりもうね、顔認証とか、携帯あるわけですよ、携帯。顔認証でコンビニエンスストアとか、顔認証で投票できるようにとか、そういう、なんかできないすか。だいたいね、皆んな投票に行った人っておじいちゃんおばあちゃんだと思うんすよ。で、行かなかった人って若者、携帯世代なんですよね。興味なかったり、行く方法わかんないんですよ。で、そういう人たちに、行く方法っていうので、なんか先生がテレビとかで提言してほしいんですよ。

どうですか。駄目ですか。僕、わかんない、中卒なんで。とにかく今の日本、このね、シングルマザー80%が貧困ですよ。で、俺、デリヘル運転手もやったことありますよ。かわいそうですよ。やりたくねえっすよ、皆んな。泣きながらやってんすよ。こんな国でいいと思いますか。先生、お願いします。

山本太郎:
ありがとうございます。非常に、今、この国の状態が最悪な事態を迎えているということをよくご存じの方だと思います。数字の上でも、子どもの約7人に1人が貧困、その状況を受けてご自身も、今、ご自身でおっしゃってましたけども、デリヘルのドライバーをやってたことがある。おそらくそこで働かれている女性の方も、おそらくシングルマザーであったりとか、いろんなシチュエーションの方がいらっしゃると思います。その状況なんとか変えられないのか。変えるためには、例えばですけれども、国会議員であったりとか、その、市議会議員であったりとか、議員といわれるような人間たちの給料を削減して、そこに回すのはどうだというご意見が前半のお話だったと思います。で、私、これは自分が国会議員やっていたからと、やってたからっていうわけで言うわけではないです。そこを削っても知れてます。そこ削っても知れてます。

どうして国会議員やその他の議員たちの給料が高めに設定されているかというと、当然、買収されないためですよ。給料が安い、そういうような仕事をやってる議員たちが、別に札束で顔を叩かれて、そっち側になびいてしまうってことを防止するという意味でも、議員の給料は高めに設定されてるということがひとつ。

もうひとつ理由があります。何か? 選挙には金がかかりすぎるって事ですよ。政治活動には金がかかりすぎるってこと。だって、どうして私たちれいわ新選組が10人の仲間を出すのに3億円は最低ないとできないから皆さんに3億円くださいって、皆さんからお金をもらわなきゃいけないんですか。選挙にアプローチするっていうのは、政治に関わるっていうのは、もうお金持ってる人以外は無理だっていう建て付けになってんです。で、その議員の高い報酬を安くするためには、政治にかかる費用を安くする以外ないってことなんです。

例えば供託金。冒頭で言いました。選挙区、東京選挙区で立候補、入場料だけで300万。で、私たち政党ではなかったですから、政党でない人間たちが比例代表という形で立候補する場合には何が必要か? 10人仲間集めなきゃいけない。れいわ新選組は1人選挙区、9人全国比例。この9人には1人当たり600万円かかるっていう話なんですよ。これ、あくまでも入場料だけですから。その他にもかかる費用いっぱいありますよって。それ普通の人、立候補できますか? 無理ですよ。議員の給料を下げるためには、まず政治にかかる費用を安くする以外ないんです。まずここを、まずここを実現する以外ないと私、思ってます。

お望みどおりの答えでない、そう思います。しかもこの議員たちの身を切る改革をしたとしても、これ、そんな大きな予算には、私ならないと思ってます。そうじゃなくて実際に7人に1人の子どもが貧困である、5人に1人の高齢者が貧困であって、1人暮らしの女性の3人に1人が貧困という状況があるならば、これ普通に予算付けしなきゃいけない話なんですよ。普通に予算付けしなきゃいけないんですよ。お金ないわけじゃないんですよ。あるところから取ってないだけでしょって。取りゃいいんですよ。どうして取らないようにしてるかつったら忖度以外ないんですよって。お金の取り方を変えればいい、そして分配の仕方を変えればいい。今、持ってるところは取らず、持ってないとこから搾り取って、皆さんを踏みつけた上でそれを横流ししてるっていう状況じゃないですか。それが消費税ですよね。もう選挙のときにも死ぬほど言いましたけれども。

これね、山本太郎の街宣、せっかく遠くから見に来たのに、いつもと同じ話してる、もっと楽しい話してくれるかと思ったのにっていう方、たまにいらっしゃるんです。そういう方はぜひルミネtheよしもとのほうへ足を運んでいただきたいんですね。そういうものをお求めであるならば、ぜひそちらのほうに足を運んでいただきたい。私が繰り返し話をする理由は何かというと、その話をあなたの言葉にして、そして周りの人にも拡げていっていただきたいという話なんです。あなたがスピーカーとなって、あなたがスポークスマンとなって、周りの人たちに拡げていく。私、山本太郎の話を直接、生で聞ける人数って本当にすごく少ないですよね、考えてみたら。そう考えたら、ひとりひとりが今の現状を伝えていくっていう役割をしなきゃいけないと。

で、私、今の方に、私の公約の中で、今回、私たちが立候補するという公約の中にあったものは何かというと、消費税やめようってことなんですよ。消費税やめるしかないでしょう。何が10%だよって。馬鹿言ってんじゃないよって話ですよ。消費税10%に上げたら1ヶ月分の給料を取られるのと一緒ですよ、1年間で。消費税1年間でいくら取られる? 10%になったら1ヶ月分の給料吹っ飛んでんのと一緒だぜって。じゃあ逆に消費税やめますねって話になったら1ヶ月分の給料、皆さんに返すことになるんですよ。何します? 皆さん。食べたかったもの食べるでしょう。欲しかったもの買うでしょう。本当に自分が必要としてたものを、買えなかったって我慢してたもの買うじゃないですか。そしたらどうなる? 消費が活発になるんですよ。消費が活発になったらどうなる? 物が売れるっていう状況になる。物が売れるってことは、じゃあ、内部留保を溜め続けてた企業たちも投資をしようかって話になるって事なんですよ。消費と投資が盛り上がらなければ、この国、景気良くなるわけないですもんね。当然の話なんですよ。基本のきなんですよ。どうしてそれをやらないのかって話なんです。あまりにもありえない。

DVです。この国が今やっている皆さんへの行為はDV。本当ですよ。暴力行為ですよ。殴られてても気が付かない。いや、愛があるからって。いや、でも残念ながら、皆さんがこの国を愛しているほど、この国は皆さんのことを愛していない、残念な状況なんですよ。これ変えるしかないでしょう。変えるしかないんですよ。この国に足りない愛。ねえ。この愛を取り戻すっていう作業ですね。例えば消費税を8から0にするという話、これ決して奇想天外の話じゃないですよって。8から0にして一番元気になるの誰? もちろん先ほど言ったどおり、10%になっちゃえば給料1ヶ月分取られてることと一緒だよ。消費税10%、1年間で消費税いくら払ってる? 1ヶ月分の収入くらい。ゼロになりゃ1ヶ月分の収入が皆んなに戻る。これ皆さんにとってこれほど素晴らしいことないですよね。

それだけじゃない。消費税で首が絞まってるっていう中小零細、ここから逃れることができるんですよ。もういつ首くくってもおかしくないっていう状況の中、10%にするなんて、いかれてるとしか言葉が見つからない。大企業、中小企業、零細企業、すべての従業員数4800万人。このうちの70%を占めるのが、中小零細。中小零細が首が絞まるってことは、そこで働いているこの国の多くの労働者の首を絞めてることに、なぜ気づかないのか。いや、気づいてるはずですよ。持ってるとこから取りたくないから、その穴埋めとして皆さんから取ってる。こんな政治やめようよって話なんです。どう思われます? シンプルな話ですよ。それをできるのは誰か? 皆さんなんですよ、皆さんなんですよ。だって選挙で選ぶんでしょって。いやあ自民党かなあ、安定してるし。安定って何なんですか? 安定してんのは自民党だけですよ。自民党に紐づいてる企業たちだけですよ。紐づいてる中小企業でさえも踏みつけられてますよ。まったく意味がわかんない。変えられるんですよ、ダイナミックに。それが政治でしょ。それが選挙でしょ。一緒にやっていきましょうよ。

選挙の時には、マイクだけで喋り続けていたので、山本太郎が言っていたことが本当なのかどうなのか、疑わしかった人もいるかもしれません。なので、今日はせっかくですから、このようにいろんなところにですね、モニターを設けていますので、私が選挙の時にしゃべっていた内容を、しっかりとそのグラフを見ていただきたいと思います。8兆円。ありがとうございます。8兆円言うてグラフ出すねんから、よっぽどやね、君。うちの秘書なんですけどね。8兆円って言われて、何万枚もあるスライドの中から8兆円を探し出すっていう特技を持ってます。はい、ありがとうございます。

今、こちらのモニターに映されている、それぞれ皆さんのお近くにあるモニターに映されている、このグラフ何か? 11年間におよぶ、日本の家計消費の推移。何かと申しますと、いちばん右側の、この黄色い部分。消費税3%を増税した時に、8兆円下落したってことが書かれてます。何が? 個人の消費が。皆んながお金使わないっていう状況が生み出されたってことですね。8兆円も。8兆円って言ったら額がでかすぎてわかりづらい。だからお隣のボックス。6.3兆円下落したのがリーマンショック。リーマンショックっていったら、100年に1度の大恐慌と並び称されたような状況ですよ。その時でさえ、個人消費は6.3兆円の下落だった。一方、もう1度右側を見てみると、消費税、3%の増税だけで、8兆円も個人消費が落ち込んだ。誰かの消費、あなたがモノを買うという行動。そこで払ったお金は、回り回って誰かの所得になる。誰かの消費は誰かの所得。常識ですよね。8兆円もの消費が失われたということは、これ8兆円分、所得が失われる。消費が失われれば、当然、所得も失われるってことですよ。大失敗じゃないですか。どう思います? 何やってくれてんだってことですよ。(GDPいけますか。)じゃ、景気を良くするための、基本のき、いったいどうすればいいんですかってことです。今、確かに景気がいい人たちもいますよ。でも、本当ひと握りです。本当にひと握り。どんどん格差開いていってる。資本主義の社会なんだから、格差開くの当然だろっておっしゃる方いらっしゃます。でもね、当然、資本主義の社会ですから、格差も広がる。弱肉強食です。でも、この格差を縮めるという役割を果たすのが、政治でしょ。ありがとうございます。では、見ていきたいと思います。こん中に景気が悪い方が都合がいいって方いらっしゃいます。人が苦しんでるのは私の蜜の味だみたいな方、なかなかいらっしゃらないですよね。もういっぱいいっぱいですよね。そろそろ景気よくなってくれ、本当にと思うのは皆んなだと思います。じゃ、景気がよくなるってどういうことかっていったら、当然、経済規模がおっきくならないとだめですよねってことなんですね。経済規模。何で見ますか。わかりやすいところで言ったらGDP。聞いたことありますよね。国内総生産。じゃ、このGDPといわれるもの、日本の経済規模を表すものの1つけれども、何で構成されているか。

先ほど出てきた個人消費。続いて民間の投資。続いて政府の支出。続いて純輸出。この4つです。この4つがどんどん高まっていかないことには、景気なんて良くならないって当たり前の話ですね。じゃ、この4つの中で、一番景気を良くするために大切なエンジンってどれですかってことなんです。どれでしょう? 

(観衆:消費。)

怒りながら言ってる人いますね、もうね、「消費」って。その通りです。一番左側、個人消費ですよ。皆さんが去年よりも今年、昨日よりも今日、より消費をできるような状況にならなきゃ、この個人消費がどんどん喚起されていかなきゃ、景気なんて良くならない。なぜならば、GDPの55%から60%は個人消費が占めてるからです。ってことは、消費税、増税することによって8兆円消費落ち込んだんですよ? 景気良くする気ないでしょ? やってる経済政策、間違ってますよね? その逆をやらなきゃダメなんですよ。今、景気が、将来に不安があって、自分がお金は持ってるが買うのをやめてしまう人。それどころかお金自体出せない人。いろんな人たちがいて、消費が冷え込むっていう状況。個人消費が冷え込めば、当然、民間も投資しませんよ。物売れないのに、どうして投資しますか? じゃあ、個人消費も冷え込み、民間投資も冷え込む。世の中にお金が回ってない状況。このときに消費税増税したらどうなりますか? 世の中にお金回ってないんですよ。消費税増税したら物買うたびにお金引っこ抜かれるんですよ。より世の中にお金が回ってない状況が生まれる。当たり前ですよね? そこに加えて政府は何をするか? 皆んなへの投資を絞っていく。これ不景気になるに決まってるじゃないですか。

じゃあ、何をしなきゃいけないか。個人消費が弱い。民間投資も弱い。だったら政府が支出する以外ないんですよ。そう思いません? それを怠ってきた20年以上がデフレなんですよ。デフレの日本。20年以上デフレが続いてきたって話です。じゃあ、何をするべきか? 私たちが政権を取っているならば、やることはシンプル。消費がより喚起される、皆んなが物が買えるようにするためには、個人消費、喚起するためには、消費税やめますよ。当然じゃないですか? 初年度、消費税。消費税を廃止した初年度には5%、5%物価が落ちんですよ? さっきはどうでした? 消費税3%上げただけで8兆円の個人消費が失われた。一方で消費税をやめると言ったら5%、5%、5%下がるんですよ、物価が。ってことは皆んな当然、物買うじゃないですか、ね? それによってどうなるか?(ありがとうございます、これ出してくれた)ね、初年度5%物価が下がる。これ、山本太郎が勝手に言ってるわけじゃございません。参議院でちゃんと試算してもらったんですね、参議院で。その時にはしっかりと、ごめんなさいね、これね、私、選挙の時には時間がないのでこの消費税をやめる財源、20兆円を何で補いますか? っていうことに関して、所得税の累進性を強める、要は、最高税率を上げる、分離課税にする、それだけじゃなくて、法人税、これにも累進制を導入する。アメリカでもやってたんだよ、トランプ政権以前に、そして大企業への優遇をやめる、これによって生み出される財源が29兆円という資産があると、こう説明してきました。税制改革はこれでやればいいと思う。税金だけでもこれはできる。

もうひとつやり方がある。それは何かって言うと新規国債の発行なんですよ。これだけデフレが20年以上続いて、消費が弱り、投資が弱り、この国が衰退していった。この理由は何か? 国が投資を怠ってきたってことですよ。大胆に投資をしなかったから、どんどん衰退していったってことです。その結果どうなったか?ん多くの人々が生活喘ぐようになったってことです。だからこそ、デフレの時こそ、大胆に投資をして、景気を底上げするってことを国がやらなきゃいけない。デフレからの脱却は民間にはできない。国が舵取りをして、それを積極的に投資していくってことでしかできないんだってことなんです。ありがとうございます。

(これちょっと最初にはちょっとあれかな、ハード過ぎるかもしれんな、じゃあだからIMFだけ出しとこか、先に)ごめんなさいね、話があっちこっち行ってるように思えるかもしれませんが、これ、本当に基本中の基本です。「そうは言ったって、日本は借金いっぱいあるじゃないの」という話があります。でも、借金を日本が増やしていった理由は何かっていうと、消費税増税に伴って借金増やしてってんですよ。消費税上がるたびに下がっていくのが法人税だったりとか、所得税なんですよ。当然、収入落ちるでしょって。その穴埋めとして消費税をずっと使われてた。一方で景気は冷え込んでいく。景気は悪くなっていく。全体的な税収も下がっていくっていうようなことになり、そこを補填する、例えば生活保護であったり、例えば失業給付であったり、そういうものに回さなきゃいけないお金っていうものをどんどん投入しなきゃいけなくなったんですよ。1987年、失礼、1997年、消費税5%になった。1987年、あ、ちゃうな、ごめんなさい、1997年。97年よりも前の10年は、毎年3兆円ずつくらいしか借金してなかったんです。でも1997年以降は、借金20兆円くらいずつになってってんです。理由は何?って言ったら先ほどの説明の通りです。消費税上げるたびに借金してってるって事に対して、借金けしからんって言ってる人たち、どうしてそこで指さないんですかってことなんです。借金けしからんと言うんだったら消費税上がるたびに借金が増えていってるって事を指摘して、消費税を、増税をやめろって本当は言わなきゃいけないんですよ。何言ってんだって話なんですよ。全くピント外れな話しかしてないってことなんですね。で、私が言いたいのは何かというと、(あれ、なんだこれ、さっき注文したやつ何やったっけ? はい、ありがとう)

話戻りますね。話、あっちこっち行ってすいませんね。さっき言いました。どうしてこの国がこんなに消費も冷え込み、冷え込み続け、弱り、投資も弱り、衰退国家、それに足を踏み入れてしまったかというと、国による投資があまりにも少なすぎたってことなんです。成長を続けるためには、当然、投資をもっとしてかなきゃいけない。どこの国もやってます。どこの国も政府の借金で投資をしてってる。これは企業の会計と一緒ですよ。だって、事業規模を拡大するためには投資するでしょ? 融資したお金、手持ち資金以上の融資を受けた上で、投資していくんですよね? それによって事業規模を拡大していくんです。「成長」ですよ。日本は全く違う方向に行ったってことです。消費税を上げるたびに借金は増えてってる。でもその借金は投資のための借金じゃないんですよ。尻拭いのための借金というものを重ねてきたってことです。これを見ていただければ一目瞭然。何が言いたいか? 皆さんの生活がどうしてここまで厳しくなったのか。それは国による投資があまりにも少なすぎたからだっていう話です。見ていただいてるのは、IMF、国際通貨基金。140カ国以上。140カ国以上、戦争とか紛争をやっていない国々。ごめんなさいね、140カ国ないですよ、これ。あいだ抜いてます。けれど、結局、最後は一緒です。140カ国以上の20年間。1997年から2016年までの20年間の政府総支出。政府がどれくらい金出したかっていうことの伸び率を見てます。日本どこにいますか? 見えますか、日本どこにいるか? 一番右。最下位なんです。140カ国中、伸び率最下位。要は投資が一番薄いってことです。世界で一番ドケチ国家なんです。投資もしないのにリターンありますか? って話です。(次お願いします。次お願いします。はい)

続いて同じIMF、国際通貨基金。見てみたら20年間の名目GDPの伸び率。どれくらい成長したか。140カ国以上です。日本どこにいますか? 見えます? 寄ってください。ありがとうございます。グラフにもなってないんですよ。20年以上デフレが続く、20年以上デフレが続く、消費が弱って、投資が弱る。20年以上需要が奪われ続けた国が日本。

理由は何? 理由は国による適切な投資が、おこなわれていなかったってこと、もう明らかじゃないですか。間違った経済政策、間違った国の施策の積み重ねによって、皆んな、貧しくなったんですよって事なんですよ。この事について、この事について謝った政治家いるかってことです。(国民生活基礎調査でますか?)

もう何度も言ってる話なので、皆さんもご存じかもしれません。この国、本当に生活が苦しい人たち、いっぱいいる。いっぱいいる。厚生労働省の国民生活基礎調査、最新。その中では、生活が苦しいという、生活が苦しいという世帯、全世帯のうちの57.7%。(これちょっと古いやつやね。いいわ、このままでいいわ。大丈夫。そのまま出しといて、時間かかるやろうから。ありがとう。)ちょっと古いです。ごめんなさい。前の数字ですね。57.7%になっちゃったんですよ、今。んで、シングルマザー、これはね、シングルマザーの部分は最新版では、これ更新されてないからこの数字のままでいいんです。シングルマザー82.7%。

聴衆:
それはわかったからよ。

山本太郎:
なんですか? どうぞどうぞ、マイク持ってください、マイク。どうぞ、どうぞ。意見を交換しましょう。ぜひ。ぜひ、あなたの知ってることを私に教えていただきたい。コミュニケーションからしか、この国は前に進めない。私はそう思ってます。ぜひ、ぜひ。

この状態にある、これだけ生活が苦しいって人たちがいる状態を、本人たちの努力が足りなかったからだと思われる方、どれくらいいらっしゃいますか? 生活が苦しい人57.7、生活が苦しいシングルマザー8割以上、この状況を受けて、努力しなかったからでしょって思う方、どれくらいいらっしゃいます? ほとんどいらっしゃらないんですよ。どうしてか、当然なんです。これだけの数の人が、地盤沈下するってことは構造の間違いがあるからですよね。

聴衆:
そうだ。そうだ。

山本太郎:
政治の選択が間違え続けたからですよ。このままじゃ、これもっと深刻化しますよ。数増えますよ。でもその時に、国が手を差し伸べるか? 差し伸べない、どうしてか? コストだからですよ。こんな血も涙もないような政治に、どうして政治、どうして税金払わなきゃいけないのって思いません? 払いたくないでしょ。自己責任だっていうような政治に対して、どうして皆んなが税金払わなきゃいけないの。

聴衆:
その通りだ。その通り。

山本太郎:
あなたの生活が苦しい事、あなたのせいにするような政治に対して、どうして税金で、その人たちを食わせなきゃいけないの。そう思いません? 税金で食べてんだろって。全員を救う気概で政治をやれ。私、これが基本だと思っています。20年以上に及ぶデフレ、20年以上に及ぶデフレは、これ、世界では、日本しかございません。どの国も成長していて、どの国もインフレ、緩やかなインフレ。この中で20年以上デフレが続いているこの国は、病気なんですよ。瀕死の状態です。この状態を救うためには、当然、これまで怠ってきた投資を、国が大胆にするしかない。その為の財源は何かといったら、当然ないとこからとるんじゃなくて、あるとこから取れ、なんです。当たり前だと思いません? 

聴衆:
そうだ。そうだ。山本さん、山本さん、取れるところから本当に取れるのか。

山本太郎:
なんですか? なんですか? あ、どうぞどうぞ、なんか今、質問されたい方がいらっしゃるようなので。

質問者:
えっと、今回いろんな人と話をして、れいわ新選組、広めたんですけど。ちょっと物知ってる人たちが一番心配すんのは、取れるところから本当に取れるのかってことですね。40年くらい前、累進課税は73%位だったですよね。その頃に戻したいっていうのが、僕も思いますけど。竹中平蔵とかですね、みたいに富を海外に逃がしちゃうとか、どっかの企業みたいに、どっかの島に本社を移して、要は累進課税させられたら、課税逃れするんじゃないかっていうのが心配です。だとすると、日本国内が何かしらのブロック経済のようなことをするか、どっかの国のような国家資本主義にしない限り、富は外に逃げんじゃないかってのが、今回、僕はれいわ新選組を広めた時に、いろんな人に言われました。それがすごく心配なんですね。そこを教えてください。

山本太郎:
ありがとうございます。今おっしゃったような、まあ、ケイマン諸島に富を逃すとかっていうことがありましたけれども。残念ながら今、国内にいててもケイマン諸島みたいな状態になってるんですよってことです。そうなんですよ。だって、そらそうでしょ。で、その金持ちから取りますっていう話。で、今、お話があったのは、たぶん、その法人税の方。法人税の方でこれを累進性を高めていく。(ちょっと待って。じゃあ、あれにしようか、えーとねえ、1990年代からの法人税の減税額。どれくらいなってるか。)

ま、ちょっと出てくるの時間かかるかもしれませんけども。

企業が納める法人税ってものですよね。これ1990年代には50%近かった。それが今、どんどん低くなってって、20%台だと。さらに安くしたいという思いがある、っていう話なんですね。で、ここに対して。

ここに対して、これを上げていった場合、要は法人税、法人税率を上げていった場合、法人税率じゃないな。ごめんなさいね。私が言ってんのは、法人税を法人税の、儲かれば儲かるほど税率が高まっていく。儲かってない時には、それが低くなっていくっていうよな累進、累進性を導入したいって話。累進性を導入した場合に、海外に逃げんじゃないのかっていうんですけど。企業が海外に逃げる理由っていう、一番のものは税ではないんですよ。税ではない、何か。需要がないって事に対して海外に逃げるっていうような根拠があるんですね。(ごめんなさい。じゃあ、ごめん。2014年の経産省のやつ出してもらえるかな。)

20年以上デフレ、20年以上デフレが続くという事は、消費が弱ると言いました。ものが売れないってことですよ。売れたとしても安いものしか売れない。そんな状況の中で、企業は当然、物を売るのが商売ですから、そこに対して、消費が弱ってて、投資もできない。要は需要がないところに企業活動成り立たないですね。そういう話です。ありがとうございます。(ごめん、表紙から出してくれるかな。)

経済産業省が、2014年に海外事業活動基本調査というものをした。「Youは何しに海外へ」ということを経済産業省が尋ねたってことです。進出してる企業に対して。海外進出を決定した理由を教えてください。それに対する答えです。(お願いします。)第1位。現地での製品需要が旺盛、または今後の需要が見込まれる。そらそうですよね。だって、デフレから脱却なかなかしないこの国で、しかも少子化が加速するしかないこの国で、一体どうやって需要が喚起されていくってイメージに繋がりますか? 投資する先がない、リターンもらえないっていうような事、もう丸わかりじゃないですか。国が本気じゃないんだから。遅かれ早かれ、この国はダメになるということを、企業側は分かってるわけですよ。だから、海外、これから発展していくような国に対して旺盛な需要を望んで、海外に出て行くって答え。

2番目。納入先とか、そういうものにおいて、既に日本企業が進出してるってところがあるから行きましたと。3番目。進出先、近隣三国で製品需要が旺盛。やっぱ物が売れるって事が重要なんですよ。物が売れるって事が。または、今後の拡大が見込まれる。

じゃ、税制って部分について、特典がある。税が安いから、私たちは海外に行ったんだっていう、例はどれくらいか。8%。8%なんですよ。税が安いから居続けるとか、そういう問題じゃない。この国に需要があるか、それが一番なんですよ。日本はなんですか、内需国ですよって。その内需国においてその内需が弱ってるって状態を作り出すからこそ、当然、商いたちは海外に違う需要を求めて、出ていくって話なんですよね。だとするならば、私は当然、消費税止めなきゃいけないってこのことなんですよ。もっと、物が売れるようにしなきゃダメだろう。って当たり前のことですよね。

で、これは、累進性を強化する、法人税、違う、ごめんなさい。法人税において累進性を導入する。さっきも言いました。儲かってれば、儲かってるほど税率が高まり、儲かってない時には税率低くなる。こういう、税金のフェアな取り方してれば中小企業だって元気になりますよ。消費税を止める、税制を変えて、フェアな取り方をする。これによって中小企業、零細企業は元気出てたらどうなるかっつったら、そこで雇われてる人たちだって力付きますよねって。よりこれ、需要高まりませんかってことなんです。税金が安くないと海外に逃げるってのは、私これ真実だと思ってません。だって経産省のデータにそうあるじゃないですかってことなんですね。だから私は徹底的に、この内需っていうところを活発にさせていくって事こそが、日本の景気回復に一番繋がるし、ほんとに皆さんの生活を安定させることに繋がるという風に思ってます。
ありがとうございます。

これ、マイクだけで山本太郎が言ってたら、あいつ言ってること信じられへんって話になるんですけど、こうやって出典出してたらね、確かに書いてあるなぁって、出典も書いてあるなってことになる。まあ、そういったことで、私、2014年から画面使いながら説明してんですね、道端で。ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね。一回質問した方はご遠慮いただいて。あれ、マスコミの方、大丈夫ですか? 生きてますか? そちらでポスターのようなものを振られてる方。テレビカメラの真ん前にいらっしゃる方。そのままポスター挙げといてください。かなり後ろですけれども。すみませんね。すみません。マイクを回していただくかたちで。

大きな音で失礼いたします。歩道橋の上からも見ていただいてる方、ご苦労さまです。ありがとうございます。ありがとうございます。歩道橋の上の人、元気ですかー? 元気ですかー? 正面の皆さん、元気ですか。元気ですか。歩道橋の方、元気ですかー? ビックカメラの皆さん、元気ですかー? ありがとうございます。後ろの方、元気ですかー? ありがとうございます。生存確認、以上です。マイクが届き次第、ご質問いただきます。

質問者:
太郎さん、こんばんは。質問させてください。いつもYouTubeでお話聞いてるので、今日出てくるようなお話はすごくよく理解していて、僕も応援しているし、夫婦で二票入れました。今、僕が太郎さんに伺いたいのは韓国との問題です。徴用工の問題があったり、日本が輸出の規制をしたりして、フッ化ポリイミドとかレジストとかっていうものを規制をしてるんですけど、僕はそれは日本がアジアのリーダーになるんだったらそんなこと、やり方が間違ってるんじゃないかなと思っています。それこそ弱い者いじめで、今、輸出の規制をしてるものは、日本は世界の94%とかシェアを占めていて、韓国では物が作れなくなっているような状況。そこで韓国が弱気になって交渉をしやすくしてくれるんじゃないかとかっていうやり方、良い方向に向かうかもしれないんですけど、でもそれは、弱い者いじめで恨みしか買わないと思っています。太郎さんはどう思いますか? 

山本太郎:
ありがとうございます。マイクを握っております私は、前、参議院議員やってました、先の選挙で落選をいたしました山本太郎と申します。現在、れいわ新選組、れいわ新選組の代表をやっています。皆さんからのご質問にお答えをするということを、この場をお借りしてやっております。ご通行の邪魔をして申し訳ありません。

質問者:
もう一個だけ、もう一個だけ。

山本太郎:
どうぞ。

質問者:
あの、辺野古の基地の問題で、これ、どうしても言いたくてもう1つだけ。僕は辺野古の基地を埋め立てるっていうことは、やってることは中国と変わらないと思います。

山本太郎:
ありがとうございます。やってることの乱暴さを他国と比較するっていうのも、ちょっと何だろな、躊躇しちゃう部分ありますね。それぞれの国の事情があるだろうから。ただ、日本がやってることは、日本に生きる人々が止めることだってできるし、進めることだってできる。日本の国をコントロールできる。だってこの国は民主主義の国なんですもんね。一方で、その一党で独裁という状態で経済が自由化していくっていうような状態にある国とはちょっと比較しづらい部分がありますが、残念ながら民主主義国家の日本であってもそのような、選挙の結果とかいろんなものを無視して権力の横暴がおこなわれているという現実に、全国で目を向けて止めなきゃならない。

これを止める方法は選挙しかないってことなんですね。政権交代しかない。沖縄はもう何度も民意を示しているってことです。選挙だけでは足らないというんだったら県民投票までやろうと。県民投票までどうしてやらなきゃいけないんですかってことですね。本土の人間、空気を読め。そういうことだと思います。だからこそ、次の選挙ではひっくり返さなきゃいけない。そう思ってます。で、今、ご質問、その先にいただきました最初の質問ですね。

日韓関係、これが悪化して喜ぶの誰だ?ってことですよ。あの申し訳ないんですけれども、このアジア諸国、近隣諸国に対して、あまり良い感情を持ってない人がいるっていうのは知っています。色んな思いがあるのは分かります。けれども国の場所は動かせないんだよってことです。同じ町内に、自分の苦手とする人がいて、もう我慢ならんっつって引越しすることは可能だけど、国の位置は、動かせないんでしょ? だとするならば、上手くやっていくしかないんですよ。

でね、「なめられてたまるか」と、「ぶっ潰してやれ」みたいな、ちょっと、あの小学校高学年くらいの考え方は、止めましょうってことなんです。誰も得しない。それで戦争とか紛争とか始まっても、死ぬのは一般市民なんですよ。一般市民であったり、自衛隊員だったり。自衛隊員、傷つくような事すんなよって話ですね。当たり前です。で、色んな事を鑑みて、これは、上手く付き合った方が絶対に得なんだってことが言えるものを、これからご覧にいれます。ありがとうございます。

日本から韓国の輸出総額、約6兆円ですよ。この6兆円という利益が無くなっても良いと思うなら、好きな事言ってくださいってことです。でも私は、そのような感情よりも、私は6兆円という国益を大事にしたい。皆さん、どうですか? よく使われる、これは世界的にもそうだと思います、ナショナリズムを煽りながら、あの国がどうだこうだっていうことをどんどん煽りながら、自分たちがやっている政治の不味さってものにベールを掛けるってことですよ。

内政の行き詰まりを、ナショナリズムを使って、それを隠そうとする政治。まさに今じゃないですか? 近所付き合い、上手くやるしかないじゃないですか? 6兆円もあるんですよ、その利益が。中国は、一方でいくらくらいでしょうか? 出ますかね。14兆ですよ。14兆円も、日本から輸出して、14兆円8897億円、輸出総額ね。もちろん中国からも入れてますよ。でも、これだけ大きな取引が、お互いにされるということは、切っても切れないんですよ。上手い事やれやって話なんですよ、上手い事やるつもりないんだったら、政治なんて必要ないんですよ。政治があるから、外交できるんでしょ?って。当然の事ですね。

外交の失敗が戦争です。そうしないために政治があるわけで。相手国に対して言いたいことがあるっていうのは、お互い様でしょう。おそらく。そこを乗り越えるのが、大人なんじゃないの? そこを乗り越えんのが政治なんじゃないの? 大人になろうぜってことなんですよ。「弱い犬ほどよく吠える」みたいな考え方、止めましょって事なんです。もっとどっしりですよ。もっと、どっしり構えなくてどうする?って事です。

逆に言えば、向こうの国側から、不当な扱い、不当な事をされたというならば、これはもう、国際機関などを通じて、これは言い続けるしかないって事です。これだけの大きな利益があり、そこに対して、何か言われた、これは不当だっていうことがあるならば、当然、この国際社会ってことを通じて訴え続ける以外ない。それが大人の手段なんです。そうでないならば、「やってしまう」しかない。でも、「やってしまう」ってことによって、これだけ大きな損失、これ以上に大きな損失、命までも奪われるっていうようなこと、止めましょうよって事なんですね。単純なんですよ、単純。ほんとに。内政の失敗、数々あるじゃないですか。あなたが息苦しいとか。ねえ、消えたくなるとか。あ、今いらっしゃいましたけどね。あ、どうぞどうぞ、ありがとうございます。韓国はね、韓国死んでしまえって言う、言われてる方いらっしゃいますけど、韓国は死なないですね。日本も死なないように。いや、分かりますよ、恐らく、色んな事を抱えてて、恐らく、ぶつけるものと、ぶつけるものの対象としては、ね。なるほど、ありがとうございます。

あの、恐らく、交流がないんでしょうね。私なんかは、芸能界にいたんですね。あの、山本太郎16歳の時から、ま、デビューの時は、グラビアアイドルでしたけれども。いやね、あの、ご存じの方、結構、私と歳が近いっていうかね。もう十分な大人ですよ。それ。まあ、そうなんですよ。16歳の時から芸能界にいて、当然、色んな作品に出てる中に、韓国で撮影したやつもあるんですよ。日本の映画で、韓国で撮影したものもあるし、日韓合作の物にも出たことがあるんですね。だから当然、その3ヶ月とか、半年とか、撮影の期間、実際、韓国にいたことがあります。で、当然、韓国のスタッフだったりとか、色んな交流があるわけですね。で、韓国の映画界の人たちって、無茶苦茶、日本映画に影響されてんですよ。今、完全にちょっと状況が変わってて、ハリウッドスタイルを日本よりも早く取り入れている国が韓国だったんですけどね。もう、それも10年近く前の話ですよ。

撮影システムは、ハリウッドスタイルを採用しているけれども、映画の、その、何の映画を観て育ってきたかっていう、自分のリスペクトする映画人は誰かっていうような話になった時には、やっぱり、色んな日本の映画人の名前、活動屋の名前が出てくるわけですね。そのコミュニケーションというよりも、あの、やっぱ日本の映画に対してリスペクトしているし、一緒に仕事している者として、尊敬しあって仕事していくっていう、そういう交流。これは、私は、映画っていう世界だったけれども、その他のレベルでも、色々ありますよね。恐らくね。交流があれば、多分そういう気持ちも、ちょっと変わってくるのかもしれないですね。文化的交流っていうのも、必要になってくるだろうし。「韓国死ねー」って言ってた人が、多分ね、この1ヶ月以内に焼き肉とか食べてるかもしれませんからね。キムチとか、食べてるかもしれませんからね。

まあ、ちょっと冷静に行こうぜってことなんです。ね。1番は、何のためか? 国益のためだってことなんです。そのためには、不用意な発言で二国間の間が亀裂が入るようなことはしちゃいけない。たとえ、相手側がしたとしても、日本側はあくまでも紳士的に対処するというのが、国際社会のルール。日本は、成熟した国なんでしょうか? 成熟した国であるならば、そのような対応が必要だ。わたしは、そう思います。ありがとうございます。

山本太郎:
じゃそちらのボーダーの方、ちょっと待ってくださいね。今度、マイクが前の方に戻ります。あ、ちょっ、あのね、センター、前のほうの方が、ちょっとすいません、ありがとうございます。

質問者:
質問させていただきます。国会の前のデモとかに、の映像でですね、例えば、子連れのお母さんとかが、今こんなに、その、政治の上の人たちが、滅茶苦茶な事やっていると、子どもに教育が出来ないと。何が正しいのか、悪いのかということが言えないというようなことを仰っていることがありまして。で、やっぱり、よく目に付くものっていうのは、影響がとても大きいと思うんですよ。で、そういった部分で、先ほど芸能界の話がありましたが、今ですね、吉本(興業)の問題で、ブラック企業というようなものと色んな黒い繋がりとか、色んな関係があるんですが。あの、元々、芸能界にいらっしゃった山本太郎さんが、何か出来るようなところっていうのは、考えていらっしゃいますか? 

山本太郎:
ありがとうございます。参議院議員だった山本太郎がマイクを握って、皆さんからのご質問にお答えをいたしております。今は、れいわ新選組、先の参議院議員で2議席、重度障がい者、ALSの難病を持つ舩後(靖彦)さん、そして重度障がい者の木村悦子さん、この2人を国会に送り出し、政党要件を獲得したれいわ新選組の代表をやっております。皆さんからのご質問にお受けをしております。時間がない方、ぜひ、冷やかしで結構です。山本が今、手元に持っていますこのチラシ、冷やかしで結構です。ぜひお持ちください。ちなみに、このチラシ、点字版もご用意していますので、もし身近に点字をご利用されている方いらっしゃったら、今どちらの方で? そちらですね、すみません、私から見て左側、皆さんから見たら右側かもしれません、のぼりが立っています。ボランティア受付とか、ご寄附とか書いてあるとこです。そちらで、何部でもお持ちください。このチラシですね。他にも、ボランティアで今、配ってくださっている方、いらっしゃいますか? 頭の上にあげていただけると。ありがとうございます。冷やかしで結構です。何部でもお持ちください。ありがとうございます。

それでは、質問いただいた方にお答えをしたいと思います。今、お話いただいたのは、今の吉本の問題ですね。ま、一言で言ったらブラック企業の体質っていうものでしょう? あ、すみません。もう一度マイクを、すみません。

質問者:
先ほどの国会の話でもそうですけど、やっぱり目につくものっていうものが、よく目につくものっていう人たちが悪いことを続けていると、やっぱりそれを見て、「あ、そういうやり方でいいんだ」っていうような形で、どんどんそういう傾向が広まっていってしまうと。で、山本太郎さんは今回の選挙でSNS、まあ言えば表のメディアというものとは違うところのルートから、こうして支持を拡げたというような状況があるわけですけど、やっぱり一般的にはその選挙に行くというような人たちの比率ってのはまだ半分の人が行かないということがあって、そういう人たちは、やっぱりテレビを観ているということがあると思うんですよ。で、そのテレビの中で、そのような状況があって、それがまあそういうもんなんだっていうような形で許されてしまうというような空気感のようなものが、もう今ちょっとずつ、僕は感じているような状態なんですね。

で、もともと芸能界にいらっしゃったから、だから、山本太郎さんだからこそ出来るようなこともありそうだなというような、風な形で、まぁ勝手に思ってしまうんですが。

山本太郎:
私が出来ること。テレビから皆さんに重要な情報って渡されないですよ、ということです。そりゃそうですね。だってテレビ、商売ですよ。皆さんテレビ見るのにいくら払ってます?ってことです。もちろんNHKに受信料とか払っている方いらっしゃるかもしれない。ねえ。で、テレビはあっても「テレビないです」って追い返す人もいるかもしれない。ま、そこは別にしておいて、テレビを普通見るときには民法タダですよね? 垂れ流しです。垂れ流しのメディアにどれくらい価値があるのかっていうことを考えていただきたいんです。もちろんテレビの現場にいる方々、ディレクター、プロデューサー、一生懸命頑張っている方々がいらっしゃいます。何とかして流せないかっていう風に、何とか頑張ってと思って、短い秒数でも意味を込めて編集される方もいらっしゃると思います。でも普通に考えて、テレビは誰のためだっつったら、私は視聴者のものではないと思っています。企業の宣伝するための箱だっていうのがメインなんです。そう考えた時に、テレビをそのまま情報を受け取るっていうこと自体がおそらく間違いであろうと。流されていることに対する意味を考えるとか、そういうことが必要になってくるんだろうと。

でも小さいお子さんとかだったら、なかなかそういうわけにいかないですよね。そういう意味で何をすればいいのかってことに対して、ごめんなさい、私、すぐに知恵はないんですけれども、少なくともNHKっていうところに関しては、まあ、ぶっ壊すみたいなこと言ってる場合じゃないなと思うんですよ。もちろん、別にそれを見る必要がなくて見てなくて、そこでお金を取られるっていうこと自体に、ちょっと矛盾もありそうな感じはしますけれども、だったらお金払わなきゃいけないくらいの、いいコンテンツを作ってみろって話なんですね。

とは言いながらも、NHKは良い番組作ってるんですよ。例えばNHKスペシャルであったりとか、ドキュメンタリーであったりとか、他にもバリバラとか、良い番組ありますよ。あるんだけれども、肝心のニュース報道が最低です。まるでゴミです。あの編集マン、うちで雇いたいくらいの。素晴らしい編集だね、みたいな。一日中、予算委員会で、ぐだぐだの答弁をし続けた総理が、ちゃんとまともに喋っているように映るんですよ。いやーすごいわ、あの編集マン。うちで雇いたいわ、ほんま。ま、なかなかうちみたいな不安定なところには来てくれないでしょうけどね。まぁ、そんな感じです。なのでもっと価値のあるニュース報道ってものをしっかり提供する、事実を伝えていただきたい。そういう風に思いますね。

そのNHKも、やっぱり、でもスタッフの方々、私、芸能界を干される前はNHKの仕事が非常に多かったんですよ。5割6割くらいNHKの仕事してたんですね。あ、それありがとうございます。ドラマの名前言っていただきましたけどね。ありがとうございます。ま、でも原発が爆発してその後に原発の話を、私がやいのやいの言って最初に下ろされたドラマはNHKでした(笑)。NHKをぶっ壊す(笑)。

えーっと何の話でたっけ、あ、そうですね。だから、私ができることは何かというと、やはり国会でできることというならば、やはりNHKに対してというよりも、やっぱり皆んなからお金取ってるわけですから、当然、スポンサーは皆さんなんですよ。一般の民放はスポンサーの都合があるから、スポンサーに不利益になるようなことは極力流さないようにする、当たり前です。けれどもNHKにとって、スポンサーは皆様なわけですから、その報道の内容っていうのは、全く忖度なくストレートに流せばいいわけですよね。ありのままを。でもそれができていないっていう部分に一番の問題があると。これはNHKの経営に関わる問題なので、私が政治家としての立場で、何かを改革するってことはちょっと難しいかもしれませんが、せめて国会の委員会を一日中やってるようなチャンネル、今、多チャンネル時代ですからね。政治を監視してもらうためにも、逆に言ったら国営放送化しちゃった方がいいかもしんないですね、ちゃんと。ちゃんと国営放送化して、皆さんからお金を取る形ではなく、国営放送化して、ちゃんと政治を可視化していくっていうチャンネルも、しっかりと設けるというようなことをしていく方がいいのかもしれません。

政府に批判的なジャーナリストであったりとか、財務省に批判的なジャーナリストであったりとか、いろんな人たちが討論できるような、今はネットでしか流れてないようなものさえも、NHKの枠組みで流せるような、そういうなんか健全な放送局になればいいですよね。ありがとうございます。すいません。ありがとうございます。

大丈夫? じゃあ、その先ほどから熱烈に、ありがとうございます。あの、「れいわ」のチラシを振ってくださっている方ですね。ごめんさい、ど真ん中です。先ほどマイクを、あ、今、マイクリレーがおこなわれております。人々の力でマイクが運ばれようとしております。

質問者:
太郎さん、ありがとうございます。マイクをいただいたからには、私の本当の人生を太郎さんにお伝えしたいと思います。私は精神障がい者2級、国に認定されております。厚生年金で生活をしております。まだ実家に住んで親父に頼って生活してます。情けないです、はっきり言って。それでも私は10代から30代前半まで必死に働いてきました。フリーターからiPhoneアプリの制作者まで、正社員として働いてきました。そして、ある日突然、私は、うつ病と適応障がいという病気になり、障がい者となりました。いつ誰がどの時点で障がい者になるかわからないこの世の中、障がい者、弱き者、弱者、若者、見捨てていいのかどうか、山本太郎さんにお聞きしたいと思います。お願いします。

山本太郎:
マイクそのままでちょっとごめんなさい。ちょっと今、ご質問いただきました。現在、山本太郎が皆さんからのご質問にお答えをしている状況です。

質問者:
はい。

山本太郎:
今、精神障がいの2級を持たれているっていうお話いただきました。

質問者:
2級です。はい。あの、はっきり言って、大誤解を招くかもしれないですけど、舩後さんや木村さんが羨ましいです。なぜかというと、精神障がい者は見た目では分からないからです。精神障がい者は見た目では分からない、普通の人と一緒だと認識されています。しかし私は、国から認められた精神障がい者2級者です。精神障がい年金を受け取っています。

山本太郎:
私から質問していいですか? 先ほど、鬱になられたということをおっしゃいましたけど、きっかけなんだったんですか? 

質問者:
きっかけですか? 珍しいかもしれないですけど、僕の場合は、仕事が暇になってしまったことでした。

山本太郎:
仕事が? 

質問者:
仕事が暇になってしまった。

山本太郎:
暇になっちゃった。

質問者:
要は、僕が会社に必要とされてないんじゃないかと思ってしまった。それは自分が勝手に思い込んでしまったことかもしれませんけれども、僕がそう思ってしまったことによって、鬱病という病気を発症してしまった。そして何社か応募しましたが、1日目は行ける。1週間目、2週間目は会社に行けるけれども、3週目からは、2日目からは会社に行けなくなる。そういう適応障がいという病気になってしまった。今、皇后陛下の雅子さんもお患いになった、適応障がいという病気です。

山本太郎:
もうひとつ聞いていいですか? 適応障がいってどういう症状かってことを皆さんに。

質問者:
はい。僕の場合はですね、例えば先ほども申し上げましたけれども、最初は、初日は会社に行けます。でも2日目からは会社に行けなくなる。もしくは2週間、3週間は会社に行ける。けれども、会社に行けなくなってしまう。そういう症状です。よって仕事はできなくて、収入が得られないために、国から認められて、精神障がい者2級として、障がい年金を受けて生活しております。

山本太郎:
ごめんなさい。山本太郎が今マイクを握って皆さんとお話をしてます。で、今マイクを握られた方は、鬱病と適応障がいを、仕事をきっかけに発症されたというか、発病されたということでしたね。で、私思うんですけど、そのきっかけを聞いたときに、ちょっと仕事が暇になったことを、自分のせいじゃないかっていう風に深く思い込んだことがきっかけだってことですよね。でもこれって、あまりにも責任背負いすぎじゃないですかってことなんですよ。

質問者:
はい。

山本太郎:
だって、仕事が暇になるイコール自分が、自分自身がなってないから仕事が暇になってるんじゃないかっていう風に考えたってことですか? 

質問者:
そうです、はい。

山本太郎:
まあ、あの、人それぞれですね、受け止め方は違うと思います。でもかなりセンシティブで。

質問者:
はい。

山本太郎:
この状況を自分が努力してないからじゃないかっていう風に深く、思い悩んだ。

質問者:
はい、はい。

山本太郎:
その末に精神障がいを、発病されたっていう事ですよね? 

質問者:
はい、はい。

山本太郎:
で、国から面倒みてもらうとか、親から面倒みてもらうことに対して、まあ申し訳ないという話ですけども。

質問者:
はい。

山本太郎:
そんなこと思わないでいいと思いますよ、私。

質問者:
そうですか。

山本太郎:
どう思います? 皆さん。

聴衆:
(拍手)

質問者:
ありがとうございます。

山本太郎:
全然良いじゃないですか。あの、この中に誰にも迷惑かけずに大人になった人っています? いませんよ。誰しもが誰かに迷惑をかけながら大人になっていく。その度合いはまた違ったとしても、親との、親子関係の中ではその、親に面倒みてもらって悪いなとかっていう感情が生まれたりするのはしょうがないと思いますけど。

質問者:
はい。

山本太郎:
自分の状況が今、困ってる、この先、困りそうだっていう時に、手を差し伸べるのが国や行政でないならば、そんな国や行政は存在している意味がないんですよね。

質問者:
はい。

聴衆:
(拍手)

山本太郎:
だから胸張って、胸張って国に面倒みてもらってください。

質問者:
はい。ありがとうございます。

山本太郎:
私はそう思います。(拍手)国に面倒みてもらってるからって別にあれでしょ? あの、毎晩飲み明かして朝まで遊んで、遊ぶくらいのお金貰えるわけじゃないですよ。

質問者:
貰えないです。

山本太郎:
よくね、言われることです。例えば、生活保護を受けています。あいつらは朝から晩までパチンコ打ってずっと遊んでるって。そんなお金貰える生活保護なんてないですから。

質問者:
そうです、そうです。

山本太郎:
私、そう思うんですよ。生活保護でさえも今、生活するのギリギリですよ。

質問者:
私の母も生活保護です。

山本太郎:
良いと思います。良いと思いますっていうのは何かというと、生活保護という制度自体が、私は変えていかなきゃいけない制度だと思ってるんです。何かというと、まず、生活保護という制度自体、これを受けられる、今、受けてる人ってどれくらいですか、と。捕捉率? 受けるべき人たちがどれくらい受けられていますかっていうのは、もう2割から3割程度なんですよ。でも受けられるべき人が受けられてるこの数が2割から3割っておかしくないですか? 100%に近づけなきゃいけないんですよ、本当は。(拍手)

当たり前ですよ、だってセーフティーネットですから。セーフティーネットですから。全員救わなきゃダメなんですよ、困ってる人は。でも、そういう風にならない。どうしてか? 水際で止めてるから。もっと働けるでしょって。頑張れんじゃないですかって。それで何度も役所とやり取りして、「もうこれ以上、無理だ」と言っても断られる。それでもう行くのやめて死んだ人もいますよ。もっと働けるだろうって、缶入りのパンを何個か渡されて餓死した姉妹もいますよ。水際で止めちゃだめなんですよ、絶対に。受けるべき人たちは全員受けさせなきゃ話になんないんですよってことなんです。(拍手)

でね、今、世の中の中にはおそらく生活保護を受けることに対して恥と思え、みたいな空気がありますけど、これを作り出したの誰かっつったら、自民党です。片山さつきです。世耕(弘成)さんです。はっきり言います。ろくでもない。どう思います? 皆さん。言ってみますか? 皆んなで。片山さつきろくでもない。

聴衆:
片山さつき、ろくでもない。

山本太郎:
片山さつき、ろくでもない。

聴衆:
片山さつき、ろくでもない。

山本太郎:
片山さつき、ろくでもない。

聴衆:
片山さつき、ろくでもない。

山本太郎:
おっきな声で何言ってんですか、皆さん。

聴衆:
(笑)

山本太郎:
いや、でも本当にろくでもないんですよ。考えてみてください。そのセーフティーネットが無かったら、死ぬしかない人たちなんて。

質問者:
そうです。

山本太郎:
存在してるわけですよ。そこに対して恥の概念、どうして持ち出す? これ芸人さんですよ。芸人さんのお母様、この方が生活保護を受給されてた。息子はもう、息子は稼ぎがあるのにどうして親を食わさないといけないんだっていうことで問題になったわけですね。これ不正受給じゃないんですよ。どうして親の面倒、子がみなきゃいけないって決めんの?って。別人格ですよ。個別具体的なんですよ。(憲法13条出ますか?)憲法13条。個人として尊重されんです。だってもしあなたが親との間に、物凄い軋轢あったりとか、折り合いが悪かって、自分が面倒みてもらわなきゃいけない状況になったらどうしますかって。生活保護を受ける前に親に面倒みてもらえって言うような状況にされたらどうしますか?って。死にたくなりますよねって。親子間で面倒みろとか、家族で面倒みろっていうのは、これコストカットするための理由でしかないんですよ。(拍手)自民党が言ってる家族を大切にしようとかっていうのは、ただ単にコストダウンでしかないんですよ。家族を大切にしようと言っているような自民党がどうして、子どもを持ちたいと思う者にさえも、子どもを持てるような状況、経済状況を作らせないような社会になってんですかってことなんですよ。

質問者:
そうだ~。

山本太郎:
デタラメでしかない。家族を大事にしろっていう事を言うんだったら、まずロスジェネ救えよって話ですよ。詐欺師っていう話ですね、はっきり言って。あまりにもありえない。すべて国民は個人として尊重されんですよ。憲法ってこの国で、1番、1番トップのルールなんですよね。憲法、ね、条約、外国との約束。そして法律。この憲法から逸れるような考え方の法律、しかも運用ってのは絶対に許されないわけです。個人として尊重されなきゃいけないような憲法がありながら、どうして、息子が、親よりも金持ってるから、親の面倒みなきゃいけないっていう風に押し付けるんですかって。個別具体的に国がちゃんと手を差し伸べなきゃいけないんですよ。そんなことないだろうと思われた方、別の例でお話しますね。

例えばですけど、親が介護が必要になった、介護が必要になった親に対してどうしてそれを、自分の家族の中でみなきゃいけないんですか? どうしてもみたいならばみればいい。けれどもそれをみることによって自分の続けてきた仕事、キャリアが途絶えるってこともあるわけでしょ? つまり自分が、この先、生きていくため、キャリアアップ積んできてせっかく続けてきた仕事を辞めて、親の介護をみなきゃならない。親の介護、親が死ぬまで自分が介護し続けて、それで残ったお金どうするんですかって。親が残したお金、自分でちょっと貯めてたお金、自分が親を看取ったあとに残った自分が、社会にまた出ようと思ってもなかなか仕事決められないとか、安定した仕事に就けないって。親の介護に人生途中で諦めて、親の介護に専念した結果、そのあと自分が人生続けられなくなるなんてこと、いっぱいあるじゃないですかって。介護離職なんでしょ? 介護離職ゼロっつってんでしょ? 今の政治。じゃあその介護するっていう、それを誰にみさせるんだってことですよ。結局嫁にみさせんだろって話ですよ。その昭和のおっさんメンタリティいい加減やめろってことなんですよ。(拍手)

1番正しいやり方は何か? 個別具体的。親が介護が必要だったら行政が手を差し伸べて、その息子や娘たちが自分の人生を途中で諦めたりキャリアが途絶えることがないように、行政がちゃんと手立てを考えなきゃなんないって当たり前の話じゃないですか。

聴衆:
(拍手)

山本太郎:
当たり前の話ですよ。何が言いたいか、もう一回話戻ります。とにかく国の面倒、国の世話になるには申し訳ないと。しかもどんだけ自分が生活困窮って立場にあっても、生活保護だけは受けたくないって人たちがいるんですよ。どうしてか。恥の概念をしっかりと刷り込まれてるからですよ。生活保護を受けるなんてっていう。何を言ってんですか。この国には生活保護しかないんだよってことです。セーフティーネットが。このセーフティーネットから漏れたら刑務所で生きるしかないんですよ。行き場がないんですよ。私は生活保護という制度を変えたい。というよりも、この国の社会保障、生活保障の制度を変えるべきだと思ってます。

生活保護をより絞っていくべきだというような新自由主義的考え方、小さい政府って考え方をしてる人たち、この国を一体どうするつもりだって話なんです。生活保護、受けてる人たちはろくでもないと、不正受給だらけだじゃないかって。何を言ってるんだ、しっかり数字みろってことなんですよ。不正受給はたった2%ですよ。98%適正受給に対してそのほとんどが不正受給と捉えられるような、そんな印象操作を国会であったりとか、マスコミおこなったからこそ、生活保護が受けづらくなったんだろって。もういい加減にしろってことなんですよ。人間の尊厳を守るためのセーフティネット、それを踏みつけて何をするつもりだってことですよ。コストカットですよ、コストカット。(拍手)

でね、生活保護制度をどう変えるのかってことをこれからお話していきたいと思います。私は、今の生活保護制度は、この国のセーフティネットは、完全に沈没してからじゃないと使えない制度なんですよ。何もかも失ったっていう状況にならないと使えないっていう基本的な建前があるんです。そこまでいっちゃわないと使えない制度だったら、そこからまた立ち上がんのにどれだけ時間かかる? だから私は、ずっと手前、つまずく手前、何もかも失うずっと手前に、バラで受けられるようにすればいいと思うんです。何か? バラっていうのは? 生活扶助、住宅扶助、医療扶助。いろんな助けられるものがある。例えば家賃。「家賃がちょっとしんどいんだ、何ヶ月かここを助けてくれたら生活立て直せる」とか。例えば生活扶助。「ここだけ、ここに毎月いくらか入れば子どもに3食食べさせられるんだ」とか。こうやって全部まとめてじゃないと、何もかも失った上で全部受けさせるっていうような制度自体が間違ってる。ずっと手前で救えば、もっとちゃんと歩けるようになるって。もっと早く脱出できるって。思いません? そういう制度にしていきたいんですよね。もちろん全部、全部受ける必要がある人たちには全部受けてもらえばいいと思いますよ。でもそうじゃなくて、バラで受けられるっていうことをやっていく。私はこういう、本当の皆さんの生活の安全保障制度ってものを作っていきたいんですけど、どうですか? やってもいいですか? (拍手)

質問者:
太郎さん、最後にひとついいですか? いいですか? 

山本太郎:
あ、まだマイク持ってたんですね(笑)。

質問者:
まだ持ってました、すいません。

山本太郎:
(笑)、どうぞどうぞ、使ってください。

質問者:
僕はタトゥーいわゆる刺青を入れてるんですけど、これは趣味なんですよ。はっきり言って。海外では公務員の方でも入れられてます。それが、日本では差別されてます。プール入れません。今ほとんどのプール入れません。それが、日本では差別されています。太郎さんを支持されたSUGIZOさんもタトゥーを入れていらっしゃいます。それは個人の自由だと思います。それについてどうお考えか、お伺いしたいと思います。

山本太郎:
あの、個人の自由だと思いますよ。というよりも、アートじゃないですか? 

質問者:
そうですね。はい。

山本太郎:
ねえ。私はそう思います。

質問者:
ボディアートです。

山本太郎:
中学生くらいの時に入れたくてしょうがなかったんです、僕。

質問者:
あ、そうなんすか? 

山本太郎:
でも今の状況だったら、あ、入れなくて良かったなと思っちゃうんです。どうしてか? サウナ行けなくなるじゃないですか? そういうとこ多いでしょ? 

質問者:
プール行けないっす。

山本太郎:
で、私一回、昔、映画の中で、ちょっと言葉選ばずに言えば、暴力団の、ヤクザの役やったことあるんですね。その時に背中に刺青入ってる状態で、ま、一日かかってですね、朝3時くらいに現場入って、朝9時くらいまでずっと刺青入れられて、ま、ペインティングですね、和彫り調のやつを入れられて。その日の撮影終わった後にサウナ行ったんすよね。そしたら血相変えて店の人が来ましたね。「あの、困ります」つって。「そうじゃないんです」って言って。まあ、とにかくそこまでいかないにしても、ポイントでね、なんだろう、アートとして入れてる人たちもいるし、でも、まあもう概念変えんとダメですよ。もうそういう時代じゃないってことですね。

質問者:
あの、来年オリンピック、パラリンピックで外国人たくさん来ますけども、彼らは普通の感覚としてファッションの一部としてタトゥー入れてます。日本人の意識は、海外の意識とはかけ離れていると思います。

山本太郎:
あのおっしゃる通りで、もう今、もう2020年近づいてんですよねってことですね。でも刺青っていう概念も、もう本当にアートとして、世界中で取り扱われてるんだから、日本だけそんな閉鎖的な考え方でいいのかと。ま、自由じゃないですか。他人の体に刺青入れようとしたわけじゃないんですから、ねえ? 入れたくない人の身体に無理やり入れてるわけじゃないんだから。自分で自分のね、いろんなポリシーがあったりとか、いろんなね、自分のデザインしたいという思いで、身体にデザインするわけだから、それもっと自由にしていいと思うんですね。ただ、刺青入れたことによって、オイ、みたいなことになるとめんどくさい話になりますけど。

質問者:
それはしないです。一切しないです。

山本太郎:
そういう威嚇をやめるという約束のもとで、もう解禁するべきだと思いますね、私は。ええ。プールもサウナでもお風呂でも。

質問者:
ありがとうございます。

山本太郎:
いや、ちょっと可哀想だなと思ってたことがあって。要は昔波乗りやってて、冬の日本海とか行くわけですね。したら、終わった後に、温泉、ね、普通の公衆浴場みたいなとこで温泉わいてるとこ入るんですけど、まぁ多分お父さんが堅気じゃないという状態で、あの、刺青が入ってたんですけどね。子どもの体洗ってる途中で、「もう出てくれ」ということ言われるわけですよね。そういうの見てるとちょっと切ないですよね。ちゃんと最後まで洗わしてやれよっていうような気持ちになりますよね。だから、もうそういうなんか、まあ、昔もいたみたいですけどね、なんかこう、その、なんだろう、自分の入ってるデザインを皆んなに見せたいって事で、ちょっとね。でももうそういう時代でもないじゃないですか? だからもうこういう事は解禁されていくべきだろうと、オリンピックを機に、もう刺青はアートだよね、それぞれ皆んなの個性だよねってことで。

質問者:
ありがとうございます。

山本太郎:
公共の施設ではフリーにしていくべきだと私は思うんですけどね。

質問者:
ありがとうございます。

山本太郎:
すいません。ありがとうございます。あ、こんな横から? ありがとうございます。どうぞどうぞ。じゃ、横の方。ありがとうございます、こんな角度から見ていただいて。あ、じゃあこれ、私が受けましょうか、あ、そっちにあったみたいです。山本太郎がマイクを握っております。皆さんからのご質問にお答えをしております。答えられてるかどうかはわかりませんが、申し訳ございません。

質問者:
ご無沙汰しております。前回、多分お会いしたのがですね。昨年の1年前くらいですかね、この小田急の地下で先生が演説やっておられた時に、名刺交換の方もさせていただいてるんですけども、そこから1年以上にわたって先生のYouTube動画ですとか、あと、れいわ新選組のスタンスですとかっていうのを見させていただきました。で、それで今回の方も、先生の方に投票させていただいたんですけども。
あの、さっきもちょっと出たと思うんですけども、吉本(興業)の問題出たじゃないですか? で、私、さっき、こちらに出向く前にですね、日刊ゲンダイさんっていうインターネットメディアあると思うんですけども、そちらのほうで、その吉本さんに対してクールジャパン(機構)という、いわゆる我々の血税をですね、投入した事業の方が、自民党政権とズブズブな関係で投入されてて、で、赤字になってると。その赤字のしわ寄せというのが、先ほども取り上げられた生活保護、どんどんどんどん今、段階的に削減されてるじゃないですか? で、そちらの方を削るような形で、結局、吉本のクールジャパンの方に血税を優先的に補填されてて、っていうおかしなことが先ほど掲載されてたんですね。で、なんでそのセーフティネットと言われている制度にすがらなければ生きていけない人たちよりもですね、こういったブラックだの、何だのって言われている吉本の方の、ま、要は投資優先度と言うんですか、額の方に、優先度を回してるのかと考えたときに、これを面と向かってですね、指摘できるというか切り込める方というのは、やはり山本先生しかいらっしゃらないのかなと思ったんですよ。それで私が聞きたいのはその一点だけなんですけど、その税金の使われ方についてどういったお考えをお持ちかなっていうのが聞きたいことですね。

山本太郎:
ありがとうございます。山本太郎が皆さんからのご質問にお答えをしております。もしもですね、お時間がない方、山本の話を聞いてる暇なんかないんだって方、冷やかしで結構です、チラシの方をお持ちください。チラシ、冷やかしでなんぼでもお持ちください。そしてですね。点字版、点字版でもこのチラシお渡ししております。もしも身近な方に点字ご利用の方いらっしゃいましたら、ぜひお持ちください。ありがとうございます。

ま、吉本に対してクールジャパン名義で100億円くらいのお金が投入されてることに対して、一体どういうことなんだと。その一方で社会保障費どんどん削られてるじゃないか。今、おっしゃったように、生活保護費はどんどんどんどん削られてます。なぜ削るかって言うと、これ自民党の選挙の公約なんですよ。「生活保護をスリム化する」っていうね。だからこそ、あの片山さつきさんからの流れがあったわけですね。あまりにもありえないですよ。だって命かかってますからね。命がかかる社会保障をどんどん削減していきながら、一方で自分たちのお仲間にはどんどん儲かるように金流していくっていうのは、これに限ったことじゃございませんよってことなんですよ。

だから、はっきり言って、投資をして見返りがあるからこそ横流しするんでしょってことなんですよ。そりゃそうですよね。で、例えばですけれども生活習保護の方々に対して、あの、その削減をやめるってことに対して、自分たちにメリット何かあるのかって多分考えるんでしょうね、あの人たち。メリットはないだろうと。そうするならば、もっと直接的に利益が、利益関係があるところに金をまいていった方が、自分たちに回ってくるんじゃないか、それがお金という形なのか、票という形なのかなんなのかわわかりませんよ。でも、確実にほんとに、そこに投資をしないと、命に繋がる話だよねってことも無視するわけですよね。

たとえば水道の話だってそうです。水道はもう老朽化していると、ねえ。で、これを水道管の管路をどんどん交換していかなくちゃならない。60兆円かかるんだ。これ、公共がやったらとんでもないお金になるから、民間にこれ頼もうぜ、民間だったら安くする知恵があるだろうっていうことで、やってるのがPFIって言われるやつですね。これPFIってやつはもうイギリスでは、もう終わった話なんです。要は公的な機関がやることによって、お金が超かかるから、民間のノウハウで安くやろうって言っているけども、実際蓋開けてみたらとんでもない。公共でやるよりも、民間でやる方がべらぼうに高くなった。要は公共を使って民間を食わせていくっていう、非常に竹中平蔵的な考え方ですね。イギリスではもうやめることになったんですよって。(PFIのなんか(スライド)出ますか? ああ、出ましたね。)“政商”納言、竹中さんですね。私の尊敬する方です。(棒)みたいな。

いや、その先ほど言ったPFI、イギリスでやめるってことになったPFIの、日本版PFIの旗振り役はこの方ですからね。どこまでいってもついてくんだなって話ですね。金の匂いのするところには。ええ。で、ごめんなさい。あれで出るかな。えーっと、イギリスの、イギリスの、えーっと、イギリスの報道の中にでてくるやつ。ありがとう。例えばですけれども、イギリスの報道、The Guardian、2018年1月。イギリスの会計検査院の発表から引いてきたものですね。このPFI、民間、公共の施設、これをどんどんリニューアルしたりとか、工事していったりとかすることを民間に頼む、っていうことによってどうなったかっていうことが書かれています。イギリスの会計検査院が調べた結果、納税者はPFI契約のために2千億ポンド、約30兆円余計に支払うことになる。むちゃくちゃじゃないですか? 誰のためにこんなことやんの? 民間でやったら安くできるって言ったやんって話なんです。でも全然違う。逆に言ったら民間を余計太らせる為にこうやって横流ししていくってことがおこなわれている。

他、ありますか。これが一番いいわ。これ、Financial Times(フィナンシャル・タイムズ)。(ごめんね、その1個前がいいな。)はい、18年1月。イギリス会計検査院の報告では、PFIを利用して建設した学校、PFIを利用して建設した学校は、公的機関がやった場合よりも、4割も高く、病院では6割を超える費用が余計に掛かる。全然、安いって感じじゃないでしょ。てか、むちゃくちゃ高なってるやんって話です。こんなことを続けてたらそりゃむちゃくちゃなりますよ。だからもう終わりだね、これはっていう話なんです。この手法は。イギリスはもうやめる方向にあるのに、日本は何周遅れでこれを導入してんだってことです。でもこれテレビ、新聞で言わないんですよ、あんまり。テレビで取り上げられた記憶ありますか? このPFI法のこと。私、PFI法の審議、内閣委員会ってところで、やってんですね。担当で。これほどとんでもない話を日本に持ち込むって話なのに、全然、テレビ取り上げないんですよ。そりゃそうですよね。企業側の利益、これに繋がる話ってのはテレビであんまり流れないですよ。邪魔したら困るんですよ。邪魔したら広告抑えられますよね。コマーシャル流しているもの止められたりしますよ。じゃあ、これ以上、契約更新しないわみたいな話になったら困るからって。期待しちゃだめなんですよ。だって、テレビは皆んなのものじゃない。テレビは企業のものなんだからって話ですね。

(じゃあごめん。あれだけ。二条、出るかな。PFI法の二条。)じゃあこのPFIってのはなんですか。さっき言いました。公共、公共を使って民間を儲けさせる。例えば、水道管の改修、ね、いろんな管路を繋げていくとか、新しい空港を作りますとか、建物を作りますとか、いろんなことがあるんですけども、どこまでの範囲をでできるかってことを、PFI法の二条に書かれてる。読みます。

道路、鉄道、港湾、空港、河川、公園、水道、下水道、工業用水道等の公共施設

庁舎、宿舎等の公用施設

賃貸住宅及び教育文化施設、廃棄物処理施設、医療施設、社会福祉施設、更生保護施設、駐車場、地下街等の公益的施設

情報通信施設、熱供給施設、新エネルギー施設、リサイクル施設(廃棄物処理施設を除く。)、観光施設及び研究施設

船舶、航空機等の輸送施設及び人工衛星(これらの施設の運行に必要な施設を含む。)

全部です。全部。ぜーんぶ。この国、売っ払う奴らですよ。泥棒でしょ、こんなの。強盗ですよ。強盗の姿をした、政府なんですよ。違うな、政府という皮をかぶった、実は皆さんの利益を食い潰すような強盗団に乗っ取られてるのと一緒なんですよ。泥棒ですよ、こんなの。これを止めましょうって話なんですよ。

税金の使い方も一緒。皆んなから搾り取ったものどこにやってるか、横流しし続けてるじゃないですか。皆んなの、皆んなの税金で作ったいろんなインフラさえもこうやって横流ししていくんですよってことです。あまりにもありえないって。これを止められるのは誰かっつったらもう政治にその勢力はないんですよ。ブレーキになりえない。だから、そのブレーキを何とかして作らしてくださいってことなんですよ。本当に。つまみ出さなきゃ日本変わらないんですよ、こういう人たちを。こういう人たちを。こういう人たちを。都合のいい時だけ大学教授。ね。でも実態は?って話ですよ。清少納言でございます。

とにかくまず、こういうような皆さんの利益を食い潰してでも自分たちが太ったり、違う、自分たちのお仲間も太らせていくようなことを実際にやっていくような人間。議員でもないのに民間議員とかいう立場で好きな事やり放題。すごい息長いですね。ずーっといてますよ、この人。あまりにもありえない。何をありがたがってんだ、いつまでありがたがってんだって話ですよ、竹中平蔵を。じゃあ、ま、竹中さんでもやりますか? 静かめにやってくださいね、時間も時間なんでお願いしますね。ええ。

竹中平蔵ろくでもない。

(聴衆:竹中平蔵ろくでもない。)

竹中平蔵ろくでもない。

(聴衆:竹中平蔵ろくでもない。)

竹中平蔵ろくでもない。

(聴衆:竹中平蔵ろくでもない。)

お気持ちは分かりますけど、大声で言い過ぎですよ、皆さん。すいませんね(笑)。じゃ、どうやってそれを追い出すかって言ったら、やっぱりもう選挙しかないんですよ。選挙しかないんですよ。ひっくり返すしかないんですよ。もう始まってんですよ。もう次は始まってんですよ。横に拡げるしかないんですよ。このままじゃ食い潰されますよ。仕留めにいくしかないんです。やられる前に仕留めにいくしかない。それが政権交代でしょ? 1回の政権交代ではおそらく満足いくような社会になるかどうかは分からない。でも丁寧に丁寧にそれを政権交代しながら、何度もしていけばいいんですよ。いい方向に変わっていくように。少なくともブレーキはかけなきゃなんない。じゃないと、オリンピックの後、地獄ですよ。そう思います。じゃ、すいません。じゃ、その前の方。山本太郎がマイクを握り、皆さんからのご質問を受け付けております。あ、で、先生っていうのやめてくださいね。はい(笑)そう言う方、いらっしゃいますけど。

質問者:
ちょうど竹中さんの話が出たんで。あの、ちょっと私ですね、30歳で初めて国政の投票したのが、いわゆる小泉劇場の時なんですね。でも太郎さんはその時どういう投票行動したのかなっていうところと、私、実際に小泉劇場でニュース見てまして、ニュース面白いな、政治面白いなと思ってしまって、自民党に投票してしまったんですね。それは今すごい後悔してます。で、小泉政治の流れって、今、まだ続いてるんですよね。それを終わらしてくれるのは、山本太郎さんしかないと思っていて。はい。私思うんですけど、ぜひ小泉ジュニアと直接対決して負かしてほしいなと思ってます。

山本太郎:
強いで、あっちは。アメリカの代理人やで。(笑)なんつって。ま、でもジャパンハンドラーと言われる方々とも非常に親交が深い方ですから。ね。いろんなこと勉強されてる方だと思います。小泉ジュニア。ありがとうございます。

ま、あの、いつもね、ふんわりしたことを言われるんですよね。非常に魅力的です。それって本当は重要なことだと思います。でもね、確実に彼が総理になっていくっていう道を、しっかりと貢献してっているのが、私マスコミだと思うんですよ。選挙特番の時に必ず特集組まれますね。いや、これはおそらく利害が一致してるんじゃないかなって、私の穿(うが)った見方なんですけど。だいたい中心となる、というか、撮り方。その使われるカットの顔の方向が結構一緒だな、みたいなね。女優みたいだな、みたいなこと思いながら見てるんですけどね。

ちょっと話戻りますけども小泉政権時代というよりもその周辺、私は何をしてたかってことなんですけど、申し訳ないです。選挙に行ったかどうかも記憶がないくらいです。本当に申し訳ないんですけど。選挙に行かなきゃならないよなって漠然とした思いはありながら、でも、前の日飲みすぎたりとか、めんどくさくなったりとか、そういうことで投票に行かなかったこともあると思います。ちょうど自分が多分20代ですよね、おそらくね。いやもう全然政治とか目ん中入ってなかったですね。だって恥ずかしながら目が開いた、というか私自身が気が付いた、私自身が「あ、これやばいな」と思ったのは、大震災だったんですよね。2011年。申し訳ないんですけど。それまでは投票行ったり行かなかったり、政治のことはあまり考えなかったりっていう人生だったってことですね。申し訳ないです、本当に。こんな世の中作ったの私です。こんな地獄みたいな世の中を作り出した1人の大人として、責任感じてます。

だから、端から見たら、あまりにもちょっと極端に見えるような行動に出てるのかもしれませんね。だってその震災とか、原発のことがあって、そこから自分の職業を一旦辞めて政治に行くとかっていうのなかなかないじゃないですか。いや、でね、当時言われたことは何かっつったら、「山本太郎、なんか宗教入ったん違うか?」って。いやぜひそんな良い宗教あったら紹介していただきたい。ね。救われるみたいなところ行ってみたいですよね。(聴衆:俺も信じる)俺も信じる? でもやばそうですけどね。何か買わされそうですもんね、なんかね、そういう宗教。

まあまあまあ、何でしょうね、自分自身、堪(こ)らえ性がなかったってことですね。我慢できなくてそういうアクションに出たっていうことなですけれども。だから、これまで散々、政治に対してアクションもおこなわず、アクションも起こさず、興味持たず、おかしいと思わず、自分の人生だけを生きてきた結果、2011年の震災から世の中が少し見えるようになってこんな酷い状況になってたなんて気づかなかったってことですね。そんな自分にがっかりしたし、怒りを覚えた。もちろん政治に対しても怒りを覚えたけどもまず自分自身に一番怒りを覚えたっていう部分だったんですね。本当に遅駆けで申し訳ないっていうか、取り戻します、これを。すいません。変えていくことで責任を取りたいと思います。じゃ、そちらの方。はい。DELIさんじゃないですよね。あ、違います。あ、そちらの方、長い、後ろの方です。すいません。

質問者:
すいません、太郎さん、こんばんは。れいわ新選組いつも応援しております。それで私、個人的ですけれども、今度、衆議院のところで立候補して皆んなと戦い、と思ってるんですよ。それで入党の希望ですけれども、これはどうやって入党の希望出せばいいのか。それと私あの精神障がい者で先ほど言ったものですけども、こちらから精神障がい者でも楽な日本にしたいと、そういう希望をたくさん持ってですね、これからも活動していきたいと思います。それで一応、私、「皆んなの希望」の代表ですけども、入党希望するためにはどうすればいいのか。それを教えてもらいたいのと、あと衆議院、皆んな頑張りましょう。

山本太郎:
ありがとうございます。山本太郎が皆さんからのご質問にお答えをいたしております。精神障がいをお持ちの方、それで、政治にもぜひ参加をしたい、と。で、私たち、れいわ新選組に参加するにはどうしたらいいか、入党という話もありましたけども、基本的にれいわ新選組は、国会議員と、国会議員の候補者というもので構成されるグループになっております。なので、地方議員であったり、というところが、れいわ新選組を名乗ったりとかは、できないシステムになっています、っていう形にしました。無所属でやられてる方々で私たちがその方々に推薦を出すということはあったとしても、その、なんだろうな、地方にれいわ新選組の直々の議員を作り出すという形ではなく、無所属という形でやっていただきながら、じゃないと地方議会にも分断を持ち込むようなことになったりするのは、やっぱり私、違うと思うので。また形が違うと思うんですね、国会と地方はということです。で、一般の方々で、入党したいと思う方々もいらっしゃると思うんですけども、先ほど言いました、100人の候補者を衆議院で立てなきゃいけない、だから、これ、公募します、公募。衆議院で戦い、衆議院を一緒にやりたい、候補者として、という方々、こういう方々も拡げていくために、公募をいたしますので、ぜひ、そこに応募をしていただくという形で、チャレンジをしていただきたいという風に思います。ありがとうございます。

でね、障がい者と言われる人たち、どのくらいいるか、といったら936万人、936.6万人、人口の7.4%。身体障がい者436万人、知的障がい者108万人、精神障がい者392万人、これだけの数いるんですよ。現在、重度の障がい者、最重度と言われる難病のALSの舩後さん、そして重度障がい者の木村英子さん、このお二人が入りました。ということになったら、436万人のうちの代表が2人入ったわけですから、それ以外のカテゴリーの方々も、私は国会に行ってもいいんじゃないかと思っています。皆さんどうですか? 

だって、今日初登院だったのに、初登院する前に国会動かしたんですよ。すごくないですか? もう仕事してるんです。その存在だけで仕事をしている。それがれいわ新選組の2人だと思います。で、一番問題になったことは何かというと、重度訪問介護。要は24時間の介助、介護を受ける、そのサービス、生活するために、ヘルパーが必要です、介助者が必要です、っていうような状況。これ、公的サービスですけれども、除外される部分がある。何か? 通学したり、学校で学んだり、そういう時。他にも通勤したり。他にも仕事に就く。この時間帯は、除外される。だから重度の障がい者が、働きたいと思っても、学びたいと思っても、その時には公的サービスが使えないわけだから、実質これ、障がい者、重度障がい者は働くな、社会に出るなっていうことのメッセージなんですよね。これちょっと変じゃないですか? 私、変だと思うんです。

この中に自分は一生健康で生き続けるだろうと思われる方、いらっしゃいますか? だって、明日、自分が障がいを負う可能性ありますよ。来年、自分が重度障がい者になる可能性、誰にだってありますよ。その時に自分が公的サービスを使っていきながら、しかも生きがいを得るために仕事をできたりとか、生きがいを得るために何かを学べるっていう環境を作っといたほうが良くないですか? 今回、れいわ新選組の2人、舩後さん、そして木村さんがやろうとしたことは、この重度訪問介護、公的サービス、介助者がつきますというものに対して、除外されている通勤通学、学ぶこと、そして勤務時間内、これも公的サービスに含めてくれ、重度訪問介護をそのような制度変更をして私たちを迎え入れていただきたいということを言ったんですね。それで出てきた言葉は何かというと、お前ら国会議員なってたんまり金もらってるくせに自腹でやれや、って言葉になったってことなんです。それ、自腹でやっちゃったとしたら、国会議員としてそれ自腹でやっちゃったとしたら、それ以外の重度障がい者の人たち、自分たちで払わなきゃ働けなくなりますよって、自分たちで払わなきゃ学べなくなりますよって、そんな悪い前例作ってどうするんですか? パラリンピックのホスト国ですよ、ここは。矛盾してません? 

それだけじゃなく、障がい者の権利条約。障害者権利条約。これ世界との約束。条約ですから法律よりも上にあるもの。憲法の次に条約、条約の下に法律。法律よりも影響力がある。力は強い条約で決められた、障害者権利条約。ここには、ちゃんと書かれてんですよ。障がい者であっても、健常者が、健常者と同じように働ける環境を作らなきゃいけないってことですね。健常者が働く時に、お金払って人を雇わなきゃいけないですかってことなんですよ。そんなんないでしょ? 健常者の議員が自分で仕事する時にヘルパーを雇って手足の代わりになって動いてもらうっていう費用かかりますか? かかりません。健常者だからですよね。でも重度障がいを負った方々は当然、手足となる人々を、まずサポーターとして、いなきゃならないってことですよ。同じ条件、同じ同じ条件のもと、働けるようにしなきゃいけないよっていう約束が障害者権利条約なんですよ。で、パラリンピックホスト国のわけでしょ。で、今回の、選挙で二人、重度の障がい者が国会に行ったんでしょ。変わらなきゃダメですよね、変えなきゃダメですよね。

当然の話だと思ってます。だけどそこまでは勝ち取れなかった。国会にスロープができたりとか、投票できないから代わりに誰かに投票してもらえるっていうシステムは、合理的配慮として国会がやってくれた。けれども本当に重度障がい者が必要な、合理的配慮。重度訪問介護サービスの、仕事もその公的サービスでできるようにするってことはなされなかった。だから二人は中に入ってこれから議論を進めていってその道を開くんですよ。たとえあなたが明日、重度障がい、重度障がい負うような状況になったとしても、あなたが公的サービスを使いながら、生きがいを得られる、仕事ができるようになる、この方が良くないですか? どんな状況に陥ったとしてもあなたが生きがいを失わず、人間の尊厳を失わず生きていける社会をつくるのが政治だったら、これやらなきゃダメなことじゃないですか? 無駄な金使うなって方もいらっしゃいます。何をやってんだ、寝たきりの奴らにそんなことをやってって人います。でもあなたがその状況になった時に、同じ言葉があなたに降りかかってくるよって。そんな状況でそんな世界で生きてたいと思いますかってことですよ。

どんな状況に落ちてっても生きてたい、自分が充実して生きてられるっていう社会にしようよっていう、それだけの話ですよ。明日分かんないんだから。来年分かんないんだから。自分がどんな状況に置かれて困ったとしても必ず手を差し伸べてくれる。その存在が国であってほしいし、行政であってほしいじゃないですか。そういう国作ろうよ。そういうお誘いです。そんな綺麗事、通用するかと思っている人もいると思うけど、私は、そういうヴィジョンを持って政治を作っていきたい。それが多数派になった時にはそういう社会ができる、当たり前じゃないですか。今、選挙の中における多数派は何を考えてるか? 企業のための利益を第一に考えている。だからあなたが絞られて企業側に利益がつけられていくんだって、消費税は上がっていく。その穴埋め。消費税上がったってあなたの社会保障に一部しか使われてないでしょて、大企業あげられ、大企業が大減税されて、ねぇ、金持ちが大減税されてそれの穴埋めに消費税、使われてるような使い方されて、あなたのためじゃないでしょって。その裏で何やられてる?つったら、この7年間の間に4兆円以上、社会保障費削られてるよって。踏んだり蹴ったりじゃないかって。変えていけんですよ、すべて、政治で。あなたが変えたいと思うかどうか、それだけですよ。その先頭に立ちたいんです。その先頭に立たしていただきたいんです。

どうせ政治は裏切るだけだろうと思っているかもしれない。賭けてみてくださいよ。一緒にやりましょうよ。

その、一緒にやりたいんですよ。やってみましょうよ。追い出しましょうよ、余計な人たちは。皆んなのための政治をやれるようにしていきましょうよ。でね、今回、れいわ新選組で受かったのは2人だけだった。けれども政党要件は得たわけですから、次の闘い方はずいぶん楽になります。そこに私は立候補して欲しい人たち、いるんですよね。いますか? れいわ新選組の方々。あ、どうぞ入ってくださいよ。ありがとうございます。お声掛けもしないで申し訳ございません。勝手に来ていただきました。熱いメンバーの方々です。どうぞどうぞ順番に。どうぞどうぞ。じゃ、まず蓮池さんから一言いただいていいですか。蓮池さん、辻村さん、そして照子さん。順番に。

はすいけ透:
こんばんは。遅くなりまして、ありがとうございます。本当にたくさんのご支援いただきまして、ありがとうございます。非常に、20日、先月の20日に本当に皆さんから元気いただいて、たくさんの方が集まって頂いて。

聴衆:
元気もらった、ありがとう。

はすいけ透:
あ、ありがとうございます。で、非常な大きな高揚感で新潟に戻りましたら、愕然と、このギャップは何だということ。だって、私の住んでるところは塚田忖度氏が勝ってるんですからね(※新潟選挙区としては塚田一郎候補は落選)。そういうところに帰ってですねー。

ま、どういうギャップを埋めていくのかっつうその課題がまだあるなと。いつまで角さん(※田中角栄)の亡霊にすがってんのかっていう、そういう気がしましたんで、そんなところをも考えていきたいと思っています。

辻村ちひろ:
皆さん、こんばんは。すごい。辻村ちひろです。えっと、本当に皆さんのご支援いただいて、政党要件取れてよかったと思いましたし、何よりも、舩後さんと木村さん、議員になれて本当に嬉しく思ってます。残念ながら私は行けなかった。ですけど、この日本の環境問題、自然保護問題と経済が両立するっていうところをしっかりと訴えていくことを途中で諦めたくない、そう思ってます。ですので、(山本)代表が「おまえはダメだ」って言わない限り、次、衆議院選挙、僕は出ます。

渡辺てる子:
皆さん、こんばんは。れいわ新選組の渡辺てる子です。本当に本当に、皆さんから多くの多くの温かい強い励ましいただきました。今もそのパワー、私の中に残っています。皆さんから、あれをやりましょう、ここに行きましょう、この人と会ってください、いろんなオファーいただいています。ありがたいです。全部やります。全部やります。さあ、お楽しみはこれからです。私、れいわ新選組、渡辺てる子にとって、次(の選挙)出ないという選択はありえません。皆さん、一緒にやりましょうねー。よろしくー。

山本太郎:
はー、元気出た。もう、疲れ切ってたんですけどね。いや、ありがとうございます。てかね、行ってもらわな困るんですよ。そうでしょ? 当事者行くだけで大きく変わる。当然ですよ。1番わかりやすいケースを今、れいわ新選組の2人で見ていただいてると思います。もっと当事者の声を国会の中に届けるためには、まず、前回、叶わなかった皆んなで私も含めてね、皆んな行く。それ以外のメンバーも皆んなで一緒に行く。そういうことやっていきたいんです。もう始まってます。横に繋がってください。横に繋がってください。丁寧にその道のりを皆んなで舗装していきましょ。一緒にやっていくしかないんですよ。力貸してください。

れいわ新選組、政党になってから、もの凄いことになりました。何か? やらしい話していい? やらしい話。前回は、私たち政治団体でした。政治団体の時にできる寄附、ひとりの最高額は年間150万円までだった。けれども政党になって、なんと、ひとり2000万円まで入れられるようになったんですよ。金持ち探して、金持ち。気のいい金持ち。(笑)それだけじゃない、それだけじゃないんです。前、私たち、政治団体だった時には、1円から、1円から、国のルールで個人情報を書かなきゃいけなかった。名前、住所、電話番号、職業みたいな。それが政党になったら、1000円以下は、記入要らないんですよこれ。最高じゃないですか。1円からお受けしますよ、1円から。10億以上、10億以上集めますからね。1円から受け付けています。寄附はあちらで。衆議院選挙に向けて10億円以上集めます。無理しないでくださいよ。無理しないでください。1円でも重ねってって、しっかりと温めていただく、って事も出来ますし。

何よりも、そして、お金だけではなく、実際にあなたの力をお借りして拡げられることがあります。何か? ポスターを貼ること。ポスター。前を作ったポスター、選挙の時ではなく前に作ったポスターがまだ余ってます。これをぜひ拡げていただきたい。今だったらまだテレビで映ってるから、貼りやすいかもしんない。だから、ポスター、1円からの寄附、そしてボランティア登録、そちらです。一緒にやりたいんです。力貸してほしいんです。秋には新しいポスターが出来上がりますので、それまでに何かしたいわって方がいらっしゃったら、ぜひ、ポスター。熱中症で倒れないように。ぜひ、お力を貸していただきたいと思います。

あなたの為の政治をおこなおう。そのために皆んなで力を合わせてやろう。そういう事です。生産性で、人間がはかられる、そんなのやめですよ。働いていようが、働いていまいが、役に立っていようが、役に立っていなかろうが、関係ない。あなたは生きてるだけで価値がある。そんな社会、一緒にくるんですよ。政治で。初めての試みですよ、この国にとって。やってやりましょうよ。あっと、言わしてやろう。デフレからの脱却? 税金だけで無理だっていうんだったら、金、刷らせますよ。当り前じゃないですか。借金してでもちゃんと詫びろって話です。人々の生活を底上げしろ。当たり前です。ただし、インフレ率にだけは注意します。やれる方法はいっぱいある。皆んなの力合わせてやりましょう。ありがとうございます。
渡辺てる子さん!

渡辺てる子:
いえーい。

山本太郎:
辻村ちひろさん! はすいけ透さん! 山本太郎! We are れいわ新選組。
ありがとうございました。ありがとうございました。選挙の時よりもちょっとね、低めのテンションでいきますけどね。すみませんね。ありがとうございます。

しっかりこれから全国まわって繋がっていきますので、もし私たちが行くところの地方にお知り合いとかいたら、まだ繋がってない人いたら、「一回、直接見に行って、直接質問してみ」って。そこで納得いく答えがもしも得られた場合には力貸してよ、とか、そんな形でぜひ拡げていっていただきたいと思います。秋からしつこく冬がくる前まで、ねっとり全国まわっていきます。参加していただけるメンバーがいるならば、その都度、その都度、入っていただいて。もう始まってます。皆んなで拡げましょう。変えていきましょう。ありがとうございました。


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