銀行の貸し手責任を問う会の全面的な協力で実現した、デモクラシータイムス取材企画 特別篇。
「銀行の罠」第3回で取り上げたシェアハウス「かぼちゃの馬車」事件。こちらから⇒ https://youtu.be/Jp71v-Kfzqo
舞台となったスルガ銀行の今年の株主総会は、冒頭から打ち切り終了まで、強行採決の国会を彷彿とさせる騒然とした雰囲気でした。
被害者株主の質問を封じ、役員ははぐらかしの答弁を続け、銀行の先行きも被害者救済も明確になりませんでした。
しかし、ここまで、河合弁護士は、一歩も引かない闘いを宣言し、被害者の方たちも出勤前にスルガ銀行前でのデモンストレーションを続けてきました。その結果、いま、水面下では光が見えてきています。他の銀行からの資本注入なしには存続できないスルガ銀行は、身ぎれいになるために交渉に応ぜざるを得ない状況に追い込まれてきました。債権回収会社を通じることにはなりますが、銀行が個人の債務者に対して担保物件である土地建物の価値の範囲での弁済を受けたらそれ以上の取り立てをしない、という前例ができれば、それは歴史的画期的なことです。
被害者の方たちの奮闘の成果を今後もお伝えいたします。
出演は、河合弘之(弁護士 被害者弁護団団長)、山田厚史、山岡淳一郎 です。
銀行の貸し手責任を問う会
http://www.kashitesekinin.net/
デモクラシータイムス
http://www.democracytimes.jp/